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119.龍兎相和
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34 :
白/珠(H/S/R)
2024/07/18(木) 01:09
充実した日々の終わりはやっぱり寂寥感があって。
ぐっすり眠るあなたの顔は嫌いじゃないけど、あなたが起きている方がやっぱり嬉しい。
▽
花火を見た話は途中まで書いたんだっけ。
あの晩、悋気に当てられたあたしの龍は花火もそっちのけでそれをあたしにぶつけた。
その影響で、抱き潰されることになってしまったんだけど内容は割愛。
流石にこれを記しておくのは勇気がいる。
でも普段よりあたしに焦がれるあなたを見るのはとても気分が良かった。
「その顔、俺以外に見せる事を今後生涯禁ずる」
独占欲の強いあたしの龍尊様。
あなたのそういうところが好き。
あたしの前でぽろっと俺、なんていうところも含めて。
▽
尻尾を吸うことを覚えられてしまった。
正直、抱かれるよりずっと恥ずかしい。
でも楽しそうに、それこそあたしは彼のものだから権利があると言われてしまえば反論もできない。
…それを嬉しいと思っているのだから、どうしようもない。
余を焚き付けたのは悋気だが、その熱に薪を焚べ続けたのは何処の誰だったか。薪どころではない、あれは油だ。それもとびきり馨の強い。……暫くはお前の匂いが染み付いて取れそうもない。
尻尾吸いは気に入ったので疲れた時にでもまた強請る。あの珍しく初心な反応も愛い。より上等な香膏を買っておくとしよう。
Bai Heng
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