盛夏の滴り
恨み言のような日記を書いてしまうのでいささか反省しています。霊基の不調は不可抗力とはいえ、私の管理不足もあるので文句は言えませんが。魔力を注げば……と可愛らしい恋人が頬を赤らめて言うのが愛らしくて、つい強請ってしまいそうでしたがコレはそういうものでは直らないらしいので我慢しておきます。万が一貴方に感染ってしまってはことだ。貴方はこのカルデアでも随一の働き者(周回要員)なのですから。
ところで差し入れだとマスターがくださった果実があるのですが、貴方も食べますか?私の……いや、私達の力加減では握りつぶしてしまうでしょうから大人しく厨房で剥いてもらいましょうか。しかしマスターはこれを何処から?珍しい果実ではないが、なるほど今はそちらへ。ということはコレは現地産ですよね?いえ、私は構いませんが。いいのだろうか。
ところで差し入れだとマスターがくださった果実があるのですが、貴方も食べますか?私の……いや、私達の力加減では握りつぶしてしまうでしょうから大人しく厨房で剥いてもらいましょうか。しかしマスターはこれを何処から?珍しい果実ではないが、なるほど今はそちらへ。ということはコレは現地産ですよね?いえ、私は構いませんが。いいのだろうか。