日記一覧
春暁の微睡み
 ┗35

35 :手塚国光
2016/11/23(水) 23:07:51

止まぬ風が窓を叩く。

自然の齎す力は、時として牙を剥き有害となる一方、優しい歓びと物柔らかな想いを抱かせる。
高山に立ち、流れる雲越しに星の煌めきを視た刹那、壮観な姿に声を失った。
瞬きを忘れ魅入るとは、この事だ。

(8)

*

風に戦ぐ木々の様に撓りて揺れ、時には小鳥の羽休めに一役買い、陽光を見付けては天に焦がれる。

(8)

[削除][編集]



[戻る][設定][Admin]
WHOCARES.JP