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┗A cruel little mermaid.(334-343/343)
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343 :
山／田／一／郎
2020/07/09(木) 09：23
「一緒に住もうか」
あんたはぽつりと、昼飯を決めるかのように言う
俺は面食らって
良いのか、とだけ返す
あんたと寝食を共にできるなんて
幸せ過ぎてどうしたらいいんだ？
帰る夏風に誘われて
ここは天国でも地獄でもない
愛おしさが穿って
何度も欲が放たれる
ああ、一緒に生きるんだな
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342 :
山／田／一／郎
2020/07/05(日) 05：09
あんたが今日俺に言ってくれた事
『お前の前でだから眠くなる』
どれだけ嬉しかったか分かるか？
俺に心を許してくれる度
求めてくれる度
焦がれて焦がれて
堪らなくなる
俺自身を呑み込んで
あんたを呑み込んで
ひとつになれれば良いのに
なんて考える
愛されてる実感はあるのに
不安になるのは何でだ？
こんなに好きになるのは
久しぶりで
自分を取り繕う事も忘れた
責任、とれよ
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341 :
山／田／一／郎
2020/07/03(金) 03：07
あんたを抱く度
あんたに抱かれる度
愛されてんだな と思うんだ
俺を真っ白に塗り潰して
何で初めてがあんたじゃなかったんだ
俺が初めて言う愛してるが
何であんたが初めてじゃなかったんだ
あんたが言う愛してるが
何で俺が初めてじゃなかったんだ
ここ二日一緒に過ごして
あんたの居ない日常が耐えられなくなった
最期はあんたの手で終わらせてくれ
…左馬刻、
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340 :
山／田／一／郎
2020/06/29(月) 19：32
会える日が近付くにつれ
緊張と高揚が俺を襲う
この恋が叶うなら 俺は何だって出来る
それは愛しいと言う感情
どうか哀しみの世界に
引きづられないで
繰り返す愛してるは
本当に届いてんのか？
一抹の不安
それは空を砕く光
奪い合う世界で
涙を流す奴は居ねぇと
落胆した日もあった
咲いた水溜まり
錆び付いた歯車が
繋がった
異常な思考回路
俺の 欲
どうか 信じて
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339 :
山／田／一／郎
2020/06/28(日) 17：08
行き場を無くした愛情が
悲しみに毒される
見上げた空 胸を締め付ける
届かない言葉も分かってる
立ち尽くした
大人なんて下らねぇと思ってた
期待と素直を肩に預けて
成り下がってた
それ等も全く気にとめずに
大切な物は目に見えない
行き場を無くした溜息をついた
口を塞いで
何億光年立ち止まるんだろう
何万回だってあんたを想う
その度に張り裂ける痛み抱えて
分かってる筈なのに
それすらも踏み躙ってきたのか
痛い程綺麗で真っ白で
分かっててもこんなに胸が痛い
誰か教えてくれ
サヨナラを胸の奥にしまって
あんたに逢いたい
あんたが俺に教えてくれた
切なさと愛情
壊れないように
壊さないように
抱いて歩いていく
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338 :
山／田／一／郎
2020/06/26(金) 14：58
あんたの目を見た
何も言えず俺は歩いた
心の中に一つ線を引いても
どうしても消えなかった
歪みを孕む俺のスキは
胸が空っぽになるんだ
幸せな人が憎いのは
どう割り切ったらいいんだ？
好きになる程苦しくなる
表裏一体
傷つかないように
防衛本能だ
俺だって信念があった
今じゃゴミみたいなモンだ
俺一人じゃ生きて行けない
一度だけ見逃して
あんたは俺にどれ位の罪を問う？
あんたにフラれるくらいなら
一層あんたの手で暗闇に突き落としてくれ
あんただけの監獄で
生きて行けたら、
償う覚悟なら出来てる
死ぬまで護る
GUILTY
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337 :
山／田／一／郎
2020/06/25(木) 23：12
愛しいあんたを手に入れて
知っちまったんだ
愛を覚えると孤独は隣り合わせ
大丈夫なんて恋は何処にもねぇんだ
何回だって重ねていく
口付け
何度穿っても
果てない欲は俺を狂わす
二度とは見たくねぇ
別れの糸口
何回だって傷付けていく
何回だって護っていく
大丈夫なんて嘘を覚えてしまう
本当は不安で歪み始めてる
狂気を孕んだ愛憎
甘く蕩けたNoise
二人きりの世界
受け入れて
奪い去ってしまう衝動
震え止まならない症状
共に果ててしまうまで
永久のアイシテル
手に触れたその瞬間気付いた
偽りのNoise
理性との共謀
奇跡との共謀
考えたって分からねぇし
進め方が分からねぇ
>どうしても消えなかった
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336 :
ジ＿ェ＿ノ＿ス
2020/01/08(水) 20：06
先生との久しぶりの時間に俺は至福の時を味わっている。
明日はタイムセールに行ってすき焼きですね。この時期のすき焼きは美味しいですから、腕に寄りを掛けて材料を切ります。
先生は卵を割る係ですよ？
ああ、こうして先生との時間があると俺の中で何かが満たされていく。
幸せです。
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335 :
ジ一ェ撃ノ男ス
2019/12/04(水) 19：33
鈍くない心は傷付いた心臓と共に
道徳と背徳を背負って
鳴いた
死神が泣いたら
俺の心に優しい心が吹き抜けた
色んな恋をして来た俺は
欺瞞と惨劇の丘で
醜い白い息で染め上げる
黒煙の建つ空に
問い掛けとサヨナラを置き去りにした
悲しくなんかない
哀しくなんかない
どうか、また逢いましょう
貴方は貴方のままで居て
誰が言ったか分からないけれど
出会いはサヨナラの始まりだと
何故産まれてきたのか分からない
どうかお願いです
魅せて下さい
恐れるものを
>全て
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334 :
ジ一ェ撃ノ男ス
2019/12/03(火) 13：56
貴方からの音沙汰はずっと無いまま
空白の時に身を委ねた
書いては消したラブレターが思い出と共に重なった
貴方を守ると本気で想って
儚く散って
雨が上がる途中の雫眺めた
無情な思考回路のノイズと
雨上がりの空に希望の痕
堕ちて
堕ちて
ここまで堕ちて
潰された俺の体躯は
負傷を呪った
香る冬の匂いに誘われて
擦り寄った先は真っ逆さま
草臥れた欺瞞の産物
消える街角に遮って
問いかけも
千の綺麗事で
吐き捨てられますか
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