+僕(私)も、逢いたい。+Ⅴ

38 :阿良々木暦(物語シリーズ)
2017/02/24(金)　01：00

>>>309.888
はーっ！

ねーっか！！

わーっ！！！

……と、と、と、いけないいけない。
危うく自業自得大魔王という評価が、変態大魔王とか、セクハラ大魔王とか、羽川好き過ぎ大魔王とかに改められてしまうところだった。

よお羽川、久しぶりだな。元気だったか？　僕はご覧の通りだ。たまに死んでる時もあるが、吸血鬼だからそのうち生き返るし、今なんてお前からの返事に気付いて棺桶の中から飛び起きたところだ。

それにしても懐かしいな。下校中にばったりと顔を合わせるような偶然に期待して……だったか？　数えるほどしか会ってないが、色んな話をした気がするし、そのどれもが全く中身のない会話だったとも思う。
あんな風に中身のない会話しかしていないのに、こうして時々思い出すんだから、まったく羽川は不思議な奴だよ。

僕も、またお前と話したい。
何ていうか、純粋にお前と話したいなって思う。

さて……そこで困るのが連絡手段なわけだけれど。
またあの頃のように偶然に期待するのも良いが、それじゃお前と会える楽しみよりも些か不便が勝つってものだ。という事で、少しばかり大袈裟な感もあるが、連絡板①に場所を用意させて貰った。
因みに、あそこを使うのは初めてだから、不備があったら多目に見て欲しい。若しくは、ゴミ虫を見るような目で見下しながら冷たく罵って欲しい。
鍵はお前に憑いた怪異を英語で三文字だ。羽川相手ならもっと難しい鍵にしても良いかも知れないと思ったが、僕が忘れて開けなくなると大惨事だから簡単なものにさせて貰った。

何だか……長々と饒舌に語りすぎてしまったな。
ともあれ、お前とまた話せる日を楽しみにしているよ。

> 追伸。2月14日はふんどしの日だっていう事以外僕は何も分からないあーあーあー。

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