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中毒性の冷やし中華
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11 :
高須竜児(虎竜)
2009/08/14(金) 21：29
今日、身近な女子の涙を見た
恋人からの贈り物
着替え終わってロッカーから取り出そうとして、小さな隙間に落としたらしい
すぐ下のロッカーは他の誰かが使っていて鍵がかかったままだった
男手として頼られて、ヘアピンなんかを駆使してみたが、漫画みたいにはいくはずもなく
道具を変えて四苦八苦
発想を変え、予備の鍵束を借りて１つづつ試して回し、試して回し試して…
漸く開いた扉の中に、探し物は無かった
彼女は言った『もういいです』と
良いわけないだろ！落としたんならどっかに有るはずだ！絶対見付けてやる！無くても探し出す…っ
結果、時間をかけてロッカー自体引っ張り出し、片側を持ち上げて床を探してもらい…彼女にやっと笑顔が戻った
其れを手にしてほんの一瞬眺めたかと思うと、見る間に顔を歪めて涙を溢した
よかったな、あきらめなくて。そんなに大切なのに、簡単に『いいです』なんて言うなよ。
‥…さて、俺には‥…そんなに大切な『何か』が、あるのかな‥…
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