いっつも此れで最後だ。次はねえとか思いながら進むのに進んだ先にある道は細くて俺にはとても歩けやしねェ。引き返す事も出来る筈が無く立ち往生。手を伸ばす先さえも無くなって其の場で膝抱いて蹲ってる姿はテメエ幾つだよっつー話。客観的には。でも俺にしてみりゃァ大真面目。無くしたくないモノが手の中から落ちてくのは目に見えて分かってンのに其れを認めたくなくて足掻いてんの。独りにしねェでよ。甘えさせてよっつうネ。
そんな俺は愛すよりも愛されてえ派。
ドロドロにアンタ無しじゃ生きられねェ感じが良い。そんな依存をしてみてえ。