スレ一覧
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首輪を欲しがる犬のために、
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四ノ宮砂月(うたプリ)
2015/12/09(水) 12:17
>俺にとって音楽は、当たり前にあるものだった。例えば色、匂い、味…その手のもんと同じで当たり前に存在して、ない事に逆に違和感を覚えるもの。でもそれが突然消えた。それがどれだけ、おかしなことなのか想像できるか?
>何にもない世界で生きていくのは息が詰まるし考える気も失せる、身体を動かすのも億劫になれば、もうこのまま消えるのかと思った。忘れること、慣れることだって出来ると知っていても…それを選べないのは、俺の性格なんだろう。
>でもどうせ消えるなら。
>最期になるなら、1つだけやりたいことがあった。叶わなくてもいい、上手くいかくてもいい。嘘だ、会いたい。悪かった、ありがとう。心のそこにあったもの。何にもしないと、何にもならない。そんな謝罪と期待と、諦めの煮詰まったもんを譜面を書き出して、曲を。
あの庭でお前に会えたら。
月の光が差す中、あの頃に負けないくらいの歌を歌ってみせる。
>会えた、
それさえ、夢だったのか
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