日記一覧
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Aさんと一緒
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87 :
跡部景吾
2024/12/08(日) 07:58:41
先日はAの誕生日だった。……と文頭に置いて。
俺を部長と呼んだ事がある誰かだっつー時点で選択肢が二つしかない訳で、とっくに伏せる意味もねえだろう。
Aがクリスマスや正月の雰囲気が好きだと言うので、今年はクリスマスマーケットに連れ出してみた。…実は昨年は俺の領域に連れ込んだ結果諸々あって大分痛い目を見ているもんで今回は外へ。イルミネーションが点灯する頃に到着して、そこから会場の雰囲気と食事を楽しんだ。
クリスマスまでまだ20日もあるにしてはかなりの盛況だったがそこまで芋を洗うような状況でもなく、設置されていたテーブルについて落ち着いて過ごす事が出来た。
クリームがツリーのように盛り付けられたホットドリンクや、トナカイの顔を模したポットパイ、サンタクロースのマカロンなど、見た目で楽しめるものも多く売られていたんで、Aにスノーマンのマシュマロが乗ったホットショコラを持たせて可愛がっていたら全力で引かれて良かった。
「またあんたは…」だとか「なにを言っているんですか…」だとか言いながら、最終的には「…………………………………はい。」と大人しくショコラを飲んでいた。これほど『渋々』っつう単語が似合う態度があるか?堪らなく可愛い。絶対に俺の方が好きだと啖呵を切られた事がある(可愛い)が、誰がどう見てもこっちの方が参ってねえか?なぁ、樺地。お前はどう思う?
いつまでも「またですか」と一々呆れられたい気持ちもあり、すっかり慣れて「はいはい」と適当にあしらわれたい気持ちもある。もしくは「俺が可愛いのは当たり前でしょう」と開き直られるんでもそれはそれでいい。今は全く想像がつかないが、いつかそんな日が来たとしてもおかしくはねえだろ。それだけしつこく言い続けていくつもりだからな。
…ただ、どれかが見られる代わりにどれかが見られなくなるっつうんじゃ勿体ねえな。出来れば日替わりにしてくれ。お前なら何でも可愛いよ。
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