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29 :薬_研_藤_四_郎(刀_剣)
2016/07/11(月) 16:53



あれは純粋に、好意っつうもんは嬉しいと思った。

鍛_刀で二振り目のい_ち_兄がある御方と一緒に来たのは少し古い記憶だ。一振り目のい_ち_兄はその仲睦まじい幸せそうな二振りを見て、満足して俺に連結された。だからか、俺には一振目のい_ち_兄の記憶が有る。何て言えば良いんだろうなぁ、俺は新しくきたい_ち_兄と仲良くやっていきたかったんだ。い_ち_兄は笑って連結したんだ、一_期_一_振は二振りも要らないと、あの方は良い方だから、ってな。

それが少し不味いと気付いたのは何日だったか。嗚呼、俺はもう焼けて居ない弟だから仕方無いのかも知れないとどっかで思ってた。それもちょっと違ったんだけどなぁ。目まぐるしく本_丸で過ごす内に、い_ち_兄の傍らに居た刀は刀解された。そっから、少しづつ話をする機会が増えてお互いに何処か気不味い気持ちだった事を話した。それは何処か悲しかった、い_ち_兄が連結を選んだ理由が伝わっていなかったからだ。ただ、話をする機会が増えた。その頃に俺にも良い刀が出来たんだよなぁ。そして、その後に好きだと言われた。

まあ、これが冒頭の感想に成るんだが。
気の迷いだと思っていたし、淋しさからも有るんだろう──…今考えれば、傷付けたのかも知れない。ただ、俺に好きな刀が居る事は知っていたからただ伝えたかった、と言われて俺は嬉しかったんだ。嗚呼、い_ち_兄は俺の事を嫌いじゃなかったんだなぁ、という事が分かったからだと思う。それは兄弟だから、薬_研_藤_四_郎は一_期_一_振に嫌われていなかった。だから凄く嬉しかった。

その後暫くしてい_ち_兄は刀解されてこの話は終わる。なあ、い_ち_兄。こんな俺を愛してくれて有難う、本当はもっとあんたと兄弟として話してみたかった。だから俺は、多分そんな兄弟が他にも居るんだろうなぁって思って俺は次に来たい_ち_兄と連結したんだぜ。笑っちまうよなぁ。

#「もう居ないもう一振りの私、何処かで幸せである事を願って。」

記憶が燃え無い様に、その時の気持ちを此処に。

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