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┗琥珀の多幸感は然れど耽溺の音に蕩け…
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1 :
我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/07/07(日) 00:45
🌙
──…赫灼の陽に由り撫ぜられた月は優しく焼かれ、爛れ落ちる。
🎴
# 独言、戯言、睦言、友愛、情愛、情慾、陰鬱。 捏造前提。
# ⚠︎恋仲有、同性愛、後天的性転換、血/鬼/術、特殊性癖。
# ⚠︎殺傷流血表現、軽度性描写、閲覧自己責任。 彼と共通合鍵。
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61 :
我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/10/15(火) 05:10
> 慾。
…深い。
…熱い。
抉る、様に。
もっと。
# あー…、好き。
# だめ、ダメ……駄目。
# こんな抜け出せない事って…──、ある?
# どんどん、
# どんどん…深みに嵌っていくんよ。
# 底無しの、さ…果てしない、甘く…甘く砂糖菓子の様な、さぁ…──。
ずぶずぶ…と、
ほら、入って…
奥迄。
奥…まで。
や、ばい…
もう、…っ、息…が、出来ない。
なぁ…、炭/治/郎…──
# 全部、あげるから。
# 俺にも…ちょうだい。
俺に…炭/治/郎の、全部…──、" "。
>
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60 :
我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/09/26(木) 11:34
>
人間、満たされちゃうとさ…
何にも言えなくなるってヤツ。
あれ、解るわ……正に其の通りだって熟々、思う。
ほんと、マジで。
なーんにも言えなくなる。
何ていうか、本当に頭…働かない。
どうしよ…俺、唯でさえあまり頭も良くないのに。
……馬鹿になっちゃいそ。
# ああ、たまんない。
# 俺の耳は今…沢山の炭/治/郎の音で満ち溢れてる。
…ふひひっ。
# 幸せ。
>
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59 :
我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/09/17(火) 02:43
> ♡
やっ……ば。
こんな、…こん、な。
# こんな炭/治/郎を見られるのは、俺だけ。
# 俺だけ…なんだよなぁ。
# 優越感、…堪んないんだけど。
# こんな四角四面な男が、熱に溺れて…慾を貪る姿を。
# 俺以外に、誰も知らないなんて。
# あぁ、可愛い。
# 可愛い。
# 俺だけの、たん/じろう。
# 此の儘、お前の熱に満たされて…
# 溶け合っちゃえたなら…いいのに。
嗚呼…今宵も赫焉の瞳に溺れたいなぁ。
心のナカも、胎のナカも…炭/治/郎の欲望でいっぱいにされたい。
>
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58 :
我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/09/11(水) 01:35
>
# 好き。
# 好き。
# だい…すき。
──…ぁ…
たん、…じ、ろ………
…っ…
# 本能ってさ、そーいうもんだよ…な。
# 欲しい、から。 求める、から。
# だから…それを、" 欲求 "っていうんだよ…───ね。
# あぁ…
弾けて、爆ぜて。
ナカまで刻み込まれたい。
奥まで。
もっと、奥まで。
もっと、
# 焼け爛れる迄、酔い痴れさせておくれよ…。
>
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57 :
我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/09/07(土) 22:05
>
あ……
俺、駄目だ。
駄目だわ…──、俺。
# やっぱり…
俺…炭/治/郎が居ないと、本当……駄目みたいだ。
# そんな事、とっくに解り切ってた筈なのに…ね。
炭/治/郎。
炭/治/郎。
炭/治/郎…!
# 炭/治/郎が居ないと、何も耐えらんない。
疾うに、解ってた筈…でしょーに。
俺ってば、本当さ…──
# 弱くて、泣き虫。
でも、
そんな俺にでも出来る事があるのならば、
俺は喜んで…何処迄も寄り添うから。
どうか、
どうか、
# 優しく俺を照らしてくれる赫奕の光。
# 其れは時に焔となり、俺の心を包み…焼き焦がす。
# 爛れ…蕩け落ちる程の抱擁を齎す其れは、正に…──
# お前は、" 俺だけのヒノ/カミ様 "。
>
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56 :
我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/09/03(火) 22:04
>
……、…。
# 思えばもう9月なんだなぁ。
………。
一応…そうはなってるけれど、どうせ定かじゃないし。
自分にとって大した事じゃないと思ってた。
# なのに、屋敷の皆は優しいなぁ…。
# 確かに…生まれたかもしれない日とは言われてる。
# でもさ、
# 生まれたという事は、捨てられた日でもある。
# それだけだよ?
# 俺さ、望まれて生まれて来てないから…
# 祝わってくれても、如何していいか解らんのよ。
# ごめんね。
# 折角…俺なんかの為に色々、してくれてるみたいなのに。
嬉しいけど、同時に凄く…居心地が悪い。
ううん…皆が悪い訳じゃないの。
俺が悪いのよ、俺が。
俺が。
………。
はぁ…───、変な時に屋敷に帰ってきちゃったな…。
皆に気ぃ遣わせてばっかりじゃん。
凄く、申し訳無い。
# 独り…部屋に籠ってさ。
# 何やってんだろうね…俺。
いつもは嫌なのに、
早く任務に行きたい…、…──逃げたい。
# 炭/治/郎に逢うの…怖い。
# 言わなかった事、怒るのかな。
# それとも…──
あぁ…、でも!
皆が来たら笑顔で出迎えなきゃ!
心配も迷惑も掛けたくないですし?
こんなダメな俺にさ、…優しくしてくれてありがとね!
# まだまだ鬼は怖いけど、
# 俺、鬼/殺/隊に入って良かったよ…爺ちゃん。
>
# ───…俺の、馬鹿…。
# 怖いなら、話せば良かったのに…ね。
>
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55 :
我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/09/02(月) 09:18
>
雷は多い、風は強い、通り雨も頻繁。
こんな中で連日任務とか本当…ついてない。
# 蝶/屋/敷の皆さん、鬼過ぎません?
# 俺…病み上がりなんですけども。
はぁ……
幸い、鬼を討伐する任務じゃなくて…
鬼が出ていないか偵察と巡回だけ。
それだけだったから、まだ良かったけどさぁ。
# まだ遠くて雷の音がしてるんだよね…。
# まさか、また落ちてくるとか勘弁してよ?
# そうなったら俺…今度こそ死ぬから。
あ"…──、心無しか…静電気っていうの?
此の数日間…ずっと酷いんだよね。
やたら、髪がパリッ…パリッ、言ってる気がする。
# えっ、これ俺の毛根…大丈夫?
# まさか禿げないよね? …やめてよ?
何だったら…──全身、帯電さえしてる気がする。
# いやいやいや怖過ぎない? 怖過ぎんでしょコレ!?
# 呼吸も使ってないのに雷…纏わないでよ俺の身躰!!?
漸く!
漸く、蝶/屋/敷に帰れそうなのにさぁ!
こんなんで今から炭/治/郎に逢えんのかよ…っ。
# どうしよ、彼奴の手…触るの、こわい。
# 触った瞬間…彼奴、感電しない?
# うぅ…、でも触れない方がもっと辛いよぉおお…。
>
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54 :
我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/08/29(木) 01:44
> 数日前。
笑えない。
まさか身躰の怠い原因が、熱だったなんて。
# はぁ……完全に俺の失態だわ。
# あの日、雨に濡れた儘…駆け回ってしまったから。
# これ絶対、炭/治/郎に知れたら怒られるんだろうなぁ…。
# まぁ、
# 既に伊/之/助に知られてる時点で、ほぼ絶望的なんですけどね!!
> この弱味噌がァ! 俺様に隠そうなんて臭ぇんだよ!!
いや、俺も熱があるとは思いませんでしたし?
というか…其れを言うなら臭いじゃなくて、「甘い」な?
それとも水臭いとごっちゃになってんの?
> 煩ぇっ! 一緒だろうが!!
いやいや全っ然、違うから。
うん…でも、ありがとね親分。
気が付いて屋敷の人、呼んでくれたのは感謝してるよ。
どーやって呼んだのかは気になるけども。
> あぁ"!? そりゃアレだ!! 餡掛けうどんだ!!
…………は?
# 駄目だ、会話成立しねぇわ…これ。
# つーか何よ、餡掛け饂飩って。 どゆこと? 食べたいの?
> 俺は此れから任務だ! 雌は雌らしく此処で休んでろ!!
だから雌って言うのやめろマジで!
俺、雄だから!! ──~…じゃなくって男だから!!
間違えんなバカ猪…っ!!
> あぁ"ン!!?
> てめぇ…権/八/郎と交尾してんの、ね/ず/公にバラすぞ!!?
やだやだごめ"んなさいぃ"…っ、俺が悪かったですぅっ"!!
禰󠄀/豆/子ちゃんにだけはやめてぇえ"っ!!
というか其の言い方もやめてぇ"っ、お願いだから"ぁああ"~…っ!!!
# ───~…っ、く、そ……
# 伊/之/助の奴の所為で余計…頭がフラついてきた。
# これ多分、熱…上がったな。
………。
今の内に彼奴への言い訳、考えとかなきゃ。
# …───。
# …──。
>
──…なんて考えてる間に、随分と日が経っちゃったな。
あれから何とか…熱は退いたけども。
結局、言い訳の一つも二つも思い付いちゃいない訳で。
こりゃ…素直に怒られますかぁ。
まっ、どうせ取り繕った所で彼奴には筒抜けなんでしょーけどね?
次に逢えそうな時迄には、蝶/屋/敷に帰りたいなぁ。
# 声を、音を、聴きたくて堪らない。
# 欲しい、今すぐ。
# 早く…
>
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53 :
我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/08/21(水) 04:04
>
# あ”──~─……。
怠い、暑い、身躰が重い。
いや暑さは最近…マシにはなってきた気がするけども。
何だか、ぼーっとしちゃう。
# 流石に任務中は、確り全/集中してますけどね!
# 弱くても死にたくはないんでっ!
> けっ、弱味噌はやっぱ貧弱だな!!
お、ま……っ、何なのその言い方ぁああ"っ…!?
怠いもんは怠いの!
こっちはお前みたいに体力バカじゃないの! 繊細なの!
一緒にしないで頂けますぅっ!!?
# っつーか、さぁ…
何でまたお前が居るんだよ伊/之/助ぇ!?
どーせなら禰󠄀…──炭/治/郎が良かったわ!
> あぁ"!? 悪かったな雄/治/郎じゃなくて!!
いや誰だよ、それ!?
というか声うっさ…ッ! もう少しちっさく喋んなさいよ!!
> 夜中に権/八/郎の上で鳴いてやがるてめぇが何言っ…───
いやぁ"ああ───~─…ッ!! やだやだごめんなさいねっ…!!
というかデカい声で言わないでぇええ…っ!!!
# あぁ"~…ッ、もう…やだコイツ、っ……。
うぅ…、頭に響くわぁ……お前と居ると悪化しそ…。
あのねぇ~…俺は今、物凄ぉ~く怠いの! …解る?
だから、ちったぁ静かにしてて貰えません?
> ………。
…ん? ──…んん、っ??
# えっ、…いやに聞き分け良いな。 逆に怖いんだけど。
# けどまぁ、いっか…それならそれで安心したし見直したわ。
次の任務迄、時間…あるから少し寝よ…。
おやすみ、親分~…。
>
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