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373 :十條遙(リバーズ・エンド)
2013/02/24(日) 13:36

 ねえ、直人、──あたしは思い出も記憶も作り物の人形……だけど、……やっぱりピノキオには、成れないわ。

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 唯や、弥生や、七海の様に、かなしむことが出来たなら、……よかった。

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 積み重ねた蓋が外れなくなって、それでもこの入れ物の中に在るモノは、増え続けていく。溢れることなく。何れ、入れ物ごと、壊れてしまう時まで。
 どうしようもないことだわ。だって中身がどんなモノだったのか、思い出せないんだもの。
 それをあたしは、少しだけ、ほんの少しだけ。此は痛みなのだと、認識している。

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372 :葛木亜莉子(歪みの_国の_アリス)
2013/02/21(木) 14:44




 今日と云う日を忘れない様に。

# お父さん、

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371 :大江湯女(嘘つきみー/くんと/壊れたまー/ちゃん)
2013/02/19(火) 01:00

 最近やたらと死にかけている。そろそろ本気で清水の舞台から退場まっしぐらかと。

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 不幸ってなにー?と朗らかに大声で尋ねられては幾ら聡明なワタクシとて巧いこと言えたものじゃないわ。壁が薄いから叫んじゃメッよと砂利塗れの笑顔で叱るのが精一杯で質問の意図すら掴めない。そうね、貴方のことだから其の反対を問いたいのかも知れないけれど、どちらも答えはきっと同じ場所なのでしょうねえ。

 ねえ、其処の貴方はどう思うかしら。

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 そういうことだから、現在進行形でワタクシ舞台の崖っぷち。大いに自虐ると只の死に損ない。朗らかに言うと死にそう。

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370 :枇杷島八事(嘘つきみー/くんと/壊れたまー/ちゃん)
2013/02/18(月) 02:24

 観客は私。制限時間十分。
 ショータイムは始まらない。
 貴方の重みを奪わない限り。

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 甘えないでください。
 大嫌いです。

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 引っ越したい。

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369 :瀬園栞(創作)
2013/02/15(金) 23:31




 何故だろう。
 涙が止まらないのだ。


 「泣いていないじゃないか」

 貴方には見えないのでしょう。

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368 :枇杷島八事(嘘つきみー/くんと/壊れたまー/ちゃん)
2013/02/15(金) 18:37

 溜め息しか出ない。私、何かしました?としか言葉が出ないんですけど。
 …………はぁ…。


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 パズルピースがばらばらと崩れていく所か、ピースその物が粉々に壊れていく。手にすると崩れ落ちて、ただの欠片でしかないそれはただの屑だ。パズルには必要ない。そうやって選りすぐって、えらんで、棄てて、なくしていく。
 そんな風に棄てて選んでを繰り返して作られたパズルがどんなものになるのか、私ですら予測出来ません。少なくとも、綺麗とは言い難いでしょうね。


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 急激に息苦しくなった私の世界は、元々私になんか優しくはなかったんですよ、せんぱい。
 分かるでしょう、貴方だって似た様な人種じゃないですか。認めたがらないだけで、本当は知っているんでしょう?

 この世界は、私やせんぱいみたいな人間には、いきにくい。


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 私が欲しかったピースなんて、元々存在しなかったんです。

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367 :大江湯女(嘘つきみー/くんと/壊れたまー/ちゃん)
2013/02/06(水) 00:39






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366 :白鬼院凜々蝶(妖狐×僕SS)
2013/02/04(月) 14:54

 知らずに居られたらそれで良かったのかも知れないと思う。例えばそれがどんなに淋しく心苦しい事だとしても、知らなくて好い事の方が、此の世界には余程多い。だけど、もしも僕がこの掌に残ったひかりを知らなかったなら、どうだろう。
 君の暖かさや柔さ、時折見せる侘びしさと、其れを自覚しない君の心のほんの瑣末な空虚。どれを手に取っても僕にとっては光を放つ宝石よりも輝いて見えて、何よりも愛惜しいものだ。どれほどの時間を費やそうと、知らずにいた頃へはきっと戻れない。たとえ君と僕がお互いの歩く道を違えて二人の最期を迎えたとして、それでも僕は、こんなちいさな掌にすら残る粒の様なそれらを、決して棄てられはしない。僕にとって、君という存在がどれだけ暖かく愛惜しさに溢れるものなのか、君に語ったことはあっただろうか。きっと語りかけた所で、君はいつもの様に首を傾げるだけだろう。そして惜しげもなく、今度は君が、僕をこれでもかと砂糖の海で溺れさせるようにその甘ったるい愛を語り始めるんだろう。本当に、まるで君無しでは息をすることも儘成らなくさせる様に、切なげに、甘やかに。君はいつでも──そういう人だったな。
 もう、君無しでは生きられないなんて危うい事を言い出す僕ではない。僕はもう君の無菌室で飼われるような、弱くて儚い人間じゃ、ない。君がいない世界でも息ができる様に、こんなにも呼吸が巧くなった。君もそうだろう、──御狐神くん。



 知らずに居られたなら、その方が良かったのかも知れないと思うことはいくらだって溢れている。だって今僕は間違いなく、君と云うあたたかな愛を知らずに居られたならと、切に思っているのだから。
 そして同時に、君がいない寂しさを、君無しで呼吸ができてしまう僕の息詰まりを、僕は心から、ひどくかなしいと思っているんだ。

 このおもいを、もどかしさを、──愛しさと呼ばずして何と言う?

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365 :初/音/ミ/ク(vo/cal/oid)
2013/02/04(月) 02:57



「恵方巻きって卑猥」
「南南東に向かってくわえなさいよ」

 クソ真面目な話する前に交わした下らないハイライト。

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364 :月(創作)
2013/01/29(火) 00:30

 月と太陽なら、どちらがより多くの光で世界を照らしているんだと思う?

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