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┗534.嫌われ皇子と偽り王女(421-430/643)

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421 :ヴァレファール
2025/03/31(月) 14:49:21

便宜上はパトリシア様が私の伴侶ですが、私はあなた自身を迎えたいと思っていますので。不必要だと思いになるならば今からでも無かったことにできますよ。
(指輪に関しては確かに人前に出る時以外付けなくてもいいのかもしれないが、なんとなくそれは嫌な気がして。つい自分のエゴで作らせることにした為に相手が嫌がるのならばと)

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422 :パトリシア(マクシミリアン)
2025/03/31(月) 23:03:42

あっ、いえ、違います違います!つけたくないとか要らないというわけではなくて!その、言い方は悪いのですが、こちらの姿ではない時に女房面で指輪をつけていたら、不快な思いをさせてしまうのではないかと…!
(相手に誤解を与えてしまったかもしれないと感じては、慌てて首を横に振りながら弁解の言葉を並べて)

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423 :ヴァレファール
2025/03/31(月) 23:21:14

堂々としていていいんです。他でもないあなたが私の伴侶なのですから。
(女房面と言われると目を細めてはそっと両方の手を取り目を合わせて言い切って。そのまま優しく手を離して再び作った笑顔になりながら辿り着いた門の前で礼をして)
今日はありがとうございました。結婚式も近づいて忙しくなるでしょうから…お時間があればまた。

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424 :パトリシア(マクシミリアン)
2025/04/01(火) 22:15:17

は、い…
(元々『伴侶として』という考えはあったが、改めて伴侶と告げられれば、元の状態でも伴侶でいいのか、という気持ちがストンと胸の中に落ちてきて。門前までくればこちらも相手に礼を返して)
えぇ、また。そちらに伺う時には遣いを出しますね。

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425 :ヴァレファール
2025/04/02(水) 13:40:15

私よりも準備が大変でしょうから、どうかご無理はなさらないでくださいね。
(来る場合は使いを出すと言われると無理に時間を作らなくてもいいという意味合いでそう告げては、相手の姿が見えなくなるまで見送り。踵を返して戻る最中、握った手は確かに男のものであったが嫌な気持ちはひとつもしなかったと改めて自分の認識を確認して)
ちゃんと、あなたがいい。嘘はついてない。

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426 :パトリシア(マクシミリアン)
2025/04/02(水) 21:59:35

(何処かぽけっとしたまま客室へ足を向け、客室へ無事に戻ってからも暫しぽけーっとし続けて。侍女から「もしかしてご気分が優れませんか?」と問われたが「分からない」と返し)

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427 :ヴァレファール
2025/04/02(水) 22:33:30

(相手と別れてからはすぐに自室に戻り、指のサイズを改めて確認されては相手も今頃やられているだろうかとぼんやり思い。自分の礼服に関してはやはり似合う気がしないなと眺めて)

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428 :パトリシア(マクシミリアン)
2025/04/02(水) 22:39:30

(夕食前のちょっとした時間に、相手が言っていたように利き手ではない方の手の指のサイズを計測され。その間もぽけーっとしていたせいで、熱でもあるのでは、今日は早めにお休みになられた方が、と侍女たちがわたわたし始めてしまい。結果、夕食はごく軽いもので済ませて湯浴みも短い時間で終わらせ、早々にベッドへ入らされることになり)

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429 :ヴァレファール
2025/04/02(水) 23:11:55

(式の日程も決まったというのに相変わらず寄越される書類の整理をしながら片手間に食事をして。行儀が悪いのは重々承知の上だったが時間が惜しいとやりくりをして)

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430 :パトリシア(マクシミリアン)
2025/04/03(木) 07:47:31

(翌朝になっても「お式の直前ですから体調第一です!」と歩き回ることは禁止されてしまい。確かにちょっとぼうっとしてしまっていたけど、と不満に思いつつ、兄から譲ってもらった木の瘤に穴を開けたり少し削ったりしながらおとなしく過ごして)

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