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スレ一覧
┗懺悔絵日記(102-111/231)

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111 :パスカル(真・女神転生)
2011/09/19(月) 20:02

わたしはパスカル。「ふつお」の仲魔だ。


口が利けるというのは不便だ。

わたしがただのイヌだった頃、「ふつお」は良く撫でてくれた。

ボールを投げて遊んでもくれた。

わたしがじゃれて飛びついて顔を舐めても、笑って好きにさせていてくれた。


でも今では同じ様にはしてくれない。

言葉を話せる様になってしまったから、何か望むことが有ればわたしから話しかけないとならない。

……「撫でてください」「遊んでほしいです」とは言いづらい。


少し前に仲魔に加わった羽根のある小さなアクマは言う。

#アッハハ! あんたって図体はデカいけどおつむはバカねー、バカイヌねーっ! 好きなら素直に甘えたらいーのよっ!

そうなのだろうか。

そうしてみようか。


それはそれとして、そうバカバカと言われる筋合いはない。

#キャーッ! 仲魔をマルカジリすんじゃないわよこのバカイヌーッ!


……おしい。ひらりと飛んでかわされた。

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110 :川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)
2011/09/02(金) 21:11

>その1とその2は、と…ああ、この前のページ(>>104)か。

#○×月××日
変な夢その3。学校帰りの道にて。

(ふと気づくと前に女の人が立っている。さらにその何メートルか向こうにも男の人が一人。
女の人は男の人をじっと見ていた。その男はと言えば、こっちに背中を向けて屈み込みゴソゴソと何かやっている。
何か近寄り難い雰囲気に僕はつい立ち止まってしまう)

女「…フ~……」

僕「…ええと…」

女「…あら…。道を塞いでしまってたかしら…? どうぞ、気にせず通ってくださって構わないわ…」

僕「……どうも」

(女の人の物言いがとても柔らかかったことに少し緊張を解され、僕はまた足を動かし始めた。
けれどすぐ、男の人の真後ろを通り抜けようとした時にまた足が止まってしまう。かすかに男の声が耳に入ったからだ)

男「………合わないな……。……どうしても合わない…」

僕「………?」

女「貴方は……その人を知っているみたいね…?」

(隣をとっくに通り過ぎ女の人からは遠ざかったと思ったけど、その言葉はやけに近くから聞こえた。そうだ、確かに僕はこの男の人を知っているかも知れない。
男の人は裸足で、前の地面には右側だけの靴がある)

男「……入らない……。どうしてだろう……私の靴の筈なのに……合わないな…足が入らない……」

女「フ~……『シンデレラ』という童話……。男の子でも知っているでしょう…?
あの物語で私は、『愛という幸せを掴むシンデレラ』よりも…魔法使いに憧れた……。…『人を幸せに出来る魔法使い』に……。
そんな風に…なりたいって願ったわ…」

僕「…………」

(言葉は耳に入っていたけど返事は出来なかった。それに構わず女の人は話し続けた。暗く力の無い声で)

女「こんなことを…望んだのではなかったのに……。
…その人は死んだ…それは『私がいたから』だわ……私が手にかけたのでなくっても…。
あの男に違う顔を与えてしまったせいで、他にも…きっと、沢山……。私が抗っていたら…そうはならなかった……そうすべきだった…。その人達の『不幸せ』は、私が作り出してしまった……。
生きている間、私は、他人に幾らかの幸せは与えられたつもり…。でもそのことは……別の誰かに不幸せを与えたことを、埋め合わせてくれるものなのかしら…?」

僕「………。…ねえ…?」

(女の人の言葉の後、僕は男の背中に向かって声をかけた。男はゆっくりと振り向く。
目も鼻も無い顔がゆっくりとこっちを向き、唇の無い剥き出しの歯と舌が器用に喋った)

男「やあ…誰かと思ったじゃないか………早人…」

僕「…………パパ」

男「ああそうだ早人、靴べらがどこかに無いかな…? どうしてかな…これはパパの靴の筈なのに、きつくて足が入らないんだ……」

(家はすぐそこにもう見えている。取りに行ける距離だ。でもきっと靴べらなんか無駄なんだ)

僕「…待ってて……ママを呼んで来る。…そこで、絶対に待っててッ…」

(そう言って走り出そうとした瞬間、前にはもうママがいた。腕には猫を抱き、左側だけの靴を指にブラ下げて持っている)

ママ「お帰りなさい早人。…あら、もう片方はこんなとこだったのね」

僕「ママ、見てよパパがっ…」

ママ「猫ちゃんってば普段はこんな悪戯しないのに……今日に限ってどうしたのかしらね。パパの靴を咥えて引っ張り出すだなんて」

(身を屈めてママはパパの足元から靴を拾い上げた。そこにいるパパを無視しきって無造作に)

ママ「良かったわ、ちゃんとまた左右揃って…。…だってあの人が戻って来たら、きっとまた必要な筈だもの………ねえ、早人…あんたもそう思うでしょう…?」

僕「聞いてママ、違うよ、待ってっ……ほら、そこにいるんだ…ちゃんと見てッ…」

ママ「……あんたったら何を言ってるの?…そんな男ちっとも興味無いしどうだっていいわよ…。
だってね? あたしの待っているパパは、この靴がぴったりと足に合う人なんだから……」

(パパ、それと女の人の立っていた所へ目を向けると、もう二人はどこにもいなかった。後には赤い大きな血溜りだけが二つ残っていた)


この夢には誰の感想も無い。まだ誰にも話してないからだ。
こんな気分の悪くなる夢のこと、きっと他人に聞かせたりしない方が良いだろう。




>ああでも、R先生になら聞かせちゃってもいいかなって気もするな…。あの人なら少々気分の悪い思いをさせても何故かそんなに胸が痛まない。…うーん、なんだか良い考えの様な気がしてきた。

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109 :ジャックフロスト(DDS)
2011/08/25(木) 21:09

昨夜、というか今朝かホ。眠たくなるような時間帯のわりに沢山お話できたホ。

#川嶋亜美(虎龍)→御坂妹(超電磁砲)
一番乗りだったホー。随分長くおつきあい頂いたホ、有り難うホー。

#巡ル音カ(Vo加)
もしかしてそっちの言う最終更新は「オイラの名前がある中での最後の記事」(>>107)って意味だったかホ? オイラは>>108のことかと思って会話してたホー。

#坂田銀時(銀魂)
未来の雪だるまは凄いホー。オイラも未来に行って凄いジャックフロストになるホっ。
…あでも、未来だとそれは普通で別に凄くないのかホ…? ヒホ、なんとか今すぐ未来のジャックフロストになる手は無いものかホー。

#うろこさかなびと(ぷよぷよ)
#エリザベス(persona3)
二人とはちょびっとしか一緒じゃなかったホ、申し訳ないホ。またいずれ眠くない時にでもお話できると嬉しいホー。

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108 :----(----)
2011/08/24(水) 01:30

…遠い…っ。

くそっ…電話がコイツの前側で、僕はその背にいるから…なかなか腕が届かないっ…。
いや、頑張れば何とか…ねっ! 諦めるな僕、ねっ!

ほら…コイツがこっくりこっくりして揺れるリズムに合わせて…届くっ…次はきっと届くっ…届いたっ! 人間やればできるっ! ねっ!


 * * * * * * * * * * *


あーもしもし? ワンワンケンさん? ねっ、中華料理のワンワンケンさんだよね?
出前頼みたいんだけど。キシベロハンの家に──あー、と言うかね、『僕』の家に、だね。ねっ。

うんそう、僕ロハン。…いつもと声が違う?
いやそれは気のせい。ねっ。きっとただの気のせいだから。ねっ!


…さて、コイツのアドレス帳によれば、ピザ屋と寿司屋と米屋にも時々届けさせてるんだよね。
じゃーその三軒にもかけないって手はないよねっ。


 * * * * * * * * * * *


ピザ屋よし。寿司屋よし。米屋よし、と。
えーと、他に電話で呼べる人間は……そーだ、119番なら『火事です』って騙せばきっと飛んで来るよねっ。意外と頭イイんだよね僕っ。ねっ。


……それにしても、なんでかコイツのアドレス帳には『スタンド使いじゃない普通の友達』の連絡先ってものがひとっつも無いんだよね。
さてはコイツ、友達のいない寂しい人間なんだね。キノトマサゾーの背中から全部見てたけど性格悪いもんね。
カワイソーにね。でも仕方ないよねっ。


 * * * * * * * * * * *


………………。


……あのね、もしもし。ワンワンケンさん? キシベロハンだけど。うん、さっき出前頼んだロハン。
さっきって言うか、だーいぶ前なんだよね。
ねっ。すっごく遅いんだけど。早くして? ねっ?

『ちょーど今出たとこあるよ』って? あのねアンタ、そんな嘘言ってもダメ。見え見えだよね。ねっ。
ねっ、急いでっ。早くしてくれないとロハンが起きちゃうからっ。…いや今のはこっちの話だけど。とにかく早くしてね。ねっ!

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107 :アマネ&ジャックフロスト&ジャックランタン(女神異聞録DS)
2011/08/16(火) 21:42

#今回、茶室でのやりとりが関係した内容なので意味が分る人が限定されるホ。スルーするならば>>>381.106へGoだホ。

>スルーしない場合>>96,0をあらかじめ読んでおくのがお奨めだホー。

#以上、オイラ達からのお知らせでしたホっ。


 * * * * * * * * * * *


>アマネ様、入りますホー。(ブラザー、どうしてオイラ達急に呼び戻されたホ?)

#同じく入りますホー。(分らないホー。とにかくアマネ様の前では気をつけて振舞うホ)

………おや、二人揃って来てしまったのですか? 呼んだのはジャックフロストだけのつもりでしたが。

#ヒホ、そーなのですかホ? ならばオイラはお話の間ここのトイレのお掃除でもやってるとしますかホー。

いえ別にいて構いませんよ、聞かれて困ることではありませんから。…実は貴方達のいた支部の長から妙な連絡がありました。「トイレ掃除の二人の白いのの方に、小包で沢山ひよこが届いた」「それを白いのが全部食べてしまった」…という様なものなのですが。

>ああ、しばらく前にそんなこともありましたホー。オイラの親戚が喋る猫さんから頂いたそうで、そのお裾分けが来たのですホ。

#オイラも知ってますホ、確かにブラザーが一人で平らげてましたホっ。

喋る猫…? …まあ、誰からのものかは良しとして…では事実ではあるわけですね。

>ハイですホっ。

…そうですか、貴方がそういうものを食べるとは……少々意外です。

>ヒホ。そーですかホ?

ええ、少し。…さてどうしたものでしょう…悪魔達の食性を人間の主観でどうこう言えたものではない気がしますし…そもそも、人間も卵や鶏肉を一般的に食べるわけですから、ひよこを食べることだけ咎めるというのも奇妙な話かも知れません。実際、孵化直前の卵を茹でて食べるという料理もどこかの国にあると聞きます。

#それはまた人間界の食文化も魔界に劣らず様々ですホー。ヒホヒホ。

ええ、世界は広い、ということなのでしょう。…ともかく、支部長の連絡では「ちょっと叱っておいてほしい」とのことでしたが今回は問題無しと判断すべき様です、支部へはそう伝えておきましょう。…ただ、もしこの次があれば、その時はもう少し人目を避けて食べる様にしては貰えませんか?

>ヒホ?…良く分りませんがアマネ様が言うならそうしますホー。

では、用というのは今日はこれだけです、支部に戻ってまた仕事に励んでください。手を抜いてはいけませんよ。

#ハイですホっ。

>分りましたホっ。

(それにしても、支部長のメールには「全然分けてくれなかった」とも書かれていましたが…支部長も食べたかったということなのでしょうか…)


 * * * * * * * * * * *


#名菓ひ○子は人前で食べてはいけなかったのかホ。知らなかったホ。

>実はオイラ、ほんのり誤解が生まれたよーな気がしているホー。

#……その小さな誤解が後に大きな悲劇を招くとは、今は知る由も無いジャックフロストなのであった……ホ。

>ふっ、不吉なナレーションをつけないでほしいホっ!

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106 :エコーズACT3(ジョジョの奇妙な冒険)
2011/08/07(日) 19:46

命令サセテクダサイ。



駄目デスカ。ヤッパ気ヅキマスカ。S・H・I・T。
サラット言エバ雰囲気デイケルカナト思ッタンデスガネー。

イヤデモデスネ、タマニハイージャナイデスカ? 駄目デスカ? イージャナイデスカ、ケチ。

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105 :桃子&椎拳崇(KOF)
2011/08/05(金) 17:23

#ふぅ~…暑っついなぁ~…。こう暑いと肉まんを食う元気しかあれへんわ…。

桃子の感覚で言わせて貰うと、それってけっこう元気余ってるみたいな気がするよー。

#いやいや、栄養補給はきっちりせんとあかんしな。元気が出んからこそ食べんとと思て。

今食べてるそれ、幾つめだったっけ。

#えーとやな……今日やと2個目、今週やったら37個目やったかいな。

食べ過ぎ! 食べ過ぎ! お兄ちゃん食べ過ぎ! 普段より多いよお兄ちゃん!

#いやせやからなー、肉まん以外のもん食う元気があれへんもんやからどーしてもそーなってまうんやて…。

まあ、お兄ちゃんが何食べるかはお兄ちゃんの自由だからいーんだけども…。はーぁ。桃子は今日はなに食べよーかなぁーっ。

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104 :川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)
2011/08/04(木) 20:22

#○×月○⊿日
何度も同じ夢を見るっていうのはわりと誰にでもあることらしい。
その内容を誰かに話したくなるのも多分誰にでもあることだろう。


よく見る変な夢その1。レストランにて。

O君「…ンまいッ!! 何度食っても感激だッ!
まさかこの俺がプリンをッ! いやプディングをッ!! この歳になってこんな頻繁に食うようになるとは…!」

J君「わざわざ言い直してんじゃねーよオメーはよォー…。プリンでいいだろ、プリンで」

O君「俺の勝手だろーがっ、正しい言い方して何が悪いッ! ……あ! ひらめいたぞ俺は!」

J君「んー? 感動のあまりプリンの新しい呼び方でも思いついたかよ?」

O君「そんなんじゃねーよっ、今もう九割がた食っちまったけどよォ、それでもまだ残りのプディングが皿にあんだろ?
これを…オメーの『能力』で直すんだよっ!
一本一本バラバラのスパゲティと違ってプディングは一個の塊だからなァ~! 完全に元に戻る、つまり繰り返せば半永久的に食える!」

J君「うえッ…オメーなァ……。直すってことはよ、この『食われて無くなってる部分』が戻ってくるってこったぜ…。
けど、その『消えた部分』は今ドコだ? どーいう『プロセス』をふんで直ると思うんだ?
気持ちワリーからヤだねー俺はっ。絶対手伝わんッ!」

O君「駄目か、クソっ。名案だと思ったけどなァ~…いやだけど、一回くらい試しによォ~~………」


O君の感想。
「俺が『プディング』なんて言うかよ。だいたいな、いくらなんでもそこまでアホじゃねー」
J君の感想。
「そーだぜ早人。Oは確かに頭は悪い。だがここまでアホじゃねえ。アホはアホでももう少しマシなアホだ。
まーそんでもやっぱりアホの範疇ではあるワケだけどよォー」

O君が「てめェーッ!」とJ君に殴りかかり乱闘が始まったので僕はそそくさと退散した。


変な夢その2。自宅の庭にて。

(学校から戻り僕が目にしたのは目を見開いて庭に仰向けに倒れたママの姿だった)

ママ「………」

僕「ママっ! どうしたの!」

(ママの瞳が僕の方を向く。少なくともは死んではいないと分り、僕はひとまず安堵する)

僕「ママ、何があったの? 今電話して救急車を呼ぶよッ」

ママ「…大きな声を立ててはダメ…。静かに…ゆっくり動きなさい……」

僕「ママ……?」

(ママがわずかに腕を持ち上げ庭の樹を指差す。見ればその枝の上には「ゲゲッ!」と一瞬思うほどの数の猫の大群が)

ママ「あれはアビシニアン…あれはブリティッシュ・ショートヘア…その他にマンチカン、スフィンクス、ベンガル、ロシアンブルー…アンタが聞いたこともないような品種の猫も色々なのだわ」

僕「………」

ママ「なぜこんなに多くの猫ちゃんがココにいるのか分らないけど…刺激しない様に、こうして『降参の意味である仰向けポーズ』で近づいて行けば、まとめてお友達になれるかも知れないのだわ!」

(そう言うとママは仰向けでシャカシャカと手足を動かし出し、少しずつ少しずつ樹の方へ移動していく)

僕「…えーと……。まあ…うん、頑張ってママ……じゃあ僕は家に入るから…あ、言い忘れたけどただいま」

ママ「はいおかえりなさい。あ、ドアの開け閉めはそーっとよっ……」


R先生の感想。
「樹の枝の上に、沢山の猫…か…」
K君の感想。
「仰向けでシャカシャカ移動する人、かぁ…」

昔からママは猫のことだとテンションが高くなる。そしてちょっと言葉のチョイスが変になる。妙な癖だ。
それにしても、同じ話を聞いても人によって気にするポイントってのは違うものだな。


>見る夢は他にもいくつかある。…そのうち他の夢のことも書こう。

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103 :パスカル(真・女神転生)
2011/07/24(日) 03:38

わたしはパスカル。「ふつお」の飼い犬だ。


「ふつお」。

パスカルは「ふつお」に撫でて貰うのが好きだ。

パスカルは「ふつお」に遊んで貰うのが好きだ。

パスカルは「ふつお」の「おかあさん」もとても好きだった…。


パスカルはあの日、とても怖かった。何もできなかった。

パスカルはあの日、とても悲しく、辛かった。

パスカルは「ふつお」の悲しい顔が嫌いだ。

何よりも嫌いだ。



「ふつお」。

イヌはニンゲンよりもずっと早く歳をとるのを、パスカルは知っている。

パスカルは「ふつお」より必ず先に死んでしまう…。

……「ふつお」の側からいなくなる。

それはだめだ。

「ふつお」を寂しがらせるのはパスカルは嫌だ。

パスカルは、いつまでも、何があっても、「ふつお」の味方でいたい。

いつまでも…。

イヌのまま「ふつお」より早く死ぬくらいなら、永遠に死ねなくなってもパスカルはいい。

……別のものに変わる方法があるのを、パスカルは知っている…。





今日、羽根のある小さなアクマに「ふつお」が話しかけた。

二言、三言、話をしてからアクマが問いかけてきた。

#アクマでも、あいしてくれる?

「ふつお」は頷き、小さなアクマはそれに満足して新しい仲魔になった。

「ふつお」。

もし機会があれば、パスカルは「ふつお」に同じ質問をしてみたい。

きっと「ふつお」が同じ様に頷いてくれるのを、パスカルは知っている。



わたしはパスカル。今は「ふつお」の仲魔だ。

パスカルは「ふつお」が好きだ。

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102 :シュラ・ナイ・カノム・トム(WH)
2011/07/14(木) 21:37

誰か分る人いるんっスかねー、シュラなんて名前。
……あ、今のは独り言なんで全然気にしないでいいっスよ!


最近っスねー、ちょっと部屋を覗いて回ると「シュラ」って名前をちょこちょこ目にするんスよ。

「えっ、なんっスかこれは。俺の時代が来たって事っスか?
やったっスー! ついに俺、地味脱却っスねー!」

……なーんて束の間思ったりもしたんっスけどね、よーく見るとなんか漢字の名字がくっついてて作品名も違ってるんスよねー。
つまり、どうやらいわゆるヌカ喜びだったっスっ。
お。「だったっスっ」てなんか「っ」が密集してるっスね!


話がそれたんでグイっと戻すんっスけど、その後じっくりと考えてる内にっスねえ、別に地味を脱却できなくたってそれは大した事じゃないって気がついたんスよ俺はっ。
なんて言ったらいーんっスかねー……俺は地味は地味でも、ピカーっとこう、根が明るいのが取り得の地味なんっスっ。クヨクヨするのは似合わない男って事っスねっ!

それにさらに言うとっスよ、俺は見た目の派手さなんか意味が無い、実力だけがモノを言う世界に生きる男なんっス!
しっかりとブラウン博士の選抜眼にかなった「世界最強の英雄達」の一人なんっス! これでも!

ん、誰っスか今「これでも」とか余計な事言ったのは。
え? 俺っスか。マジっスか。
あー、うっかり自分でつけちゃったんっスねー。
いやここだけの話っスけど、実は俺……強い代わりにちょっとだけ頭が良くないかも知れないんっス。ハハハっ、内緒っスよ!


ああ、ドラの兄貴や良子ちゃん、他の皆ともその内また戦いたいっスねぇ~、ブラウン博士がもう一度大会開いてくれたら嬉しいんっスけど。
あ、そんな機会がもし有れば、その時は俺の実の兄貴、アシュラ兄貴も参加させて欲しいっス! 兄弟での大会の一位二位独占を狙うんっスよ、ムエタイは最強っスからね!


……誰か分る人いるんっスかねー、アシュラなんて名前。
あ、今のも独り言なんで全然気にしないでいいっスよ!


そんじゃあ皆さん、またお目にかかれる事を祈りつつ、そろそろここらでバイナラっス! 
俺はひたすらワイクーを踊りながらまたお会いできる時を待つとするっスよっ、ハハハハハ!

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104 :川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)
2011/08/04(木) 20:22

#○×月○⊿日
何度も同じ夢を見るっていうのはわりと誰にでもあることらしい。
その内容を誰かに話したくなるのも多分誰にでもあることだろう。


よく見る変な夢その1。レストランにて。

O君「…ンまいッ!! 何度食っても感激だッ!
まさかこの俺がプリンをッ! いやプディングをッ!! この歳になってこんな頻繁に食うようになるとは…!」

J君「わざわざ言い直してんじゃねーよオメーはよォー…。プリンでいいだろ、プリンで」

O君「俺の勝手だろーがっ、正しい言い方して何が悪いッ! ……あ! ひらめいたぞ俺は!」

J君「んー? 感動のあまりプリンの新しい呼び方でも思いついたかよ?」

O君「そんなんじゃねーよっ、今もう九割がた食っちまったけどよォ、それでもまだ残りのプディングが皿にあんだろ?
これを…オメーの『能力』で直すんだよっ!
一本一本バラバラのスパゲティと違ってプディングは一個の塊だからなァ~! 完全に元に戻る、つまり繰り返せば半永久的に食える!」

J君「うえッ…オメーなァ……。直すってことはよ、この『食われて無くなってる部分』が戻ってくるってこったぜ…。
けど、その『消えた部分』は今ドコだ? どーいう『プロセス』をふんで直ると思うんだ?
気持ちワリーからヤだねー俺はっ。絶対手伝わんッ!」

O君「駄目か、クソっ。名案だと思ったけどなァ~…いやだけど、一回くらい試しによォ~~………」


O君の感想。
「俺が『プディング』なんて言うかよ。だいたいな、いくらなんでもそこまでアホじゃねー」
J君の感想。
「そーだぜ早人。Oは確かに頭は悪い。だがここまでアホじゃねえ。アホはアホでももう少しマシなアホだ。
まーそんでもやっぱりアホの範疇ではあるワケだけどよォー」

O君が「てめェーッ!」とJ君に殴りかかり乱闘が始まったので僕はそそくさと退散した。


変な夢その2。自宅の庭にて。

(学校から戻り僕が目にしたのは目を見開いて庭に仰向けに倒れたママの姿だった)

ママ「………」

僕「ママっ! どうしたの!」

(ママの瞳が僕の方を向く。少なくともは死んではいないと分り、僕はひとまず安堵する)

僕「ママ、何があったの? 今電話して救急車を呼ぶよッ」

ママ「…大きな声を立ててはダメ…。静かに…ゆっくり動きなさい……」

僕「ママ……?」

(ママがわずかに腕を持ち上げ庭の樹を指差す。見ればその枝の上には「ゲゲッ!」と一瞬思うほどの数の猫の大群が)

ママ「あれはアビシニアン…あれはブリティッシュ・ショートヘア…その他にマンチカン、スフィンクス、ベンガル、ロシアンブルー…アンタが聞いたこともないような品種の猫も色々なのだわ」

僕「………」

ママ「なぜこんなに多くの猫ちゃんがココにいるのか分らないけど…刺激しない様に、こうして『降参の意味である仰向けポーズ』で近づいて行けば、まとめてお友達になれるかも知れないのだわ!」

(そう言うとママは仰向けでシャカシャカと手足を動かし出し、少しずつ少しずつ樹の方へ移動していく)

僕「…えーと……。まあ…うん、頑張ってママ……じゃあ僕は家に入るから…あ、言い忘れたけどただいま」

ママ「はいおかえりなさい。あ、ドアの開け閉めはそーっとよっ……」


R先生の感想。
「樹の枝の上に、沢山の猫…か…」
K君の感想。
「仰向けでシャカシャカ移動する人、かぁ…」

昔からママは猫のことだとテンションが高くなる。そしてちょっと言葉のチョイスが変になる。妙な癖だ。
それにしても、同じ話を聞いても人によって気にするポイントってのは違うものだな。


>見る夢は他にもいくつかある。…そのうち他の夢のことも書こう。

107 :アマネ&ジャックフロスト&ジャックランタン(女神異聞録DS)
2011/08/16(火) 21:42

#今回、茶室でのやりとりが関係した内容なので意味が分る人が限定されるホ。スルーするならば>>>381.106へGoだホ。

>スルーしない場合>>96,0をあらかじめ読んでおくのがお奨めだホー。

#以上、オイラ達からのお知らせでしたホっ。


 * * * * * * * * * * *


>アマネ様、入りますホー。(ブラザー、どうしてオイラ達急に呼び戻されたホ?)

#同じく入りますホー。(分らないホー。とにかくアマネ様の前では気をつけて振舞うホ)

………おや、二人揃って来てしまったのですか? 呼んだのはジャックフロストだけのつもりでしたが。

#ヒホ、そーなのですかホ? ならばオイラはお話の間ここのトイレのお掃除でもやってるとしますかホー。

いえ別にいて構いませんよ、聞かれて困ることではありませんから。…実は貴方達のいた支部の長から妙な連絡がありました。「トイレ掃除の二人の白いのの方に、小包で沢山ひよこが届いた」「それを白いのが全部食べてしまった」…という様なものなのですが。

>ああ、しばらく前にそんなこともありましたホー。オイラの親戚が喋る猫さんから頂いたそうで、そのお裾分けが来たのですホ。

#オイラも知ってますホ、確かにブラザーが一人で平らげてましたホっ。

喋る猫…? …まあ、誰からのものかは良しとして…では事実ではあるわけですね。

>ハイですホっ。

…そうですか、貴方がそういうものを食べるとは……少々意外です。

>ヒホ。そーですかホ?

ええ、少し。…さてどうしたものでしょう…悪魔達の食性を人間の主観でどうこう言えたものではない気がしますし…そもそも、人間も卵や鶏肉を一般的に食べるわけですから、ひよこを食べることだけ咎めるというのも奇妙な話かも知れません。実際、孵化直前の卵を茹でて食べるという料理もどこかの国にあると聞きます。

#それはまた人間界の食文化も魔界に劣らず様々ですホー。ヒホヒホ。

ええ、世界は広い、ということなのでしょう。…ともかく、支部長の連絡では「ちょっと叱っておいてほしい」とのことでしたが今回は問題無しと判断すべき様です、支部へはそう伝えておきましょう。…ただ、もしこの次があれば、その時はもう少し人目を避けて食べる様にしては貰えませんか?

>ヒホ?…良く分りませんがアマネ様が言うならそうしますホー。

では、用というのは今日はこれだけです、支部に戻ってまた仕事に励んでください。手を抜いてはいけませんよ。

#ハイですホっ。

>分りましたホっ。

(それにしても、支部長のメールには「全然分けてくれなかった」とも書かれていましたが…支部長も食べたかったということなのでしょうか…)


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#名菓ひ○子は人前で食べてはいけなかったのかホ。知らなかったホ。

>実はオイラ、ほんのり誤解が生まれたよーな気がしているホー。

#……その小さな誤解が後に大きな悲劇を招くとは、今は知る由も無いジャックフロストなのであった……ホ。

>ふっ、不吉なナレーションをつけないでほしいホっ!

108 :----(----)
2011/08/24(水) 01:30

…遠い…っ。

くそっ…電話がコイツの前側で、僕はその背にいるから…なかなか腕が届かないっ…。
いや、頑張れば何とか…ねっ! 諦めるな僕、ねっ!

ほら…コイツがこっくりこっくりして揺れるリズムに合わせて…届くっ…次はきっと届くっ…届いたっ! 人間やればできるっ! ねっ!


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あーもしもし? ワンワンケンさん? ねっ、中華料理のワンワンケンさんだよね?
出前頼みたいんだけど。キシベロハンの家に──あー、と言うかね、『僕』の家に、だね。ねっ。

うんそう、僕ロハン。…いつもと声が違う?
いやそれは気のせい。ねっ。きっとただの気のせいだから。ねっ!


…さて、コイツのアドレス帳によれば、ピザ屋と寿司屋と米屋にも時々届けさせてるんだよね。
じゃーその三軒にもかけないって手はないよねっ。


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ピザ屋よし。寿司屋よし。米屋よし、と。
えーと、他に電話で呼べる人間は……そーだ、119番なら『火事です』って騙せばきっと飛んで来るよねっ。意外と頭イイんだよね僕っ。ねっ。


……それにしても、なんでかコイツのアドレス帳には『スタンド使いじゃない普通の友達』の連絡先ってものがひとっつも無いんだよね。
さてはコイツ、友達のいない寂しい人間なんだね。キノトマサゾーの背中から全部見てたけど性格悪いもんね。
カワイソーにね。でも仕方ないよねっ。


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………………。


……あのね、もしもし。ワンワンケンさん? キシベロハンだけど。うん、さっき出前頼んだロハン。
さっきって言うか、だーいぶ前なんだよね。
ねっ。すっごく遅いんだけど。早くして? ねっ?

『ちょーど今出たとこあるよ』って? あのねアンタ、そんな嘘言ってもダメ。見え見えだよね。ねっ。
ねっ、急いでっ。早くしてくれないとロハンが起きちゃうからっ。…いや今のはこっちの話だけど。とにかく早くしてね。ねっ!