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┗半月成道標独眼竜導(482-491/540)
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491 :
伊∴達∴政∴宗(1059BSR)
2013/12/14(土) 09:00
昨晩は小▲十▲郎の寝顔を見てから寝ると決め込んで起きてたのに結局気づいたらオレはいつも通りアイツの腕の中で先に寝ちまってた。
>Shitッ…!またやらかした!
最近急激に冷え込んできたのとアイツの温もりが心地よすぎて、ついつい寝ちまう。
いつも寝顔を見られてばかりだからたまには、と思って何度もchallengeしてるってのに一向に見えずじまい。
Hum…濃い茶でも飲めば起きてられるか?
それにしても…
こんなに早くbatonをしてくれるとは思ってもみなかったから、オレにとっちゃ嬉しいsurpriseになった。
だが、見た瞬間顔から火が出そうになったってのは此処だけのsecret事項だ。OK?
>Thanks so much,小▲十▲郎!!
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490 :
片⊿倉⊿小⊿十⊿郎
2013/12/13(金) 22:25
> 恋愛心理バトン
# Q01:最近ときめいてますか?
ときめき、か。惚れてる度合いは日々増してるが、これをときめきと言うのか?
# Q02:自分はホレやすい方だと思いますか?
いや、惚れるまでが長い方だろうな。
# Q03:そして移り気な方だと思いますか?
脇目は振らねぇ方だ。
# Q04:いままでの恋愛にピリオドを打った理由は?
相手の煮えきらねぇ優柔不断さが重度でな。それにキレたからだ。
# Q05:もう恋なんかしないと思った事がありますか?
有る。但し、政●宗●様と出逢って以降は一切無い。
# Q06:ヤキモチはけっこう妬いてしまう方ですか?
大いに妬く。
# Q07:ジェラシ―は愛ゆえ?所有欲ゆえ?
どちらもだな。愛が深すぎるがゆえの独占欲からの所有欲といったところか。
# Q08:恋している自分に恋している事がありますか?
それはどういう状態なんだ?
# Q09:自分の行為の正当化のために付き合っていた事はありますか?
これもどうすりゃそんな状況になるんだ?理解に苦しむぜ。
# Q10:運命は待つ方?自分から手に入れようとする方?
待ちも手に入れもしねぇな。勝手に流れてくるもんだ。
# Q11:恋人ができても「もっと自分にふさわしい人がいるのでは?」と思ってしまう?
自分に相応しいかどうかなんざ、相手に惚れてりゃ考えもしねぇだろう。相手に相応しく在りたいとは思うがな。
# Q12:恋人と喧嘩してしまう原因は何にある?
御互いの頑固さと経験してきたものの違いからくる持論の相違だな。
# Q13:なぜ自分は冷めてしまうんだろうと悩む事がある?
昔は誰と居ようが冷めていたが、それが当然だと思っていたな。今は何故、昔、冷めていたのかが分からねぇほど熱いから悩んだ事はねぇ。
# Q14:今の好きな気持ちを本当に「好きなんだ」と断言できる?
当然。この気持ち以外に好きだという気持ちがあるならば教えてもらいてぇもんだ。
# Q15:あなたのすべての恋愛の延長線上に結婚という通過点はありますか?
無い。互いを思いやって自然と寄り添っていられればそれで良い。
# Q16:もし恋人との子供ができて(妊娠)しまったらどうする?
罷り間違ってそんな事態になったとしても喜んで受け入れる。
# Q17:どこからが浮気だと思いますか?
そうだな……あの方は様々に付き合いも多い御方だから……ひとつの布団に添い寝以上にしておくか。
尤も、俺の知らないところで誰かと話をしているだけでも、嫉妬はしているがな。
# Q18:自分の改善点を恋人に指摘されたらそれを感謝できますか?
理に叶った指摘ならば素直に感謝して改善の努力をする。
# Q19:プライドが邪魔してそれが障害になる事が多い人ですか?
どちらかと言えばそうだろうな。甘え下手の原因も一端はそこに御有りかもしれねぇ。
# Q20:あなたの理想の恋人像を教えて下さい。
可笑しな事を聞くな。政●宗●様以外には有り得ねぇだろう(ふっ)
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489 :
片⊿倉⊿小⊿十⊿郎
2013/12/13(金) 22:18
# Q21:リ―ドするのが好きですか?されるのが好きですか?
どちらでも。気が付くと引っ張る側に居るがな。
# Q22:恋愛の主導権は常に自分にないと不安ですか?
いや全く。御互いに有るからこそ互いを知る事が出来るだろう。あの御方は一方的を御嫌いになられるからな。
# Q23:つい駆け引きやテクニックを意識してしまった事がありますか?
無い。在るがままを受け止めて下さるのだから、そんな必要もねぇしな。
# Q24:恋人との思い出の曲はありますか?
有る。
# Q25:自分の時間がほしいですか?
十分に頂戴している。後は二人きりの時間が欲しいもんだ。
# Q26:束縛されるのは苦痛ですか?
いや、全く苦痛には感じねぇ。寧ろ、それで良いと思う。
# Q27:恋人のためにならなんでもできますか?
当然だ。俺は政●宗●様の為に居る。
# Q28:あんな事なんでいったんだろうという台詞はありますか?
有る。有った事は覚えているが、その場で反省してその後一切口にしねぇから、いつまでも覚えちゃいねぇな。
# Q29:今の恋愛をしていて得たものと失ったものがあれば挙げてください。
得たものは、政●宗●様だな。このたった御一人を得て数えきれない多くの学びを手に入れた。
失ったのは芯からの冷酷さだ。あの方のお陰で俺の心が冷えた事はねぇ。
# Q30:相手の家柄や学歴などの付加価値は恋愛の行方を左右する要因になりますか?
ならない。左右されるくらいならば、恋愛なんざ止めておけ。
# Q31:恋愛相談のできる誰かがいますか?
居ない。する気も無い。
二人の間の事は二人で話せば解決するだろう。他人に相談など必要か?
# Q32:恋愛アドバイスは自分の行動をどのくらい左右しますか?
政●宗●様の御言葉ならば、表に出さずとも大いに左右されている。
# Q33:浮気されたら?
有り得ないな(鼻で笑い)
# Q34:相手に欠点を見つけた時あなたの心理に何か影響はありますか?
その欠点が政●宗●様にとって不利益を生みそうな場合のみ、どの様にそれを理解していただくかを思案はする。その後、直接伝えるがな。
# Q35:恋人にはなんの隠し事もしない自信がありますか?
有る。何を隠せと?
# Q36:恋愛においてルックスや内面のつりあいを気にしますか?
気にしない。惚れてるなら比べる必要はねぇだろう。
# Q37:見せる見せない自分がありますか?
有る。誰しもそうだろう。
# Q38:恋人に言われて悲しかった言葉は?
有った気もするが覚えてねぇな。その時に言葉の理由を聞いて納得しているから、忘れる。
# Q39:恋人に言われてぎゅっとしたくなった言葉は?
どんな時も何を言われてもそうだ。
# Q40:恋人を殺したくなった事がありますか?
有る。あまりに苦しそうな呼吸を聞くと殺して自分も腹を切ろうかと本気で悩んだ事があったな。
# Q41:恋人に一言どうぞ
如何様な事柄も直接申し上げますので、この場では申しますまい。誰にも聞かせる気は御座いませんので。
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488 :
伊∴達∴政∴宗(1059BSR)
2013/12/13(金) 10:22
最近、やたら小▲十▲郎の機嫌がいい。
きっかけと言えば、例のbatonがその引き金になったわけだがそれにしても…
>そこまでデレるか?
だがまぁ、デレてるアイツを見られるのはオレだけの特権だからそこに関しちゃオレ得だからいいが…
その後も事あるごとに、
#「何故貴方はそんなに愛らしいのか」
と言われ続け何を根拠にそんなことを言っているのか分からねぇオレは、
頭にひたすら「???」を浮かべつつcuteと言われ続けることにこっ恥ずかしくなって赤面しては目を泳がせる日々。
#効果抜群
当たり前の事を言動しているだけだってのにその都度悶えられてちゃ流石に恥ずかしくもなんだろうよ小▲十▲郎!?
こうなったらまたあのbatonをアイツにもやってもらうしかねぇな。
オレもお前と同じぐらいデレてやるから覚悟しやがれ!?
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487 :
伊∴達∴政∴宗(1059BSR)
2013/12/12(木) 15:46
ちょいと休憩だ、と決めてからbatonを書き始めたはいいが…無我夢中に書いてたら気づきゃ日があんなに傾いてやがる。
……熱中しすぎたか?
まぁだが、久方ぶりに楽しめたからよしとするか。
最近は感情起伏が激しくて小十郎を困らせちまってる日々だが、アイツの胃に穴が開く前に自重しねぇといけねぇな。。。
どうにも苛々を制御する気力がねぇって時にいろいろ舞い込んできやがって結果として暴れるだけ暴れて後にぐったりしてるなんざcoolじゃねぇにも程があるだろオレ…。
だがそんな時でも顔色一つ変えずに穏やかな口調とsmileでオレを包み込んでくれるアイツには頭が上がらねェよ、本当に…。
そういやぁ…甲▲斐に葱が届いたようだな。
奴等からの感想を楽しみに待つとするか。(ククッ)
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486 :
伊∴達∴政∴宗(1059BSR)
2013/12/12(木) 15:38
長期間かけて作った(?)手作りbatonが回ってきたから、
こっちもちょいと手間暇かけてanswerしてみるか。
Let's party,YA-ッHA-ッ!!
ちなみに先に言っておくが、以下の表現には一部現代設定と捏造幼少期設定がある。
そういうのが苦手って奴は此処は回避をすすめるぜ。
Anything is OK!って奴は妄想という名の想像力を膨らませて読んでみてくれ。
オレなりに描写に加えて会話を入れたstory仕立てに仕上げてある。
オレと小▲十▲郎のprivateな日常をちょいと公開ってやつだ。you see?
楽しんでいってくれりゃ幸いだ。
#描写赤裸々バトン!
>提供/何処ぞの鏡み音かリんン。
#此れから幾つかのお題を出します。其のお題に合った描写を書いて下さい。長さも設定もご自由にー!
#それじゃあ行っくよー!!
>眩しい朝日
(部屋が徐々に明るくなっていく中、まだ夢心地のオレに廊下から足音が近づいて来て
部屋の前でその音が消えると聞き慣れた声がした。
その後、もう起きただの適当に返事をしながらまだ夢心地のまま布団の中でうつらうつらしていると
勢いよく襖が開いた音がして一気にその眩しい朝日で部屋が明るくなり、ふと目を細めて襖の方を見やると
仁王立ちしている腹心の姿があった。)
#「おはようございます政▲宗▲様、やはりまだ夢心地でおられたか。そろそろ起きられよ。」
>「Good morning,小▲十▲郎。起きてるから返事できてんじゃねぇか、オレは嘘は言ってねぇ。」
#「またそのような屁理屈を…さっさと起きてください。今日は朝一より軍議のはずでは?」
>「Ah?……昼からに変更だ。」
#「なりません!!」
(そうして無理矢理布団を剥がされて不機嫌そうにするオレを当然という顔で布団を畳む小▲十▲郎がいた。
そこから布団の奪い合いで始まるのが奥▲州の朝。)
>蒸し暑い夏の日
(とある蒸し暑い夏の日、屋敷の中庭の蝉が鳴く声に鬱陶しさを覚え執務に集中できずにいたオレは、
縁側まで出ると柱にもたれかかり襟元を限界まで開き扇子で扇ぎながらもぐったりしていた。
と、そこへたらいに水を入れた小▲十▲郎がやって来た。)
#「今日はまた蒸し暑うございますな」
>「しかも蝉共が煩くて集中して出来やしねぇ」
#「まぁそう仰られますな、蝉とて懸命に生きておるのです」
>「そりゃ分かってるが…」
#「して、政▲宗▲様」
>「Ah?どうした小▲十▲郎?」
#「その…胸元を開け過ぎではございませぬか?」
>「too hotなんだから仕方ねェだろ?」
#「……失礼」
(そう一言断るとオレの襟元をきちんと正す小▲十▲郎。無論胸元が閉まることでまた蒸し暑さが倍増して不快に思ったオレは、
暑さを強調しながら再度襟元に手をかけた。
だがその手を制止させるように手首を掴まれ目を細めて一言言われた。)
#「他の者の目に触れるは賛同致しかねます」
(そんな一言で一気に気分が最高潮に跳ね上がるオレは相当単純なんだと思う。)
#to be continued…
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485 :
伊∴達∴政∴宗(1059BSR)
2013/12/12(木) 15:37
>冬の乾いた空気
【※幼少期設定】
(オレがまだガキの頃、よく冬の乾いた空気で喉を痛めて咳をしていることがあったのを今でも思い出す。
外で遊びたくてもその冷たい空気で咳こんでしまうオレは、致し方なく自室で喜▲多たちとかるた等をして遊んでいた。
遊んでいれば気もまぎれるだろうと思っていたがその後も咳は酷くなる一方でそれを見かねた小▲十▲郎がオレの為にとわざわざ
喉の痛みによく効く飲み物を持ってきてくれた。)
#「梵▲天▲丸様、これをお飲みになられよ。」
>「えっ?これ、梵▲天▲丸が飲んでもいいの?」
#「無論、そのために作って参った次第。きちんと味も見ておりまする故大事ないかと。」
(優しい笑顔で湯飲みを渡されると湯飲みからほんのり伝わってくる温かみに思わず笑顔になるオレ。
その笑顔を見て小▲十▲郎は安堵したような表情でそっと頭を撫でてくれた。
その後は小▲十▲郎の膝上に乗ってその飲み物を飲みつつかるたの続きをした、とある冬のガキの頃の思い出。)
>暗黒の夜
(月明かりのない暗黒の夜、執務を終えたオレは床に就く為布団の上に寝転がっていた。
物音一つしないその暗闇の静寂は、暫く忘れていたガキの頃の嫌な思い出を呼び起こし、思わず起き上がり舌打ちをしては
髪をかき乱すようにかいていた。
そこに聞こえた足音。静かにこちらに近づいてくるのが分かったオレは過去の事を思い出していたせいか何かの危機感を感じ
静かに刀を手に取り柄に手をかけた。
蝋燭を持っているのだろう、一部が明るく照らされている。息を殺して抜刀寸前までいったところで声がかかった。)
#「政▲宗▲様、小▲十▲郎にございます」
(そうして襖を開けられるとそこには腹心の姿があった。
だが、刀を構えるオレを目の当たりにした途端に眉間にシワが寄る。)
#「如何なされた政▲宗▲様…?」
(そう声がけられた瞬間オレはハッと我に返り抜きかけた刀を鞘に納め布団の上に置くと、
どこか気が抜けたようにその場に座り込んだ。
そんなオレの様子を見て何かを察したのか廊下の左右に目を配ると失礼いたします、と一言断り部屋に入っては静かに襖を閉めた。
そしてオレの傍で正座をするとそっとオレの頬に触れて優しい眼差しでこう言った。)
#「…また、暗闇に囚われそうになっておられたのですな」
(図星だったオレは何も言えず無言のまま俯く。そんな様子を見て小▲十▲郎はそっと抱き寄せてくれた。)
#「貴方にはこの小▲十▲郎がおりますれば、何もご案じ召されるな。貴方の背は必ずやこの小▲十▲郎がお守り致す。」
(優しく背中をさすってくれる大きな手に安心したのか視界が涙で揺れた。
元服してからというもの、立場と多忙で泣くことを忘れていたオレがガキに返った瞬間だった。
静かに頬を伝う涙、心なしか今はもうないはずの右目からも涙が零れたような気がした。)
#to be continued…
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484 :
伊∴達∴政∴宗(1059BSR)
2013/12/12(木) 15:36
>街で流れるメロディ
【※現代設定】
(学校からの帰り道、街中を歩いているとふと耳にした曲。その曲を聞いて今がどういう時期かを再認識した。)
>「そういやぁ、もうChristmasか。どおりで街中が華やかだと思ったぜ。」
(そんなことを思いながら足を進めていると、とある店の前でオレの目にあるものが留まった。)
>「Hum…wineか。」
(そこは酒屋。この時期だからかいろんな酒が並べられている。その中でもオレが目に留めたワインは、
以前小▲十▲郎が飲みたいと言っていたものに近かった。
クリスマスプレゼントとしていつもの感謝の印として、ちょいとお高かったが、なけなしの金でそれを買って帰ったオレ。)
>「アイツ、どんな面しやがるか今から楽しみだな」
(そんなことを思いつつ軽い足取りで再度帰路についたとある師走の話。)
>揃えた歩幅
【※幼少期設定】
(とある日、久方ぶりに城下町を小▲十▲郎と見廻りしている最中、オレたちの前をとある親子が横切って行った。
母親に手をひかれる子供が遅れをとるまいと必死で歩幅を合わせようと頑張っている。
そんな様子に思わず口元が緩んだオレたち。何故なら……)
【今から十数年前】
(まだガキだったオレはその当時小▲十▲郎の後ろを、まるでカルガモ親子の如くついて回っていた。
本来ならオレが前を歩いて小▲十▲郎が後ろからというのが常識だが、
そうすると小▲十▲郎がオレの歩幅を気遣ってゆっくり歩いてくれるのが何故かその当時のオレには癪に障っていた。
この頃から誰かに劣るようなところを見せたくないというオレの意地だったんだろうと今思い返すと改めて思うが、
とにかく後ろから歩幅を合わせられるのは嫌だから、お前が前を普通の速度出歩けとあえて命令をしてその後ろから急ぎ足で
ついていっているのがバレないように静かに早歩きをしていた。
恐らく小▲十▲郎は何故オレがあんな命令をしたのかも分かっていたのだろう、
顔こそ振り向かせないまでも目を時折後ろに流し様子伺いするように歩いていた。
そして歩幅を意識しすぎるあまり廊下と部屋の段差に気づかずつまずいてすっ転んだオレ。
そんな様子に思わず振り返り声をかけてきてくれる小▲十▲郎。)
#「梵▲天▲丸▲様、大丈夫ですか…?」
(どうにか体勢を立て直すも打ち所が悪かったのか膝が擦れて血が出ている。
じわりじわりとくる痛みに苦痛の表情を浮かべながらもなんとか泣かずにふらりと立ち上がるオレ。
そんなオレの様子に小▲十▲郎は何も言わずすっとその場に背を向けしゃがんだ。)
#「さぁ、どうぞ?」
>「………嫌だ、乗らない」
#「意地を張っておいでか?しかしながら、貴方をそのままにしておくと治療もなさらずお逃げになる。
それは見逃せませぬゆえ。」
>「…誰にも言わない?」
#「無論、元より承知。ゆえに、人通りの少ない廊下を歩いてお部屋まで参りましょう。」
(小▲十▲郎の気遣いにガキなりに折れたオレはその後おんぶされて自室まで帰還した。)
>「懐かしいな、オレにもあぁいう時期があった。」
#「えぇ、貴方は本に強情な御方でしたからな、あの頃から。」
>「Shitッ…」
(その後暫くその当時の思い出について語り合いながら見廻りをしたオレたちだった。)
>特別な着信音
【※現代設定】
(学校からの帰路、ふとポケットに入れてあった携帯から着信音が鳴っていることに気づいたのは共に帰っていた家▲康だった。)
#「独▲眼▲竜、何か鳴っていないか?」
>「Ah?…あぁ、オレだ。」
(ポケットから携帯を取り出し画面を見るとそこには『新着メール一通』の文字。開いてみると小▲十▲郎からだった。
その画面を見ながら思わず口元を緩ませていると何かを察した家▲康が口を開いた。)
#「その様子だと、片▲倉▲先▲生からだな?」
>「な、なんで分かりやがった!?」
#「はははっ!お前のその顔を見れば分かるさ。それに…いつもの着信音とは違っていたからな。もしかしてと思ったんだ。」
>「That's right,流石は家▲康。察しがいいじゃねぇか。」
#「特別仕様か、いいじゃないか。見ていて微笑ましい、これも片▲倉▲先▲生と独▲眼▲竜の絆だな!」
>「まぁな」
(その後照れくさいながらも小▲十▲郎との事を惚気ながら帰った。)
#to be continued…
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483 :
伊∴達∴政∴宗(1059BSR)
2013/12/12(木) 15:35
>真夜中の呼び出し
【※現代設定】
(とある深夜、眠気が来ずにぼんやりベッドの上で携帯を弄っていると突然小▲十▲郎から着信が入った。
こんな時間に珍しいと思いながらも電話を取ると、今から外に出られるかという話だった。
眠気が来ないし暇つぶしにはちょうどいいと思ったオレは、とりあえず適当に着替えて待ち合わせの場所に向かった。
その後小▲十▲郎と合流したオレは、連れて行きたいところがあると言われ言われるがままについていくと、
そこは周りに建物も灯りもない丘の上。丘からはオレたちの住んでいる町が一望できる眺めのいい場所だった。)
>「Hey,小▲十▲郎。見せたいものってのはこの夜景の事か?」
#「いや、俺が見せたかったのは夜景じゃなくて…」
(そこまで言いかけて隣にいる小▲十▲郎が夜空を見上げる。
言葉を寸止めされたことを不思議に思いながらもオレもつられて夜空を見上げてみる。
するとそこには、数多の星と三日月。そして流れていく星が目に映った。)
>「小▲十▲郎!今、流れ星が見えなかったか!?」
#「あぁ、見えた。……実は今日お前に見せたかったのはこの流れ星だったんだ。
# なんでも四百年に一度見られるものらしくてな。天文学に詳しい知人が教えてくれたんだ。」
>「Really?…So beautiful…こんな流れ星、生まれて初めて見……」
(そこまで言いかけた瞬間、オレの頭の中に何かが呼び覚まされるような感覚に襲われた。)
>『大した代物だぜ、流石は小▲十▲郎。流星群が今日だってことを知ってやがったのか?』
#『はっ。知り合いに天文学に詳しい者がおりましてな、その者から聞いた次第。
# なんでも四百年に一度の流星群らしく、今宵を逃せば次は四百年後にしか見えぬものにございますゆえ
# 是非貴方と二人で見たいと思いお誘い申し上げた次第。』
>『四百年、か。遠いな、…なぁ、小▲十▲郎?』
#『如何なされた政▲宗▲様?』
>『もしこうしてまたこの流星群を四百年後も共に見えたらいいと願ったらお前は笑うか?』
#『いいえ、それは今この小▲十▲郎もそう願うておりましたゆえ、是非四百年後も貴方と共に…』
(とある夜、畑のある丘の上で、蒼い服を着た男と茶色い長めの羽織を着た男が二人で会話をしている様が
ぼんやりと目の前に浮かんでくる。
今からちょうど四百年前と言えば戦国時代。蒼い男は隣の男を小▲十▲郎と呼び、その男は蒼い男を政▲宗▲様と呼んでいる。
その瞬間、眠っていた何かが覚醒してくるような感覚を覚えた。
走馬灯のような記憶が駆け巡る中ふと隣にいた小▲十▲郎を見ると、ぼんやり映し出された夜空を眺めるその男の横顔と一致した。)
>「…なぁ、小▲十▲郎?」
#「ん?どうした政▲宗?」
>「……もし、四百年前もこうしてオレたちが二人で流れ星見てたらお前は…信じるか?」
#「四百年前?…そうだな、今から四百年前というとちょうど戦国時代か。そうだな、そうだと俺も嬉しい限りだ。」
>「…そうか、そうだよな。」
(それ以上はあえて何も話さなかった。
あれがもしオレたちだったとしたら…四百年前に交わしたあの約束は今日叶った。
そう思うと柄にもなく舞い踊りたくなるぐらい嬉しくなって幸せに浸りながら暫くその夜空を眺めていた。)
#to be continued…
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482 :
伊∴達∴政∴宗(1059BSR)
2013/12/12(木) 15:35
>愛する人を腕の中に
(小▲田▲原の戦後、オレは暫く再起不能の状態で幾日も目を覚まさない程の深手を負った。
そしてオレが目覚めるまでの数日間、オレは長い長い夢を見ていた。
その夢はオレが松▲永の手により深手を負ってこうして寝込んでいるというなんとも悪い夢だった。
夢の中でふと気が付くとオレは何処かは分からないが薄暗い山道に一人たたずんでいた。
生ぬるい風が吹き抜けるその場所は、オレにとっては居心地の悪い場所でとりあえず人気のある場所まで行こうと
どこまで続くかも分からない山道をひたすら歩いていた。
すると先の方から聞こえてくる刀の交わる音。そして時折聞こえる爆発音。
この爆発音には聞き覚えがあった。そう、あの男しか居ない。戦▲国▲の▲梟▲雄、松▲永▲久▲秀。
嫌な予感がして足早に駆けていくとそこには案の定松▲永とそれに対峙するようにオレが絶大な信頼を置く腹心の姿があった。)
>「小▲十▲郎!?」
(思わず大声で叫ぶも何故か二人には聞こえない。それで改めてこれは夢だと認識した。
よく見ると小▲十▲郎の前髪が垂れている、余程の事があったんだろう。
だが、その後小▲十▲郎から発せられる言葉でハッとした。)
#「よくも政▲宗▲様を……!テメェだけは地獄の底に叩きつけねぇと気がすまねぇ!!」
(小▲十▲郎が此処に来た理由。それはオレの仇討ちだった。予てより松▲永を毛嫌いしていた小▲十▲郎が
オレを再起不能にさせられたことによりどうやら堪忍袋の緒が切れたらしい。
やり合いは終始互角、小▲十▲郎が蒼い閃光を身に纏い松▲永をふっ飛ばしたところで勝負あったかのように思えた。
だが、その背後を狙って伝説の忍が小▲十▲郎を襲撃し、よたったところを松▲永の刀が小▲十▲郎の体を貫いた。
その光景を見た瞬間血の気が一気に引いていくのが自分でも分かった。
ドサッと音を立てて崩れ落ちる小▲十▲郎、血に濡れた刀を引き抜き怪しげな笑みを浮かべる松▲永。
やり場のない悲しみと怒りが一気に満ちて大声で叫んだところでオレは漸く目が覚めた。
勢いよく飛び起きると冷や汗で布団も服も濡れていた。
そしてそんなオレの霞む視界の中に小▲十▲郎の姿はない。まだ痛む傷を押さえ声にならない声で小▲十▲郎を呼びながら
ふらつきながらも襖に手をかけるとその襖が静かに開いた。
そして目の前に居たのは……)
#「政▲宗▲様…!!」
>「小▲十▲郎…!!」
(オレの体を拭くためだろう、小▲十▲郎の手には小さめのおけに水が張っており、そこに手拭いが掛けられていた。
だが、そんなこともお構いなしに一目散に抱き付いたオレ。
小▲十▲郎が瞬時におけを片手に持ち替えもう片手でオレを支えてくれたから濡れずに済んだが、
何事かと言わんばかりにオレの様子を心配そうに見やる。)
#「如何なされた…?ともあれ、貴方が目覚めてくださり本にようございました…」
(小▲十▲郎の優しい言葉と表情に夢の事が重なり涙が溢れ流れ落ちた。)
>「小▲十▲郎、お前はオレが必ず守る。その為に強くなったんだからよっ…」
#「政▲宗、様…?」
(無我夢中で抱き付き誓いの言葉を述べるオレを、静かに小▲十▲郎は頷きながら聞いてくれていた。)
#素敵な描写を有難う!少しでも楽しんで貰えてたら嬉しいな。
#此れからも素敵な日記を書き続けてね。
>最後に描写を見たい人が居れば回しちゃって下さい!
こいつはあえてtake freeだ、OK?
#お疲れ様でしたー。
Thanks so much for your attention,Haッ!
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