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2 :藤丸立香(♀/FGO)
2017/09/04(月) 18:42

賢者との対話で、愚者は己を識る。
…ああ、なんて、醜い。

出来ることなら、わたしはわたし以外になりたかった。誰からも憎まれず、嫌われず、誰の邪魔にもならず、誰も傷付けず、――あわよくば、傍に居たいと願って貰えるような、そんなわたしになりたかった。

けれど、彼は言う。
愚かであることから抜け出そうと足掻こうが、愚かを認めて足掻くことを止めようが、結局わたしはわたしにしかなれない、らしい。なんという残酷。なんという残酷。何処まで行っても、沼地。どろどろと、何もかもをいっしょくたに、黒くする。誰かの温もりを求める手は、結局自分しか抱き締めていなかった、なんて。笑い話にもならない。好かれるどころか、好かれるどころか。


――わたしはわたしが、嫌いだ。
浅はかで、愚かで、自分本意で、愚かで、重たくて、愚かで、甘えん坊で、愚かで、愚かで、愚かで。
誰かの中にしか、己を見出だせないわたしが、嫌いだ。他人を求めるのに、自分のことしか考えられないわたしが嫌いだ。叱責すら他人任せなわたしが嫌いだ。そうだ、わたしは彼も、利用していた。だって、待っていたのだ。彼の観測者ならば、わたしを容赦なく責めてくれるのではないかと。期待をして、待っていた。


ああ、なんて、醜い。







―――面倒見の良い覗き見キャスターへ。
ありがとう、わたしに優しくしないでいてくれて。沼に浸らせてくれて。イヤミではなく、強がりでもなく、本当に感謝しているんだよ。嫌な役を押し付けて仕舞ってごめんなさい。や、わたしの愚かさに本当に攻撃したかったと云うのなら全然大丈夫なのだけど。またの機会が貰えるなら、今度こそ元気なわたしで楽しい話を肴にしてあげるから。…とかいいつつ、キャスターはわたしの楽しい話にはあんまり興味無いような気がしなくもないけれど。まあ、気が向いたら貴方の話も聞かせてくれたら幸い。とりとめもない話でも、オチのない話でも。ちゃんと笑ってあげるから。




@9月21日@


#マスター、キャスターと対話す。

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