スレ一覧
┗彗想、(16-25/25)
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25 :
ア_ル_ミ_ン・ア_ル_レ_ル_ト(進_撃_の_巨_人)
2018/11/28(水) 22:15
幾ら終焉を迎えた物語だろうと、解けて溶けてしまうのは、余りにも勿体ないと思えたから。
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24 :
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)
2014/03/02(日) 06:10
アニは少し、小さくなった。感覚的な話だけれど、時折とても脆く見える。出逢った当初、強かった彼女はもう、居ないのかも知れない。少しずつ、長い時間を掛けて、きっと僕が削り取ってしまった。分かっているんだ、罪深い事だって。御免よ、アニ。僕は多分、酷く身勝手な男だ。ねえ、どうして愛想を尽かさないの?
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23 :
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)
2013/11/22(金) 15:36
難しく考える必要は無い。僕はそれが好きだ、僕はそれが嫌いだ。そんな両極端の中で生きながら、生きられるように折り合いをつけて、笑ってみせる。疲れた時はアニに寄り掛かれば良い、彼女はそれを幸福と受け止めてくれる子だから。
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彼女が余りにも単純過ぎて、単純である筈の僕が難解に思えてしまう喜劇。
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21 :
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)
2013/10/30(水) 16:59
単なる延命措置なのかも知れない。
繰り返す。同じ事を、似たような事を、短い周期で。それが延命措置なら、僕は笑って施すよ。延命に延命を重ねて、いつかの永遠を描いてみせるんだ。
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20 :
列(@ph)
2013/10/30(水) 16:59
お兄さまは仰いました、それは罪なのだと。禁断と称される物事には、必ずそう呼ばれるに相応しい、理由が在るのだと。お兄さまが仰るのなら、ええ、そうなのでしょう。
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兄さま、お兄さま。善悪の判断を、教えて下さいまし。何が“良いこと”で、何が“悪いこと”なのか。赤い果実が禁忌であるならば、それは即ち悪なのでしょうか。追放とは、解放と同義語ではないのでしょうか。禁忌を犯すことは、この上なく甘美です。そのことを知ってしまったら、悪い子に成り下がるのでしょうか?
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19 :
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)
2013/10/30(水) 16:58
僕の世界にアニを囲っている話。
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18 :
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)
2013/10/25(金) 02:21
空気には棘が混ざっていた。不機嫌なのか、苛立っているのか、判断が下せない。似て非なる二つの可能性を考えながら、努めて冷静に言葉を返す。空気中に散りばめられた棘を集めて、燃やそう。君が悲しむ事のないように。君が苛立つ事のないように。八つ当たりしても良いよ、受け止めてあげる。零れ落ちる我儘を拾い上げて、僕が叶えよう。さあ、それじゃあ。今日はもう御休み。瞼を伏せて明日を迎えても、僕は変わらず此処に在るから。
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17 :
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)
2013/10/25(金) 02:21
溢れ出す。じんわり滲んで、何よりも馴染むこの感情こそが、僕達の全てだ。
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僕だけのアニ。僕の為のアニ。
僕も“君の為”に、なれているだろうか。
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困ったように笑う。宥めたくて手を伸ばす。触れた金髪を梳く。静かに指先を重ねて、僕は此処に居るよと、何度だって繰り返す。そうして世界が一色に染まる事を、いつだって心の何処かで待ち望んでいる。
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16 :
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)
2013/10/25(金) 02:21
夢を見る。アニが僕の前から消える夢だ。夢の中の彼女は、まるで浮かぶように氷へと身を閉ざしていた。綺麗だと思った。夢は感触や感覚が得られない筈なのに、氷の表面に触れた掌はひんやりとした心地好い冷気を僕に伝えて、不思議な気分になる。普段触れる彼女はいつだって温かくて、僕より少し高いその体温は、子供体温みたいだねと笑っているのに。温もりの潰えたその温度を前に、僕は唯無表情以外にはなれず、気付けば景色が歪んで、次の瞬間には彼女の寝顔が視界に飛び込んだ。いつもと変わらない、穏やかで無防備な、世界。
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