□ご機嫌
機嫌がいいと耳、それから尾が揺れて、本人は気づいているのかいないのか、声が少し弾みます。口元も弛んでいて、少しだけ不敵な顔。…これを言うと拗ねそうですけど、背景に花が舞っているような、本当にわかりやすく表情に出るのと天気もからっと晴れてる気がしますね。□不機嫌
眉間の皺が濃くなり、口数が一気に減ります。古海も荒れて、それはもう静かに怒りを滲ませて、御機嫌なときと同じく顔に全部出ちゃうんですよね、この人。□仕草
感情に同調して揺れる耳と尻尾。たまに髪を掻き上げる──というと少し違うんですが後ろに流す所作だったり、ゆっくりと瞬きをしてあたしをじっと熱っぽく見つめる表情。あとは、…すぐ口付けてくる、とか?□愛情表現
…熱烈、それでいて貢ぎ癖があって、一度懐に入れたら遠慮がなくなりますね。普段の頼まれごとは腰が重いのに根回しも早く、……淡白だと思っていたんですけどそんなこともなくかなり情熱的で、愛情深い人ですよ。あと意外と世話焼きというか、あたしの尾や髪の手入れも好んでいるのか、日々飽きずに甲斐甲斐しくしてくださってます。□独占欲
かなり強めですね。それこそあたしに色目を使う人がいればその視線すら許せず、可愛い猫でさえ寝室には立ち入らせない程。あたしの寝顔を他の誰にも譲りたくないくらいには、独占欲も所有欲も強くて。…所有の証を付けるのも付けられるのもどうやら好きみたいですね。□性癖
性癖…?丹楓の性癖なんてあるんですか?あたしが聞きたいんですけど……でもそんな変、といえばアレですけど特殊な趣味は特になさそうな気がしますし。尾への執着が性癖といえば性癖のような、……どうなんでしょうね?□総評
丹楓のことを書き出しながらあたし、まだあなたのことをよく知らないことが多い気がします。好きな食べ物も最近料理人の方から聞きましたし、あなたの好みも、それこそ性癖も。これから沢山知っていくのだと思うと楽しみが増えますね。…あの日、あなたに籠絡されてあっという間に求婚までされて、今でもまだ夢見心地ですけど、それでもあなたが用意してくれた花嫁衣装が全てが夢ではないと理解させてくれるので。書きながらあなたのへの思慕が募るばかりでした。ねえ、丹楓。あなたはどうですか?あたしのこともっと好きになって、もっと溺れていいんですよ。幾久しく、どうかおそばに置いてくださいね♡