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115 :折原臨也(DRRR!!)
2011/01/10(月) 13:22

#2010/11/14(日) 00:45


酷く長々とした愛の言葉を彼に送り付けそうになってしまったから慌てて送信をキャンセルした。
ああいうものは此処に書くべきだろうって、だってどう見ても独り言なんだものね。


俺のどこが良いんだろうなあとぼんやり考える事がある。それは別に不安だからって訳じゃなくて(不安な時考えるんならぼんやりじゃなくて真剣に考えるよね)何気なしに考える事柄の一つ。
彼は俺の事が大好きだ。一体俺の何処が、どうして、そんなに良いのかと。
でも、彼が俺を愛しているという事実がある今、それはあまり問題にならなかったりもする。だからこそ真剣に考えてる訳じゃなくて、飽くまでもぼんやりと。
ただ言える事は、彼のお陰で俺は俺を愛していられるという事。
大好きな彼に愛されるような素質を持って生まれた俺は最高だ。俺はそんな俺が大好きだと思える。ナルシスト?何とでも言いなよ。とてつもなく幸せなナルシストじゃないか。

最初は彼をぼんやり眺めていた。彼の行動はほとんどが俺の予想の範疇で、(それでも思った以上に追い詰められていた彼が突飛な行動を取った事もあったけど)彼の言葉だって俺の想像の範疇だった。
まるで俺そっくりの言葉を吐く彼を見て、その言葉の裏側に潜む感情や嘘が手に取る様に、解った。だから俺は器用に線引きして回ったつもりだったし、彼につられて追い詰められるような事も、無かった。

でも、平和島静雄にだんだんとのめり込んで行く中で、俺は大きく変わって行った。同じように彼も変わっていった。それはお互いにとって間違いなく良い方向に、だったと俺には思える。



俺の識っている言葉をリピートするシズちゃん。その言葉は俺の心に静かにリバーブして、跡形もなく消える筈だった。
俺になら平和島静雄をコントロールできるだろう、だなんて自惚れていた。俺にそっくりだ、同じように扱えばきっとうまくいくだろうだなんて、確信に近いものさえ愚かに抱いていたというのに。
彼はいつからか眩くなっていた。なんて、彼の眩さに気付いたのが最近であるだけで、彼は元々、最初から、呆れる程に真っ直ぐで、――愚直で、眩しかったのではないかと思わされる。

「俺の太陽みたい」

なんて馬鹿げた言い方をするつもりはないけど、それ以外にどうやって形容しようかなあ。
お日様みたいに暖かいんだ。陽光の如く眩いんだ。本当に大きくて暖かくて真っ直ぐで優しくて、俺は彼の傍で只管に安堵感を噛み締めている。
彼の言葉の真っ直ぐさと、優しさに救われるばかりだ。俺が捻くれてねじ曲がっているからこそ、彼が少しでもそんな色を覗かせれば、俺は彼に凭れかかってなんて居られなかったんだろう。
彼がこんなにも優しいから、こんなにも真っ直ぐだから、俺も馬鹿みたいに素直に居られる。あんまりにもまっすぐに愛してくれるから、俺も、バカみたいにまっすぐに彼を愛せるんだ。
ああ、うまく書けないなあ。彼の魅力が全く引き出せていないよね!


デカイ男だなあと思う。
身体じゃなくて器もでかいよ。狭量な俺には、想像すらできなかった言葉を吐く。
そして、俺の一番欲しい言葉を吐く。

オマケに、その言葉は、嘘じゃないんだ。俺は幸せだなあ。あーあ、幸せすぎて文章がまとまんなーい。

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