気付いたら、今月が終わり掛けてた。後で書こうとするとこうやって日が開くから、頁確保して週末が終わるまでに書くって宣言しとこ。
書かなきゃいけないって決まりはねぇけどさ、アイツとの思い出をちゃんと残しときたい。

気付いたら今週が終わりかけてて、慌てて筆を取ってる。何を書くか全然決まって無いのに。……そうだな。そういやこの前、竜胆と店の見回りに行ってる時に丁度嬢とその彼氏の修羅場に出会して。暇潰しに見学しつつ、恋人に浮気されたらどうする？って話になったんだけど、オレは同じことをしてから殺す派で、竜胆は即別れる派なんだと。
そうは言っても、絶対オレと同じ道を辿る気がしてるんだよなぁ。あの末っ子気質が自分のもん横から掻っ攫われて地団駄踏まない訳ねぇもん。カワイイ弟の恋人が浮気したらお兄ちゃんとしては爆笑して揶揄った後でソイツ殺すしか無いから、ちゃんと人を見る目を磨いて良い相手を見付けて欲しいよなぁ。
じゃなくて。一気に今日の頁が竜胆に乗っ取られる所だった。アイツはどうなんだろ。浮気すんなよ、って冗談で言い合ったり、独占欲が爆発しそうな時に余所見すんなよって言ったりはしても、本気でオレに浮気されるとは思って無さそうなんだよな。思われててもムカつくから良いんだけどさ。
こういうもしも話とか、何か起きたらどうする系の質問を真剣に教え合ったこと無いからちょっと気になる。

とか書いてたのに、結構時間が開いててびっくり。何を書くか迷うんだよなぁ。好きなとこ書くって前の頁を書いてた時に言ってたから、好きな所でも。
実は、アイツにでこちゅうされんの好きなんだよね。オレ結構身長あるし額にキスされるって経験自体が少なくて新鮮ってのも有るけど、甘やかされてる感じがして好き。アイツより背が低いって訳じゃないから、普通に過ごしてたら額にキスされる機会なんて早々ないんだけど、それでもちょくちょくして貰ってる気がする。
最初はガキ扱いか？って思ってたことも、大事に甘やかされてるだけかもって思い始めてからはちょっと小恥ずかしさあるのが悩み。そんなことで照れるとか、オレらしくないじゃん？もっと余裕ある大人で居たいんだけどな〜って、ずっと思ってる。

初めての夜。初夜の話を期待した？んなもんとっくに過ぎてる。そうじゃなくて、初めてシないで寝た夜。

本音のこと

アイツが言ってることは正しかったけど、甘やかして欲しかったから執念く言い過ぎた。仕方ないじゃん。今まで日課だったみたいなとこあるし、最後までシなくても、アイツに触りたかったんだから。そしたらもう秒で布団に入れられて、後の頁にある通り。呆れられたんだろうな〜…。元々最中のことなんか自信ねぇし、好みから外れてんだろうなとは思ってたから、これ幸いと日課じゃなくなるのを狙ってんのかな。もう誘える気がしない、つうか、どうせ上手く出来なくてガッカリさせるんだろうから、義務感で触られるくらいならこのまま避けとこ。しないならキスだけでもしよ、って言う間もなく、しないって言ってるだろってセリフと一緒に離れてったもんな。鬱陶しく思われた感が透けてる。寂しいけど、あんな思いするくらいならそっちの方が百倍マシ。

好きになった切っ掛けの部分は、これで一区切り。他にも細々とした積み重ねはあったんだろうけど、そこまで拾ってたらキリねぇし、そこはオレだけが知ってれば良い所。
次は何書くかなぁ…。最初に決めた題材が消えると、次に迷うよな。日記に書きたいと思う事が起きたら書くってすると、後で書こうが溜まって普通に１ヶ月過ぎそう。

予想した通り、もう今週が終わりそう。勿論、アイツと何も無いって訳じゃなくて毎日一緒に過ごしてるし、何なら毎日惚れ直してる。でも、好きな奴の事って独り占めしたくなるじゃん？自慢したいってのも本心だから人間の心って複雑だよなぁ。
手紙書くって約束したし、好きなとこを言語化する為にも日記は続けておきたい。やっぱり、書くこと決めた方が良さ気？

今日で漸く５個目。安心感があるとこ。
今は安心感＋大事にされてる感があるとこが好きなんだけど、今回のこれは好きになった理由だから大事にされてる感じがするって部分についてはまた別で書いておく。
つっても、安心感っていう漠然としたものを言葉で説明すんのは思ってたより難しくて数日筆が止まってた。散々悩んだ割に、何て言うのが適切なのか一向に思い浮かぶ気がしねぇから諦めて書いとくわ。未来のオレが言語化に成功してたら修正入れに来るだろ、多分。
実家のような安心感、しいて言うならあれが１番近い。好き勝手に過ごしてワガママ言っても、本気で嫌われると思ってない———って言うとオレが暴君みたいだな。竜胆が良い例じゃん？兄貴に振り回されて損な弟ですやれやれって面してるけど、アイツだってオレのこと振り回すし何なら文句もすげぇ言うから。この前だって「 兄貴のそういうとこ本当キライ 」とかなんとか言ってきゃんきゃん喚いてたのはあっちだし、とか言い出すと話題が逸れる。つまり、それと同じ感覚。これで伝わんのかな、分かるの竜胆だけだったら笑うわ。地雷踏まないように最低限の配慮はした上で、ある程度お互いを振り回しても許されるし、気に食わなきゃ文句が飛んでくるだろうなと思ってるから無駄に気を遣わなくて良い。
と、オレは思ってても、実際アイツがどう思ってんのかは本人のみぞ知るってやつ。オレが甘える側に居てばっかだから、実はめちゃくちゃ気遣ってて疲れてる可能性も無くはねぇな。歳下の癖にオレより包容感が有るのはオレの面子が丸潰れだから止めろ、…って言って逆転出来たら良いんだろうけど、アイツに甘やかして貰うのが落ち着くと思ってる時点でオレの負け。

最初の、最初。今思ったらそうだったのかもな、って部分。

多少のメタ要素

細かいことは何も決めないで取りあえずで話し始めたから最初はお互いの許容範囲とかそういうの全然分かんなかったし、あのまま少し話して、数日経った頃に返事が途切れがちになって解散の流れかな〜って思ってたんだよね。雑談って感じでも、設定組んで喋ってる訳でもない。流れで話してんだから当然ではあるけどさ、話してんのは楽しくても、続ける、キリ良く終わる、その両方に転び難い会話だったから、最終的にぶつ切りになる流れだろうなってのがオレの予想だった。
寝惚けてそのまま声掛けた時は、意識が覚醒し始めてから本気で頭抱えたもん。オレが１番苦手なことをオレ本人がしてんだから。直ぐに返事が来たから取り消せねぇし、普通に返されて安心すれば良いのかこの後を思って嘆くべきかすげぇ悩んでた。そのまま「 おはよう 」「 おやすみ 」なんて気軽に言うような半の雑談枠に流れて行ってたら、オレはそっと部屋を抜けてた自信しかないし。結果的に、一緒に出掛けてそのまま過ごす〜って感じに持って行けたのは有り難かった。オレ相手にかなりの時間を使ってくれるから、他に本命が居るかも、みたいなよくある疑念を抱かなくて良いのも助かる。