brb - イチゴ

日記一覧
┗brb(348-357/367)

357 :南健太郎
2025/05/28(水) 01:35:46

::　さりとて

地球は回る。よく言ったものだ。
思った以上の結果が見込めないと読んでいても、アクセルを踏まなければならない時がある。その時、現状を把握した上で当日までの計画を練るか、敢えて計らずに今できることを全力で行動して当日一発勝負をするか。答えはない。価値観の問題でしかない。
どちらの意見も正しいのだと思う。俺は知っておきたいと思うけれど、現状が辛くて逃げ出してしまいたくなる人がいたら、それ以上の悪はない。押し付けてはいけない、常に、誰しもの主人公は己だ。

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356 :南健太郎
2025/05/27(火) 00:36:24

::　存在価値

東方のクラスの、帰りの会が長引いているらしい。新しいフォーメーションの合わせをしようとしていたのだけど、仕方がない。一人で立つコートにはいつも不思議な感覚がある。最後にシングルスで試合に出たのはいつだったか。この感情を物悲しいと定義付けるのか、孤独と言うのか迷っていたら壇がフォームで知りたいことがあると言う。それを皮切りに他の部員たちがあれやこれやと話しかけてきた。質問や会話をしにくい雰囲気を無意識に作っていたのかもしれない。特に、もうすぐ最後の大会だから。気を遣ってくれていたのだと思う。傍ら、申し訳なかったなと部長としての自分を省みるきっかけになった。

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遅れてきた東方には考えすぎだと言われたし、千石からは真面目と茶化された。山吹は平和で良い。

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355 :南健太郎
2025/05/26(月) 22:14:57

::　習慣

始まりがあれば終わりがある。新学年新学期、その授業の一発目、新しい教科書を見たらどうするか。名前を書く人もいるだろうけど、パラパラとページを捲る人が多いんじゃないかと思う。俺は一気に最後のページを見るタイプ。始まりを見たら終わりが気になるから。ドラマも、漫画も映画も。だから終わりがないものを見始める、というのがなかなか難易度が高い。

終わりがあるから頑張れる、という性分がいることも、続く限り頑張りたい、という人がいることも頭に入れて過ごす学校生活。

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354 :南健太郎
2025/05/25(日) 17:29:04

::　余談

本棚に新しい日記が並ぶのを見ると嬉しくし、昔読んでいた日記に新しいページが増えているのを見ても嬉しくなる。

そういえば、小さい頃に見たドラマやアニメで、とっくに完結したものの筈なのに、新しい話や新しい絵が出てくるととんでもない気持ちになる。何年も時間が止まっていたものが、動き出す喜びは何にも代え難い。時間は、"止められたら"普通、それ以上動きやしないのだ。アップデートされる事のない姿や形、言葉はいずれ思い出となり記憶となりやがて薄れる。焼き増ししたあの頃のビデオテープのように。

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353 :南健太郎
2025/05/25(日) 01:33:32

::　優しさ

悪意のない優しさが一番の毒である、と言う言葉の信憑性が高過ぎる。本人はよかれと思っているから悪意があるより余程堪える。何かって、室町だよ！あいつ、俺がなんかのタイミングでプルタブ回収BOXに溜めてたプルタブ持ってった話をしたら、俺がプルタブ集めが趣味と勘違いしたらしくあいつが集めたプルタブを俺にわざわざ持ってくるんだ。お前が直接回収ボックスに入れろよ！って言ったら「？入れるのが好きなんじゃないですか？お賽銭みたいに」って言われた。

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352 :南健太郎
2025/05/24(土) 02:08:27

::　事実は小説よりなんとやら

世の中には、頭でいくら考えても理解できないことがある。例えば好きなアイドルのコンサートでのランダムブロマイド、なぜか欲しい絵柄だけが出なかったり、メロンを生ハムで巻こうと思ったり、かき氷に抹茶を掛けて小豆を添えてみたり。あとはそう、城成湘南の梶本"くん"と二人でカラオケに来てみたり。

なんでなんだ。どうしてなんだ。記憶がない。殴られたのか？連れ去られたのか？気付いたら目の前で梶本くんが持ち歌を歌っていた。とんでもなく上手だった。2番のサビ前で感動して多分泣いてたと思う。それなのに俺ときたら。次は南くんの番だとマイクを差し出されたが、俺の歌は東方がいないと成り立たないんだ。一人では歌わないのか？という顔をされて胃が痛くなった部活が休みの日。

本当になんだったんだろう。夢なのかもしれない。

追記
学校名間違ってたし本当に夢だったのかもしれない。

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351 :南健太郎
2025/05/23(金) 01:54:43

::　記録

この日記もとっくに折り返しで、書けるページが少なくなるにつれ、この後どうしようかと考える。眠るタイミングを見失って日記を読み返そうと思ったけど、やめておいた。

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1ヶ月ぶりに遠方の友達に会いに行った。特大の花束を持って。そうしたら、とんでもなく歓迎されて、そして嬉しい反面気まずくてなんとも言えない気持ちになった。

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350 :南健太郎
2025/05/22(木) 21:41:54

::　余談

クラスメート達と休み時間に、しょうもない雑談。今日のテーマは「どこまで一人でやれるか」意外にも一人で映画に行く人は少なく、ひとりでご飯を食べに入ったこと無い奴が殆どで(中学生だから当然かもしれないけれど)、旅行なんて想像もつかないらしい。中学生には自由の限界があるから仕方ない話だったので、現実的な話というよりは、段々"できそうか"という話になった。それでも旅行は難易度が高そうだし、何故か水族館より動物園の方が一人では行きにくいらしい。明るいからか？なんて頓珍漢な想像をした昼下がり。ちなみに俺はなんでも一人でしてみたい。

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349 :南健太郎
2025/05/22(木) 21:30:12

::　所感

たまに日記書いたなと思ったら千石がみるみる内に疲弊している…おーー、大丈夫。疲れてそうなのはめちゃくちゃ伝わってきてる。あんまり無理するなよ、本当に。結局ずっと頭痛そうだし。疲れたら休む！でも、もし今が頑張り時なら…そうだな、今はちょっと無理して抜ける時に好きなこと目一杯すること。それにしても、多方面にちゃんと気を遣って、偉い。偉すぎる。

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348 :南健太郎
2025/05/21(水) 00:26:52

::　閑話休題

昼休み、クラスメート達と昨日のテレビの話で盛り上がった。そこから女子の一人が「あんな王子様みたいな人に迫られたい」と言い出した。会話に参加していたもう一人の女子は"王子様顔"というやつには興味がないらしい。その女子は「筋肉質で体格の良い人」が好きだと言う。好みは千差万別。男子は男子で「美人」が好きだとか「気遣いができる優しい人」だとか。かく言う俺も、笑顔が可愛い子が好きなのだけど。

そんな話に途中から混ざったあの子にも話題が振られていた。あの子は燦然と「価値観が合うことが一番大事」だと言った。付け加えて「人間の容姿は季節と同じ。変わりゆくその瞬間瞬間の好きなところを探せば良い」らしい。

難しい話は分からないから助けを乞うように廊下に目をやったらニヤニヤ顔の部員と目が合った。

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