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303.〜寂しがり屋のお狐様〜【2】
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325 :
秋
2024/04/10(水) 02:28:30
えっ?……でも、……そんな…
(壱蛇の言葉にはたと手を止め思わずそんなわけはないと言い返そうとするが本来式とはそういうものであるのだという考えに至り、それでも生命ある式たちとずっと過ごしてきた時間がある故になにも言わずにただ薄く微笑みを浮かべているだけの漆の姿にそれ以上言葉が出てこないでいて)
アキ
……。ふふ、ありがと…う
(ミヤ自身に慰めているという自覚はないのだろうと気づきつつも同じような立場の相手がいるというだけでもだいぶ気が楽になったためふわりと笑顔を向けて)
【年始にご挨拶したきり大変お待たせしてしまい申し訳ありません。
だいぶ生活が安定してきたのでお返事をしたためさせていただきました、厚顔無恥とは重々承知しておりますがまだお待ちいただけておりましたら幸いです……】
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