# プチ失踪

朝から先輩の言葉で砂糖漬けになっちまって先輩の顔をまともに見れなくって引き篭ってた。
そしたら先輩に「次はもっと早く顔を出せ。足りなくなるだろう。もう既に足りないくらいだというのに」って言われちまって頭抱えた。もうどっか頭ぶつけるレベル。なんスかそれ！
その後「すんません」って謝ったら速攻許されたのもウケる。先輩はホント、俺にすごぶるすこぶる弱いよね。
何と言われても。それより赤也、頭はぶつけるな。お前の大事な体に傷がつく。
ガチで赤ペン先生じゃん！ねえ～ここ国語のテスト用紙じゃないんスよ！？


# 四人部屋

ダチの仁王先輩の恋人の柳生先輩（ここまでひと息）にもしかしたら会えるかもしれねー！っていう。
柳先輩が「話に聞いていた有名人と会える感覚に近い」って言ってて激しく頷いちまった。長期間とかじゃなくてもいいから、一瞬でも会ってみてーなぁ。話せるといいな。仁王先輩がダチなら、柳生先輩ともダチになれるっつーことっしょ？
…こんな繋がり、初めてですげー嬉しい。柳先輩のお陰でダチも出来てマジで感謝！
赤也が嬉しそうで良かった。柳生と話せるのが楽しみだな。
色んな繋がりが出来たのは柳先輩のお陰っスよ！感謝してます。ありがとね。


# ニヤニヤ

ダチの仁王先輩が恋人のこと話してんのにすげーニヤついた！
ここの街？にある日記で稼働してんのはどれも目を通しては惚気サンキュー！って気持ちで楽しませて貰ってんだけど、身近なダチが幸せそうに恋人の話をしてんのを聞くのは実は初めてでさ…、こう、ムズ痒いっつーか、ふたりの愛を眺めては幸せをお裾分けして貰ってる気分になった感じ。仁王先輩も柳先輩のこと見てる時、そんな気分だったんスかね？
つーか柳先輩の方が付き合い長いんだし、もっと感慨深くなってそう。なんか、ダチが幸せそうだとこんなに胸がいっぱいになるんだなーって知見を得た。
確かに仁王のことは感慨深いなとは思っている。本人が幸せそうで俺は嬉しい。
話を聞いているこちらまで微笑ましい気持ちになるから今後定期的に話を聞きたいものだ。