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フェルリーレントの希求
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27 :
ク▽ダ▽リ(p携k帯m獣n)
2011/03/26(土) 11:22
届かない手なんて切り落としてしまえば良いと思うんだ。抱き締める為に伸ばした腕が空を囲うなら、そんなもの、切り落としてしまえば良いと思うんだ。だって今のぼくはきっと、キミが居なくちゃ駄目なんだよ。要らないと思って捨てたものを、ぼくは懸命に漁って探して見付けて、離さないように繋ぎ留めた。怖いから、少しだけ距離を取って。 捨てられたぼくは、ぼくを捨てたひとを、捨てたと思い込む事にした。苦しくなんてなかった。悲しくなんて、なかった。ぼくは、それなのに泣いて居た。届かない手がこんなにも無力だなんて知らなかった。届かない声がこんなにも虚しいものだなんて、知らなかった、?違うよ、ぼくは忘れて居ただけ。きっと満たされ過ぎて、ぼくはひとりで居る事を忘れてしまった。キミが、大事。離したくない。誰のため?ぼくの為、そう、だって。
>人はひとりでなんて生きて行けないんだよ、
誰かが言ったそれを、誰かに宛てた。
ねむい、なあ。おやすみなさい。
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