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琥珀の多幸感は然れど耽溺の音に蕩け…
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我/妻/善/逸(鬼/滅/の/刃)
2024/07/16(火) 14:42
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───…ん、…んん~、…?
…!?
あ、あれっ…?
# 俺…、炭/治/郎と寝てなかったっけ?
# いやいや待て俺! その言い方は語弊を招くでしょーが!
# あっ…でもでも此れは俺の心の声だから、誰にも聞かれな…──
# ──…って何の話だよコレ!? やだっ…俺まだ寝惚けてんの!?
# 落ち着きなさいよ俺…っ、折角…炭/治/郎と過ごせる日なんだから!
……はぁ…、…よし。
で、炭/治/郎は何処に行ったのよ?
漸く逢えたあまり、凄い話し込んじゃったなぁ。
任務の話から、鬼の話。
後は禰󠄀/豆/子ちゃんの話! …って、此れは主に俺ばっかり話してたけども!
日に日に可愛くなっていくのがいいよね…女の子って。
相変わらず、いい匂いするし…肌も焼けず色白。
怪我も治って、鈴みたいな綺麗な声で。
んふふふ…もう見てるだけで幸せだよね!
はぁ~…ん、…幸せ過ぎて身も心も溶けるぅ…♡
もうこれ、さっさと鬼/舞/辻/無/惨を倒して結婚するしか…!
…、……あ。
あぁ…でも、禰󠄀/豆/子ちゃんの話をする時…
炭/治/郎…少しだけ寂しそうな音がするんだよな。
解ってる。 解ってるけど…。
何だろ、それが何だか凄く嬉しいんだよね。
性格…悪いよな俺。
炭/治/郎が本気で俺の事、好いてくれてるの解ってるのに。
不謹慎にその儘、知らないフリして態と話を続けたりしちゃってみたり…さ。
つい、試したくなっちゃう。 信じてない訳じゃないのに…。
それでも俺は臆病だから、…何処まで愛されてるのか知りたくて。
そうやってお前さんの良心を利用して、安心を得ようとしてる。
いつか昔の時の様に棄てられるんじゃないかって。
どうしても拭えない不安も、あって。
# ……違う、炭/治/郎がそんな事…する訳無いのに。
こんな俺の気持ちを知ったら、お前はどんな顔するんだろうな…。
今の俺は、お前と釣り合えているだろうか。
今の俺は、お前に愛される資格はあるだろうか。
今の俺は、
…──! 足音がする…。
# 今はまだ、お前にこの気持ちは内緒にさせて。
# いつか、いつかは話すから。
# 俺がちゃんと、愛ってもんをきちんと理解出来る様になったら。
# そん時は…今度は、俺から二度目の告白をさせておくれ。
炭/治/郎~…! 何処に行ってたの?
もしかして、甘い物でも持って来てくれた~?♡
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