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413.イエロー
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682 :イエロー
12/28(木) 23:15
エピローグshot”5”とある存在と最後の言葉
受け継がれ行く意思達は新たなる偉大なる歴史の一歩は踏み出そうとしていた
20年間未知なる海域(アンノウン)の最果て”シルクロード島”にてただ1人鍛錬を続ける女がいた
一本の角が生えている紫髪の女
『3千ッ…』
その女は指1本で腕立て伏せをしていた
元『無邪気一味』戦闘員
【一角獣】のハルモニア・ネオン
懸賞金11億6千万ベリー
懸賞金の額だけではメンバーの中でダントツトップを誇るパワーとバトルセンスを持ち合わせる
ネオン
「5千ッッ…よし今日はここまで」
ミルキィが消えた後に島に1人残り侵入者達を拒む門番として、彼女自身が”鬼族”として、そしてロード一族に使える末裔からなる意思として
スタスタ…
ネオン以外この島には誰も居ない筈にも関わらず何者かの足音が聞こえて来た
ネオン
「誰だ」
兎耳の黒髪の男がネオンの元へ歩み寄る
兎耳の黒髪の男
『二ハハ…やっど辿り着いだべ…』
ネオン
「お前誰だ?それに遠くからも微かに感じる強い者達が2、3人居るな」
兎耳の黒髪の男
『ひゃ〜〜流石は無邪気一味のNO.1の女だ。沖に停泊する船の存在までこの距離を見聞色で把握するとは驚いだぞ』
ネオン
『お前は?』
兎耳の黒髪の男
『ニハハハ、昔ミルキィと殺し合った仲だ』
その言葉にネオンは瞬時にスイッチを入れ戦闘態勢に入る
ネオン
『超張り手ッ』
ノーモーションの攻撃、それは男の顎を捉えた
兎耳の黒髪の男
『ニハハ…いっちょやるべ』
シュッ
ネオンの右張り手を躱してそのままネオンの右腕を掴み宙へ放り投げた
ネオン
「動きが早いッ」
兎耳の黒髪の男
『真・人獣化(メタモルフォーゼ)』
男は黒い衣を纏うと共に黒兎の人獣化の姿に変貌した
ネオン
「その衣…もしかして覚醒済みか」
マックス
「もう暴走もしねぇんだぞ…ニハハ」
バキィバキィ
2人の殴る蹴るのせめぎ合いは30分経過した
兎耳の黒髪の男
『流石鬼族の血筋…強ェ。言い忘れだけどオラはハナから此処の場所を教えて貰って来たんだオメエ覚えてねーが?オラを』
ネオン
「ハナから!?…ある様な無い様な」
その男の名は
『黒兎海賊団』船長
【黒兎】のトーヴァ・マックス
懸賞金12億5千万ベリー
少数人数で一味を率いて23年もの時間海を航海する海賊
ネオン
「あ…黒い兎…謝肉祭の時のマックス??」
23年前にヒヤシンス諸島で行われた謝肉祭(ファストナハト)にて準決勝でミルキィと戦った事を思い出したネオン
マックス
「ニハハハ!オメェどの戦闘はただの興味本位だず、仲間は海岸に停めてる船で待機させった、俺はただミルキィに花束をな」
そう言うとマックスは花束を祭壇に掲げた
ネオン
「ミルキィは…」
マックス
「…?」
ネオン
「生きてるよ!」
マックス
「何ィッッ〜〜!?」
ネオン
「ミルキィの事好きなんだな!」
マックス
「いや…待ってけろ、て言うがミルキィは天賦海賊団ロパート・ギルトどの抗争で死亡記事が出てだんだぞ」
:
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ネオンから事の経緯を聞いたマックス
マックス
「ミルキィが生きてるなんで…まだ戦りてェな〜〜どんだけ強くなっでんだが知らねェんだけどよ」
そしてマックスは突然口を告げる
マックス
「ネオンも知っでるど思うが”新時代”って奴ァどんどん取り込まれていぐ」
ネオン
「あァ。私にも”アラクネ”の使いが勧誘に来たんだ!」
マックス
「やっぱが…ただ問題はアラクネだけじゃねェ」
ネオン
「ミルキィがギルトとの戦いでギルトの口から”とある存在”を聞いたって言ってた…それから私はここに残ると決めたんだ」
「そしてミルキィが最後に言ってた言葉…私が思うにあれは世界に異変を齎(もたら)す存在だって思うんだ!」
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マックス
「単刀直入に言うぞ、ネオンも手を貸してけろ」
ネオン
「いいぞ♪」
マックス
「軽ッ…このノリの良さ流石無邪気一味だべ」
ネオン
「アラクネはともかくマックス達はミルキィの友達だ!それに久し振りに戦ってみたいッ!!」
ガシッ
拳を叩くネオン
マックス
「一癖有るが天邪鬼一味の”ジャギー”サーカス海賊団”スピア”にも声を掛げった」
ネオン
「ジャギー…誰だっけ…スピアは知ってるぞ!天賦海賊団との戦いでも同盟を結んでくれたしな」
マックス
「二ハハハ!ミルキィが最後に言ってた言葉を聞いた今…オラの読みじゃ」
ネオン
「わかってるッ」
マックス
「俺の信頼出来る仲間をこの島に預けるがいいが?」
ネオン
「直ぐにでも出発しよう!」
(Android/Chrome, ID:hm4kQqlT0)
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