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119.龍兎相和
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ヒューゴ・ブラド(Zenless Zone Zero)
2025/05/15(木) 18:48
偶には志向を変えて書き記してみよう。以前こうした時筆を執ったのは、俺と同じ金髪で、俺と同じくコイントスの似合う男だったな。覚えているか?あの時お前は彼のパートナーに逐一追記させたのだ。当然、俺にもそうしてくれるだろう?ビビアン。
全くヒューゴはいつも突然なのです。仕方がないので、わたしもしてあげます。感謝するといいのです。
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…一先ずこれだけは言わせて欲しい。
ことの最中にああして首に腕を絡め、幾度もキスを寄越すのは些か可愛すぎる。世間一般ではそう珍しい行いでも無いかもしれないがね、お前に限っては破壊力が有り余るのだよ。
それはそういうときの恋人にして貰いたい仕草ランキング一位の仕草なので外せません!ヒューゴにクリティカルしたのならグーなのです。
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……思ったより呂律がしっかりとしているではないか。もう少し意地悪く、且つ獰猛に喰われる方がお好みかね?
…ヒューゴはドSなのです。
お褒めに預かり光栄だ。
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おかしくなってしまえ、といつも思っているし事実そう口にしている。…思うに、”俺”に”おかしくされる”事をお前こそが望んでいるのだろう。何とも愛らしいおねだりではないか。叶えられた暁には褒美を頂戴すること、許されよ。
…そうなるにはまだ恥じらいがあるのです、だって簡単に手に入れるのはつまらないのです。もっと欲しがってください。
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見るな、と言われて見ない選択肢を選ぶ詰まらん男にはなりたくないものだ。今宵のお前のうつくしさ、この目にしかと焼き付けておかねば。
すぐそういうことを…そんなにずるいとあの子が隠れてしまいますよ?
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お前に死んでもらっては困るが…文字通り致死量に等しい愛欲を受け取って貰えたのならば何よりだ。
また熱い夜を過ごそう、我が最愛。
甘美な夢はいずれ醒める。ならば何度でも溺れてしまえば良い。…お前に夢を魅せられるのは俺だけだ。
唯一無二のお前へ捧ぐ。モッキンバードではなく…ヒューゴ・ブラドより、愛を込めて。
あんなにするなんて紳士が聞いて呆れるのです。けれどあなたの腕の中は心地良く、何度も夢に見たいくらいには、悪くないのです。わたしはあなたのものですから、あなたが…好きですよ、ヒューゴ。
Hugo
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