プレゼントも何も要らねえから。
起きたときに隣であいつが寝ていてくれたら、オレはそれだけで幸せなのに。

忘れようと思う気持ちと信じて待とうという気持ちの葛藤が続いているけど、慰めを受けながら何とかアイツとの関係が続いていることを信じて待ってる。
アイツに依存しない事を書こうかなと思いながらページを開くけど、不意に見てしまった過去のページからアイツへの愛しさが止まらなくなってどうしようもなく泣きそうになることがあるんだ。
覚悟はしていた、頭ん中では理解していた、大丈夫だって約束もした。
ちゃんと、結ばれた。
けど、やっぱりお前に会いてぇよ、ジャン。お前が毎日自分と戦ってるのは分かってる、から。だから、その勝負が終わったら、ちゃんと会いに来てくれ。
思い出が色褪せても、オレは、お前を待ってるから。

日記に挟んでいたアイツから貰った写真を見た。
バカみたいに綺麗な夕焼けを見て、お前の笑顔が頭を過ったんだ。
ただ、それだけのこと。