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354.愛は惜しみなく
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995 :
久我 政光
2024/05/12(日) 12:37:55
(此方の話も聞きたいと告げる彼に変わらぬ喜びを滲ませながら勿論と頷き、その後も終始穏やかな時間の中で言葉を交わし。それからどれほど経ったのか、そろそろと聞いて壁に掛けた時計を見てみれば確かにリミットが迫っていて、名残惜しさを感じながらも賛同を示すと今夜はリビングにあるベッドで寝ようと視線を向けつつ空になっている二人分のグラスを持って立ち上がり)
君との時間は過ぎるのが本当に早い。…それじゃあ、今日はこのままこっちで寝ようか。洗ってくるから、待っててくれ。
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