ｰ届けたい言ノ葉ｰ - ⊂* 雑談板 *⊃

866 :折原臨也(DRRR!!)
2010/08/29(日)　23：40

(届かないメールの代わりに、此処に。)
(君の目に触れるかは解らないけど、せめて想いだけでも。)

悩んで悩んで、結局ギリギリとか…情けない。
俺からシズちゃんに。最後のメッセージ、です。

…帰って来て、携帯開いて…驚いた。まさか、シズちゃんからメールが来てるなんて思っていなかったから。それで、凄く後悔した。携帯、持ってけば良かった…って。
泣く資格なんか無いのに馬鹿みたいに泣いて、……もうそんな資格なんか無いのに…シズちゃんを抱き締めたくて仕方なくなった。はは、正真正銘の馬鹿だよ、俺は。

……結局、全ては俺が原因。本当にごめん、シズちゃん。俺、シズちゃんの優しさに甘え過ぎてた。シズちゃんはいつも待っててくれて、……いつの間にか居て当たり前のように感じてしまってたんだ。愚かとしか言いようがない。
理由も録に言わないで、待ってて、なんて…辛いよね、そんな事も解らなかった俺を本気でぶん殴りたい。

シズちゃん、本当にごめん。仕事が忙しい、これは本当なんだ。俺の仕事は、朝早くて夜遅い事の方が多いから…シズちゃんと出会った頃は、ちょうどゆとりがある時期だったんだよね。

嗚呼、違う、言いたいのはこんな事じゃなくて…
シズちゃんからのメール読んで、今までこんなに後悔した事ないってくらいに、後悔した。もっとああしてあげてたら、こうしてあげたら、そんな事ばかりがグルグル回って、シズちゃんを抱き締めたくて堪らなかった。
抱き締めて、多分泣いちゃうけど、それでも、ごめんと、大好きって、沢山伝えたかった。
…あーなんかもう、また泣きそう。

……本当はね、君を引き止めようかと…思った。でも、きっともう、シズちゃんの心は俺から離れてしまった。だったら、惨めに追い縋るよりも、笑って、ありがとうと君を見送りたかった…なのに、上手く笑えない。本当に…情けないなあ。

―――シズちゃん。こんな俺を愛してくれて、本当にありがとう。
シズちゃんがね、ぎゅうってしてくれるの、大好きだった。シズちゃんが囁いてくれる言葉が幸せだった。……シズちゃんが、俺の宝物だった。

シズちゃん、君は自分を醜いとか臆病だなんて言うけどね、俺にとってはキラキラ光る星みたいな人だったんだ。とっても綺麗で…愛おしい存在だった。

シズちゃん、本当にありがとう。君に出会えて俺は、とてもとても幸せでした。
…幸せにしてあげられなくて、本当にごめんなさい。
どうか、どうか今度こそ…幸せになって。君がいつでも笑顔で在れるように…君の心が温かいもので満ち溢れるように…祈らせて、下さい。

このメールに返事は要らないから。
ありがとう、シズちゃん。君は俺の、初めての本気の恋…初恋の人、です。
シズちゃん、どうか幸せに。君の幸せは、俺の幸せだから。

ありがとう、そして、…さようなら。
シズちゃん、本当にありがとう。
いつか、また何処かで。

>(愛してる、シズちゃん。)