君に贈るのは星
出会いもあれば必然と別れもあるもの。
それはこの世界で生き命ある限り定められた事なのだから抗うつもりもなければそれが当然の理なのだと受け入れなければならない…どんな形の別れであってもね。
違いなんて遅いか早いか…それだけよ。
だけど、不思議なものね…視界に入らないだけでお互いがこの世界に生きて息をしているにも関わらず『縁』というものが無くなればそれは別れと同義なのだから…
私の中での別れというのは会うことも叶わない事を示していた。
まぁ、生きていても会えないのであれば別れに等しいと言われたら異論もないわ…だけどね、アナタが生きて笑っていればいいと思う私がいるの。傍にいる事が全てではないわ…だから私は『縁』を手放したアナタに祈りを贈りましょう…
アナタの足元が星の瞬きで照らされますように
あら、感傷に耽ってるのが珍しいですって?そうね…もう何年もの前の話だもの、感傷も何もないわ。ただ、私と共に歩いてくれた事へ感謝をしているだけよ。