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┗毒入りりんご(252-261/280)

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261 :風見幽香(東方project)
2014/06/07(土) 05:22

柔らかく微笑む彼女を抱き締める夢を見た。
彼女も私も笑っていて、彼女の感覚があまりにはっきりとし過ぎていて、幸せな夢に胸が痛くなった。

愛してやまない向日葵さえも彼女の前では褪せて見えた。彼女以上の色彩を持つ花なんて存在しない。寄り添う事も出来ずに枯らした私の大事な彼女は、今でも私の心に住んでいる。
最早、彼女であって、彼女ではないのだけれど。

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260 :加_賀(艦_こ_れ)
2014/06/07(土) 05:21

赤_城さん、海に出ると私は決まってあなたの欠片を探すのよ。あなたは知らないでしょう。それで良いのだけれど。

赤_城さんの事を忘れる為に海に出て、赤_城さんへの想いを一層強くして帰投する。見知った仲間や可愛い後輩が私を迎えるけれど、瞳は無意識に赤_城さんを探している。だけど、居る筈もない。もし建造されたとしてもそれは「私の」赤_城さんじゃない。
赤_城さんは海に居るの。私では行けない海の底に。潜水艦が潜れる所よりも深いところに。

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駆逐艦の子達が、何もかもいやになって泣いてしまった時に優しく背中を撫でてあげる鳳_翔を見掛けた。大丈夫大丈夫と言う姿に母性愛的なものを感じて、それ以来彼女には一目置いている。
彼女の周りに駆逐艦が多いのは、そういうことなんだろう。

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改二、おめでとう。
提督が次はケッコンカッコカリって張り切っていたわよ。

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259 :風見幽香(東方project)
2014/06/07(土) 05:19

あら。まぁ、びっくり。あなたがまた帳面を持つなんて、同じ棚に居るなんて…見間違いかと思ったけれど、そうではないみたいね。気付くのが遅れてしまって少し悔しい。船渡しさんの上司に裁かれてしまうかも。
それにしても…黒背景がよく似合うわね。桃色にも紫にも映えると言うか。相変わらず素敵なあなたのその言葉をまた隙見させて貰っても構わないかしら。実は時間を忘れてもう結構見てしまったのだけれど。

これからあなたの帳面を探して、見付ける事が出来ること。凄く嬉しいわ。本当に嬉しい。大事に育てたお花がたくさん咲いたときくらい嬉しい。こんな気持ちは初めてよ。お帰りなさい。

ダンノハナ殉航さんへ。

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258 :風見幽香(東方project)
2014/02/13(木) 22:30

私を呼んで。貴女の声、好きなのよ。

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失われて久しい花は種も実も残さずに枯れてしまったけれど、毒のように鮮烈に私に根付いた。あの子の笑顔や泣き顔が未だに夢に出て来る。時間が経てば経つほど鮮やかに彩られた思い出と共に。薄れてゆくから全てが濃くなる。虚無を、妄想が塗り潰す。
手に入らないから焦がれているだけに違いないのだけど。
何処かに、白黒はっきり付けて下さる閻魔様は居ないかしら。タダなら裁かれても良いわ。

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257 :右代宮縁寿(海猫)
2013/12/08(日) 22:04

私は私に戻ってくる。虐げられたって、私を無くしては駄目よ。縁寿。
此こそが真里亞お姉ちゃんの魔法なんだから。

私は私、あなたはあなた。愛し合っていても永久にそれは変わらないの。本当に深いところには一人でしか住めないことを私達は知っている筈。

私は私。そして、あなたは私の大事なあなたよ。



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涙が止まらなくなる。私は忘れ置かれる事を何より恐れている。お兄ちゃんに会えるのを待ちわびて夢想を膨らませていた、あのどうしようもなく馬鹿で浅はかだった頃に戻りたい。ああ、駄目ね。全ッ然駄目だわ。私には愛が無いから、愛を失なったから、何も視えないのね。
気付きたくはなかった。

お兄ちゃん、お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん。

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256 :クリスタ・レンズ(進撃の巨人)
2013/11/24(日) 22:20

私は元々猜疑心の塊だから、ユミルが事有るごとに口にする女神と云う単語に言い知れぬ疎外感を覚える。その、彼女の云う女神は、私であって私では無いのだ。不一致に対する違和感と共に浮かぶ曖昧な笑みは一体彼女の瞳にはどう映っているのか。全て見透かしているのか、そうでないのかは定かではないけれど、そういうときは決まって彼女の瞳から遠ざかりたくなる。

女神は、どちらかと言えば彼女だ。そんな言葉が競り上がって来てはいつも飲み込む。

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255 :クリスタ・レンズ(進撃の巨人)
2013/10/24(木) 22:04

ユミルとまた喧嘩紛いの事をしてしまった。きっかけは生活のずれに有ったと思うのだけれど、はっきりとは覚えていない。ただ、彼女の不機嫌そうな表情や言葉は私を突き刺した。泣いて文句を言ってしまったのだけど、それでも正しいのは彼女だった。私は正論を突き付けられて謝罪を求められる事が辛かったし、悲しかった。けれどそれ以上に辛いのは彼女の筈で、彼女は私に当たり続けた。
ぶつかり続けて、折れたのはユミルだった。
ユミルは私の事を愛してると言って、抱き締めてくれた。

のちへん予定だったけど、此処から先は上手く書けないで足踏みしてる。

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254 :クリスタ・レンズ(進撃の巨人)
2013/10/03(木) 20:51

コニーはユミルをブスとか平気で言う。私は美人だと思うけれど。すらりとした長い手足だとか、キリッとした目付きだとか、通った鼻梁だとか。
彼には分からないだけだ。

けれど、やっぱり私以外はユミルの魅力に気付かないで欲しいと思う。ユミルの細い指先だとか、寝起きの乱れた髪に触れて良いのは私だけだから。私に触れて良いのも勿論彼女だけだ。

#世界に彼女と私だけになれば良いのに。

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253 :クリスタ・レンズ(進撃の巨人)
2013/09/30(月) 19:39

彼女に優しくしたい。
そう思うのは見返りが欲しいのではなくて、自分が満足したいから。それを全部分かって、私に甘えてくれる彼女はなんて優しいんだろう。

ユミルじゃなきゃ、駄目なの。貴女にも伝わると良いわ。

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252 :クリスタ・レンズ(進撃の巨人)
2013/09/15(日) 00:39

貴女は私の何を知ってるっていうの。分からないでしょ。
分かりにくいヤツって、こんな私は嫌いなんでしょう?嫌いなら放っておいて。それはできないなんて、やめてよ。やめて。嫌われるくらいなら消えてしまいたいのに!

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私は、私を好きだと言ってくれる人としか話せなかった。嫌われるくらいならいっそ消えてしまいたかった。そんなもの全部ぶち破ってくれたのがユミルだった。彼女はずるい、本当にずるいこ。
そんなあの子が好きで好きでたまらない。

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