初めて会ったその時に、あんたに抱いた印象。
>今日のご飯
卵たっぷりオムライスに、キュウリとトゥナのサラダ。明日の朝は何にしようか。
ジークフリートさんの匂いがするものが欲しくて探したけど、しっくり来ない。俺と付き合うようになって香水の類を付けなくなった、と聞いたけどいい匂いがするんだよな。最近は俺ん家のシャンプーの匂いがするけど、そうじゃなくて。それからジークフリートさん自身の匂いが好きなんだな、って気付いたのはつい最近。
今日は帰りが遅いみたいだから、ジークフリートさんのシャンプーを借りて俺があんたの匂いを纏いたい。ついでにベッドのシーツはちゃんと取り替えて干しておいたからふかふかだぜ。
こんなに一日一緒に居たら、明日が来て欲しくないなんて思っちまうよ。
前の日の夜から次の日の夜まで誰にも邪魔されないで二人きり、っていうのは付き合い始めてから2回目でこの日を楽しみに頑張ってきたようなとこあるよな。
よく頬や額にキスをされるんだけど、キスをする場所には意味がある、みたいな話を城のメイドさん達がしてるのを聞いて考えてみた。考えた結果多分だけどあの人なんにも考えてないんだろうな、ただそこに俺が居たし、したいからした、みたいな。
良くする癖をひとつずつ並べて、だいたいそのどれも全部が俺に触れてくる仕草で思い出す度にくすぐったい気持ちになる。
もっと触れて欲しい、なんてさ。わがままがどんどん増長してく。
あ!そう!もう一個!
今日キスの日なんだって。
想像しやすい、って言われたからなぁ、そう言われたらここにも顔出さないと!って思って。期待には応えたいんだよ、期待してないって?あっはっは!
さて、タイトル通りの話をしようかなって思ったんだけど、今のオレは好みって言ったらお前なんだよ、で終わっちまうな。話が広がらないのはちょっと困る。
見た目的な話ってよりも中身っていうのならそうだな、誠実であって欲しい。そう思うぜ。
愛したのならそのまま貫いて欲しいし、その思いの丈の全てを、注ぐ熱量全部をオレにくれ、って思っちまう。その結果潰れても溶けても構わない、全部全部受け止めたい。重たい男の自覚はある。と、時間切れだからまた後で書く!知りたいのは見た目だって?じゃあそれもまた後でな。
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また後で来てみた。そうだなぁ見た目。見た目から入る恋なんてのもあるよな。オレも経験はあるしそういう始まりもいいと思う。
で、好みの見た目かぁ……特定の個人の名前しか言えないな!困っちまった。なあ、オレはお前が好きって事でいい?ダメ?