仲間一覧
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484.Third Theater
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18 :3番手
08/24(木) 18:04
【遅れてきた3人の超新星】
箇条書き 11
モーフィラス城では昨夜侵入者が来たが巨人のビッグショーの脅威の前に敢え無く退散したと言う話が上がる
そしてステイク達の船が消えたことからジュリがミネルバ・モティと一緒に居た情報により仲間を救いにきたが巨人に成す術なく尻尾を巻いて逃げたと言う見解となる。
それを知ったゾネスは笑いながら一緒に居たミネルバ・モティと仲間達はお前を見捨てて出てったとジュリに言う。
ジュリは涙を浮かべながら、それでいい‥とモティが無事にこの島を出航した事を喜ぶ。
それを見たゾネスは不快感を示し拳を握ると振りかぶる。
そしてジュリも歯を食い縛る。
もし‥自分が悲鳴をあげればモティが助けようと戻って来るかもしれないから‥だからジュリはどんな拷問にも悲鳴を挙げなかった。
ステイク達の船が消えたと知ってからのジュリは脱走することもなく1人壁にもたれ天を仰ぎモティの事を想う。
王位継承の儀の日の前の夜‥抜け殻のようになったジュリの傷を儀式の見栄えの為無理矢理手当する医療長のガプターは海賊とは言え君のような若い娘がこんな腐った国の生贄になるのは心苦しい。
何も出来ない自分にも腹が立つと涙を流す。
ジュリはろくでもない人生で嫌われ者だった自分には当然の末路だと笑う。
しかしそんな自分を友達と言ってくれた女がいて迷惑だったと話す。
そして夜が明け王位継承の儀が始まる。
島民達は強制的に暗影の地の中央広場に集められ王族の行うパレードに見せられていた。
式典が始まりボズオン王の経歴やモーフィラス帝国の歴史を振り返る。
そしてボズオン王からの話を聞きボズオンから息子ガディオンへの王位を継承すると宣言すると親衛隊長のスティードンと護衛兵達に連れられたジュリが処刑台に上がる
多数の護衛が取り囲む中、処刑台に上がったガディオンはスティードンから剣を受け取り天に掲げると生住税の更なる増税と増税により城の装備の強化、海賊を寄せ付けない平和な国にしてやると宣言。
それを聞いた島民達は落胆する。
更に海賊達が使う金で何とか今の生住税を爪に火を灯す思いで何とか払ってきた。
海賊すら来ない島ではもう生きていく事さえ困難と絶望する。
ガディオンは高笑いし権力こそ正義!
と言いジュリに言い残す言葉は?
と訪ねた。
ジュリはまたモティの事を思い出す。
ろくでもない自分に優しくしてくれたこと‥
友達と言ってくれたこと。
それがジュリを少しずつ変えていった。
あいつのせいだ‥あいつに会わなけりゃあ‥
と口を噛み締め‥
死ぬ事なんて怖くなかった。
けど今は怖い。
もし自分が死ねばあいつは泣いてくれる‥泣かせてしまう。
一度も名前を呼んだ事もなかった。
恥ずかしかった‥どうすればいいか分からなかった‥
せめて‥名前だけでも‥友達として‥
そう思ったジュリは涙ながらにを国中に響く程の大声でモティの名前を叫んだ。
ガディオンは笑いながら満足したか?とジュリの首に剣を振り下ろす
そして血飛沫が舞う。
カラン‥カランカラン‥
とジュリの首に振り下ろされた筈の剣が落ちる
護衛兵の1人がガディオンの肩を後ろから貫く。
慌てる護衛兵とスティードンと護衛兵達。
ガディオンを刺した護衛兵が深くかぶった帽子を脱ぎ捨ててジュリに近付く。
『やっと名前を呼んでくれたね。でもそんなに大きい声じゃなくても聞こえてるよ。ジュリちゃん。』
護衛兵はモティだった。
あっけに取られる何故来たと声を荒げるジュリにモティは‥
『友達だから、ぶいっ。』
と優しく笑いピースサインをした。
『たまには守らせてよ。』
‥と槍を振り回しジュリの前に立つ。
スティードンの号令と共に一斉にモティに掛かる護衛隊
しかし全員がその場で倒れた。
(Android/Chrome, ID:O5nIkjzF0)
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