日記一覧
┗
Aさんと一緒
┗106
106 :
財前光
2025/02/12(水) 01:25:19
闇鍋の後、謙也さんにAさんに日記伝えるんドキドキせんかて聞かれましたけど、まぁしますよ。普通に。言わずに書いとった日記を急に教えるん3回目やけどそれでもなお。
…せやけど1回目の時よりはええかな。1回目に差し出したんは、Aさんに出会う前から千石さんがはしゃぎまくって書いとった日記なんですよ。俺はAさんの前でだいぶ猫被っとったんで、……いや、可愛げなかったんで被っとったんは猫やなかったかもしれへんけど、日記を見せることにより猛烈な勢いで何らかの化けの皮が剥がれるなぁ…的な緊張感がありました。
結局なんで教えようって決心したんやったかな。確か日記に書いたんと似たようなことがたまたまメールで話題になったんですよ。それでもしかしたら日記バレとるんちゃうかて勝手に挙動不審になった末に知らせることにしたんやった気がする。別にやましいことを書いとった訳やないとはいえ故意に伏せとったんで、隠し事しとるっちゅう感覚が引っかかっとったんですよね。やから変にドキドキしとるくらいやったら自分からちゃんと知らせた方がええと思て。
ちなみに全くバレとらんかったので墓穴を掘った形ではあるんですけど、結果的には知ってもろて良かったと思てます。Aさんが忙しくしとって会えへん間に好きやって言いたなった時は日記に書いとったんで、俺はちゃんと変わらずここに居ていつもAさんを想ってますよ、て知っててもらえたら多少期間が開いたとしても帰って来やすいやろし、友人と出掛ける時に誰と何して遊んどったか書いておけば安心してもらえるやろし。たとえ化けの皮が剥げるとしても、絶対知っておいてもろた方が良かったですよね。多分やけど、ちゃんとAさんの不安を減らすためのものになっとったと思ってます。…安心させたい、はもちろん本音ですけど、俺としてはもっと俺のこと好きになって離れられんくなればええなて下心もありました。
そうして所在を知らせた日記を書きつつ、途中から並行して書くことにした別の一冊を渡したんが2回目。これは日常を書き綴るもんやなくてプレゼントするつもりでお題を設けてこつこつ書いとったんです。こっちはそもそも渡す予定やったんで、見せてへん自分を開示する、的な緊張感はありませんでしたね。
ただ、途中で「いや、重いのでは……?」とふと我に返る瞬間がありまして。記念日か誕生日に渡すつもりやってんけど、やっとることが重い分渡す時は軽い方がええかもしれへんて迷走して、勢いでほんまに何でもない日に渡しました。…いやそれも怖いやろっちゅう話なんですけど。
せやけど最近、俺が思っとった何倍もこの激重サプライズを喜んでくれとったらしいっちゅう話を聞きまして。重いのが好きやとは事あるごとに言うてましたけどほんまに好きなんや、と今更になってようやくばちっとハマった感覚を得たのでした。…知るのと本当に理解するのってタイミングずれる時ありません?
そう思うと確かに、Aさんて俺の健気風の呪い(この辺>>49とかで言うてた話)のこと全然呪いやと思てませんもんね。
…で、今回渡したら3回目。
いつか渡すんやろなぁとは思いつつ、贈る言葉っちゅう程には整え切れてへん日記がこれです。脳直ぐちゃぐちゃ日記。急に目の前で頭パカッと開いて「どうぞ、これ俺の頭の中です」て見せとるみたいな割とグロい代物かも。せやからプレゼント…と言えるようなものでもあらへんし、所在っちゅう意味やとこの後はAさんの日記に居候する予定やし、……いやほんま何なんでしょうねこの日記。まぁでも、間違いなく重い男の証明にはなりそうやからええんかな。
[
削除][
編集]
[
戻る][
設定][
Admin]
49 :
財前光
2024/09/08(日) 20:04:53
俺名義の日記やのに俺が全然書いてへんの何やねんっちゅう。
いや聞いてくださいよ。
マジで中身がすっかすかなどうでもええ雑談を振りやすい顔と絶対に格好をつけたい顔があるんです。
ほんでシンプルに今一番Aさんに話しかけとるんが前者の千石さんやて話なんですよ。すなわち一番書くネタを握っとるっちゅう。
……ほな俺が話す時はそない中身の詰まった話をしとんのかっちゅうとそういう訳ともちゃうんですけど、少なくとも千石さん程はふわふわしてへんと思います。俺が「ひよこがサッカーしとる雲ありますね」とか言い出したらめっちゃ怖ないですか?熱ある???
言うてAさんとこない頻繁に連絡取るようになったんはここ一年弱なんですよ。
それまでは誕生日を中心にデートしとって(誕生日だけでも年12回あるもんで…)(これ、めっちゃお得感あって好き)、あとは季節のイベントやら気分で声掛けて、なんやこの月はよう遊んだなっちゅう期間があったり、逆に数ヶ月ぶりに話す時もあったり、だいぶムラがあったんですよね。
今でこそ絶対俺の所に戻って来るんがわかっとるから期間が開こうが不安にはならへんのですけど、付き合い始めてから最初の夏、まだ完全には信頼関係が構築できてへんかった頃は「忙しくて連絡が遅くなるかも」て事前に教えてもろてても普通に心配でした。
俺が一目惚れして告白しとるし、好きになってほしくて必死やったなぁて思い出します。とにかく多忙を理由に自然消滅するんだけは嫌やったから絶対逃がさんて服の裾めっちゃ掴んでました。
で、俺から離れられんようにならんかなと思て、「今日は暑かったですね。忙しくて疲れとるやろし体調崩さんようにしてください。返事は気にせんで大丈夫です。またメールしますね」とか「好きです。おやすみなさい」みたいな健気を装った呪いのメール(…)をちょこちょこ送ってたんです。忙しいなら邪魔するんも嫌やしなぁて期間開けてタイミングも図りつつ、絶対に待ってますて言い続けてました。執着がすごい。
…こないな感じで多忙なAさんの信用を得ていったんで、話は戻りますけど、とにかくまぁ俺たちは比較的まったり交流やったんです。ずっと。
それが今、毎日一言交わすようになっとるんすごいなとしみじみ思います。
毎日連絡してええなら最初から俺がしとったら良かったとも思うけど、最初からやっとったら激重メンヘラ男と思われて疲れさせとったかも。今やから出来るようになったことやて気もしてます。
せやけどずっと千石さんのターンなのも癪やから、俺もどうでもええ話しに行こかな。
今日食べたシャインマスカットが美味しかった話とか。