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1972.Corpse Reviver【〆】
┗108
108 :
黒沼アラヒト
2021/04/08(木) 13:40
俺のヨルクちゃんは動植物の声を聴くことができるという。
まじエルフっぽい。
>>107 参照
(以下、黒沼アラヒトによる二次創作小説)
ep.1 ささめきを聴く者
エルフの国ウィリディス。王城聳える街の外れに広がる草原は、まさしく常緑を冠するに違わぬ様相。その中に座り込む男がひとり。
風にそよぐ陽だまりの髪。この森の奥、謐と存在する湖の翠を瞳に映した若い男だ。装いこそ簡素だが、誰もが敬愛する当国の王子である。
ミルク色の肌が眩しい彼は、平生、民の規範たらんと引き締めた顔つきを穏やかに緩め、指の腹で撫でたる草木の言葉に耳を傾ける。愛らしくさえずる小鳥を指に休ませ、リスの親子が編み上げた花冠を頭へと乗せて。人知れず、春風の如く微笑む。つくりものめいた美貌が綻ぶさまたるや──妖精?天使?否、まるで女神。そう呼んでも過言ではないだろう。
「ヨルクさま!」
「ヨルクさま、また花とお話しているの?」
今日もまた、彼を慕う子供らがやってきた。
✦
「それは切り傷に効く薬草。そっちは──」
「ふふ。あまり強く握ってやるな。苦しいと言っている。」
右から左から押し合う子供らと草を摘んでいると、やおら小鳥が飛び立った。気に入りの定位置──王子の肩に腰を落ち着けていたリスの親子も、なにかを伝えるかのよう彼を仰ぎ見たあと、急ぎ森へと帰っていく。
小さな友人の姿を見送り、王子は立ち上がる。
「じきに雨が降るようだ。俺たちも帰ろう。」
ep.2 荒ぶる山神
魔物に取り憑かれ凶暴化した神樹を鎮めんとするエルフ王子、ヨルク。
「──神樹よ、俺がお前の内側に巣食う魔物を滅する!それまで抗え、魔に飲まれるな!」
≪ 王の倅か。この地でも屈指の魔力を宿すと聞く。
ふん、飛んで火に入る夏の虫よ。貴様の力も喰ろうてやる! ≫
救おうとした神樹から伸びた触手に絡め取られるヨルク。
「…くっ。こんなことをしても…っ、お前の体は戻らない…っ!」
拘束され、毒の樹液に着衣を溶かされながらも──彼の高潔な精神は、神樹と魔を切り離す糸口を探していた。
(満足顔)
#いやいや、いやいやいや……これは病気だろ。(5度見)
>1時間かけた。何度でも読んでくれ…♡
#お前が書いてくれたものは言われずとも穴が空くまで読み返すけれどこれは取り分け凄まじいな…!(目をかっ開いて一息に)
#…………逞し過ぎる妄想力も引っ括めて愛してるよアラヒト…♡
>えっ、動植物と話せるっつったらこういうことだろ。違うのか?
>奇しくも108項目だ。突然煩悩が溢れ出したのも納得だぜ…♪
~~~以下リアル
🐸「ヒッ!まさかオラを食う気ですかい?!!!」
🧝「ああ。」
🐸「ひえぇええ!お助けぇええええ!!!!!」
🧝「すまん。」(鷲掴み)
#お前の頭は毎日108頁目だ。
>(しゃがみこんで蛙捕まえてる微笑ましい光景の裏でこんなやりとりを)……。血も涙もないヨルクちゃんも好きだぜ♡
>ちなみに、葉っぱむしり取りながらちょっと微笑んでた時はなに話してたんだ?
#俺も無慈悲な俺の前で仔犬のように身を震わすアラヒトを見下ろすの、好きだよ…♡
#あれか?あれはお前の股間が隠れるサイズか否か考えてクスッとしただけだ。
#お前がこの前とくに脈絡もなくニヤっとしていたのは?ブランドと交信していたのか?
>リリの買い物の荷物持ちに駆り出された時の話か?アンタに似合うリップの色探すのが楽しくてさ。淡めの青みピンクか、ちょっとラメ入ったピンクベージュがいいと思うんだけど。両方こっそり買っといたから、気が向いたら声掛けろよ。
(完)♡
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