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氷上の痴話喧嘩。
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73 :
ヴィクトル・ニキフォロフ(YonICE)
2018/07/15(日) 02:18
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海は海でも、はせつの海とは違う海。
マッカチンをつれて、砂浜に佇む。
いつも元気な愛犬は、静かに地平線を眺めている。
届きそうで、届かない、地平線を眺めている。
>『悲しい時まで人の為なの?ヴィクトルは何処までも献身的だね。』
悲しい時ほど誰かを笑わせたい、そう云ったら、
呆れたように、云われた一言がぐさりと心に突き刺さった。
献身的なんかじゃない。
悲しい時は自分が笑えないから、誰かを自分の代わりに笑わせて、
救われたような心地になるだけなんだ。
生憎の曇り空。
太陽は隠れてしまって、姿を見せない。
でも、いつか、
もう少ししたら、
新月は、別の太陽に出会うんじゃないかって、
そう思っているんだ。
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