スレ一覧
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119.龍兎相和
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丹恒(崩壊:スターレイル)
2025/04/20(日) 02:17
近頃めっきり三月と話す機会が減って…いや、奪われてしまい、俺としては複雑な心境だ。…さて、明日目覚めたお前にあてつけるために、何を綴ろうか。
…冗談だ。
冗談に聞こえないよ!?
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実は、お前が放った言葉の中でも特に気に入った可愛らしいものを書き留めておこうとして、判断基準に迷い結局三つしか残せていないメモ書きがある。
それの一番上に残されていたのが
「やっぱりほっぺにウチの名前書いとこっかな…」
これだ。あまり自信はないんだが、確か羅浮の宿に一泊した際、借りた衣装に着替えた俺が殊族の民に声を掛けられた後にこぼした言葉だったように思う。あの時は色んなものを食べ歩いて、海を眺めて…夜には宿でお前と露天風呂を”満喫”したんだったか。この時に習得した卵料理だが、未だに披露する機会がないままな気がする。
借りた衣装と言えば、ピノコニーで何枚も着替えては写真を撮ったこともあった。…金人港の祭の時も特別な装いをした。あの日のことは特によく覚えている。…お前と指を絡ませて、列車の短い廊下を歩いただけの時間。あの焦れったさと高揚を、今でも。
嫉妬で連想するのはいつも宇宙ステーションでの出来事だ。大きく揺れる感情に振り回されたお前が逃げ出し、壮絶な鬼ごっこをしたのも約一年前になるらしい。…お前の泣き顔を見たのはこの時、それから…指輪と共に誓いを捧げた時の二度。
ああ、思い出を浮かぶままに綴っているだけできりがない。鱗淵境でお前の想いに応え、仲間以上の存在になってから、こんなにも思い出が増えた。記念日だと気付いたのに違う話に夢中になって、頁の確保すらし損なう俺たちだが…お前と刻む時が当たり前で、この先も変わらない安心感の現れだということにしておこう。
…あの日お前に本気だと告げてから五年間。ありがとう、三月。六年目も変わらず、お前だけを心から愛している。いくつもある記念日のうちのひとつをここに祝おう。
あの日のあれを忘れることはずっとないし、丹恒がこうやって沢山言葉を残してくれるのが嬉しいんだよね。六年目もよろしくね、大好きだよ!
Dan Heng
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