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朝、君からのメモの走り書きのメッセージを見る。ベッドから消えて体温だけに成っている君の面影をなぞり影に擦り寄る。君の香りがしない其は酷く滑稽で浅はかだった、今日も無事で。
夜遅くに疲れきって眠る可愛い寝顔。涎垂らして、本当に口が緩いなぁって思って僕の頬も緩くなる。でも今日交わした言の葉を数えたら片手で足りて仕舞って、ああそっかって思った。やっぱり僕に待つのは向いてないなあって思いながら待つ。好きなのに逢えないなんてこんな辛い仕打ちがどこにあるんだろうか。ジャン、ジャン。


すきだ

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掌で器を作る、目の前の綺麗な水を掬い上げる。私の手に小さく囚われた其は酷く濁り淀んで見えて吐き気を催した。──────醜い、汚い。アンタを手中に納める私もきっとこの器なんだろうね。濁らす、淀む、其でも私は自分のエゴで水を慈しみ愛し、独占する。鳥も虫も魚も寄り付かなく成る、此で良い。そんな訳が、無かった。

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私はきっとアンタには相応しくない、のかもしれない。私はアンタが云う見たいに綺麗じゃない。醜くて汚くて駄目にして仕舞う────駄目に成って仕舞う。大人しく繋いだ此の手を離せたなら、どうなるんだろうね。ジャン、私はどうすれば良い？アンタをずっと、×××れば良い？

( 貴方にとって私はどんな風に居れば良いの、私にとって貴方は取り換えの利かない物────This time I'll be over you. こんなにも、こんなにも痛い想いを )　CHE／MIST／RY／Thi／snig／ht

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嘘つき

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永遠なんて、永遠なんて。信じなければ良かった

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また、此か。毎日楽しくない、何なんだろう。此の満たされない充実感、不満足が身体を満たして行く感覚は。

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僕は僕が何をしたいのか分からない。分からない、なにもわからないよもう。僕はいつまでたっても独りだ、ぐずぐずに独りだ。

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××がしたい。

ぼんやりと、名前を呼ぶ。昔隣にいた彼の子の名前。

「ユミル、」

なんだったかな、何を思って居たんだったかな。嗚呼、恋がしたいなやっぱり。