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虹の彼方へ幸福の花を添えて
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40 :
高坂麗奈(響け!ユーフォニアム)
2015/11/29(日) 02:58
#特別な笑顔に
久美子、ちゃんと伝わったよ。
本当はもう暫く開かないつもりだったけど、やっぱり気になっちゃったの。それにお祝いしてくれるなら綴ってくれていると思ったから。やっぱり綴ってくれていて、…だけど、何処か寂し気で。きっと私が距離を置く言葉を向けたからだよね。一緒に過ごしてくれるように声を掛けてくれたのに。あのね、私は嬉しかった。それは真実で、だけど証明しようがないから言葉にするのは難しいけど…私が距離を置いたのにそれでも声を掛けてくれたから。それだけ大切に思ってくれていたんだって。
>嬉しかったのと、小さなやきもち
久美子を笑顔に出来る人が現れて、それが友人未満でも親友未満でも恋人未満でも嬉しかった。笑顔にするのって難しい。特に私は言葉を紡ぐのが苦手だから。拙いし、気持ちを酌む言葉も言えない。どう頑張っても落ち込む顔を明るく出来なかった。だから私の代わりに笑顔にしてくれる人が傍にいるなら、傷付いた心を癒せる存在がいてくれるなら任せようって。…だけど、その人に向けていた久美子の言葉を私は勝手に自分のものにして我がもの顔で言葉を返していて。それに気付いた時、私は応援しているつもりでも心の何処かで嫉妬していたんだなって気付いたの。そしたら、こう…色んな気持ちが混み上がってきて。そうしてあの話は無かった事に、って。
正直、嫉妬の感情に気付いてからは久美子の…本当に久々に見せる楽しそうな雰囲気に私は寂しさを感じていて。これ以上その雰囲気に触れたら私は傷付けてしまうから。勝手だよね、私は私で伝えるべき言葉を色んな所に向けてるくせにこんな気持ちを抱くんだから。でもね、勝手だけど…嫉妬してしまうくらいに好き。好きだから幸せになって貰いたい。今折角感じている楽しいって感情を大切にして欲しい。だから声を掛けてくれたのも、一日悩んで…私に割く時間さえも勿体無いって思ったから断ったの。
>だけど忘れないで
久美子、久美子はどう考えてもきっと何をしても麗奈を笑顔に出来るのは自分じゃないって言ったよね。だけど、私が色んな事で顔を曇らせている時傍にいて聞いてくれたのは久美子なんだよ。優しく寄り添ってくれて、温かい気持ちで接してくれて、心地良い言葉で笑顔にしてくれていた。私が距離を置くような態度を見せたからきっと驚いたと思うし…寂しいって言ってくれているから嫌な気持ちにもなったよね。だけど私は今だって、好き。
本当は当日、携帯とにらめっこばかりしていた。あぁは言ったけどもしかしたらって。手を引いて貰えなかったのは残念だけど、待ってたの。私って変でしょ。断っておきながら待ってたって。自分でも面倒って思ってる。よく冷たくなる時があるって色んな人に言われるけどそう言う時は…構って欲しい合図、かな。だから、私にとって久美子は特別なまま。
来年は、ちゃんとお祝いするよ。私が祝って欲しいからじゃない。私がお祝いしたいからお祝いするの。だって他の誰でもない久美子のなんだから。ねぇ、…怒ってる?私が距離を置いた事。その理由が小さなやきもちである事と…誘ってくれたのを断った事。またちゃんと言葉を届けに行くから。でも今はまだ、きっと開くとやきもちを妬いてしまうから。この感情が落ち着いたその時に、心の底から応援したいって思っているの。新しい友達が出来るのならきっと楽しい時間になるし、親友なら色々な気持ちを話し合って、恋人になるのならそれこそ応援しないとね。
そしてあの言葉も嘘じゃない。久美子が笑顔を浮かべてくれると私も笑顔を浮かべられるから。
>その笑顔は、きっと私と久美子だけの特別な笑顔だから
お祝いの言葉、本当にありがとう。
いつも覚えてくれていて本当に嬉しい。次は久美子の番だから。楽しみにしていて。
約束。
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