スレ一覧
┗279.一匙のゆらめき(17-21/31)
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17 :
エルド・ジン
2014/01/04(土) 02:17
▼ 役立たずな俺
抱き締めて、甘やかして、眠らせてやれれば良かった。
上手くやれない辺り、俺は不器用なんだろうか?
今までこんな風に誰かを好きになったりしなかったから罰が当たってるのかもな。
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18 :
オルオ・ボザド
2014/01/05(日) 14:20
▼ 似た者同士
>あいつと俺は、限りなく違う癖してどこか似ている。
人に凭れ掛かって生きる事を好まない。
前を向いて凛と背筋を伸ばして生きていたい。
誰かに喜ばれんのが好きで自分の事は後回し。
よく回るはずの口は肝心な時に本音を零さない。
大事にしすぎるあまり手が引っ込んじまう、それを後悔する。
噤んだ口を一度開いちまえばあとは濁流みてぇに流れるばっかりで、その度に俺達は互いを確認するんだろう。
俺はそんな過程をまどろっこしく踏むのも悪くないんじゃねぇかと思ってるけどな。
矜持の高いお前が俺の前で情けなく表情を崩すようになるまで。
天邪鬼で意地っ張りな俺がお前の前で泣けるようになるまで。
少しずつ、言葉を重ねて互いを溶かしていこうぜ。
お前のこと、大切にするって約束するから。
好きだ、なんて表立って素直に言ってはやらねぇが。
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19 :
オルオ・ボザド
2014/01/05(日) 16:14
▼ 私信の頁
許可もなく本棚にしまいこんだ幾つかの日記の持ち主から、幾つかの反応が。
本棚に並べ返してもらうだの言葉を貰うだのなんて思ってもみなかったから、エルドと二人で驚いた。そりゃもうかなり。
勝手ではあるが、貰った言葉に私信を綴っておこうと思う。
軽く読み流して貰えりゃ幸いだ。
>白刃に消ゆ。
実は日記が出来た当初の頃から目を通してたんだが、本棚に並べ返されるとは思ってなかったな。
俺らは何て事ない日常を書き連ねているに過ぎねぇが、素直に嬉しいし、有難いと思う。
先日偶然にも判明したが、エルドとも俺とも知り合いだったみたいだしな?
世の中狭いっつぅか、…まぁこういう事もあるだろ。奇遇な縁ってやつだ。
何はともあれ、今後共宜しく頼む。
更新楽しみにしてる。お前の綴る文章の雰囲気、俺達気に入ってるからよ。
>ミケ・ザカリアスの残した手記
本棚への並べ返しと私信をありがとうございました、ハンジさん。
日記を置き始めて最初の私信だったんで、妙に緊張した挙句こんだけ鈍い反応になっちまいました…ははは…
色々と褒められまくって何と返したもんか、とりあえずありがとうございます。
不慣れで試行錯誤を繰り返した後のコレなんで、照れ臭いけど嬉しいですね、何か。
ただ俺の印象が可愛らしく腰つきがエロい、ってのがまた何とも謎なんですが…!?
ベ、ベッドが愛しいって自己紹介はそういう意味じゃないですからね!?
夜な夜ないらっしゃってるらしいミケ分隊長にも、いつかお会い出来ればと思います。
捲られる新たな日記を心待ちにしつつ。
>roomno.999
本棚への並べ返し、ありがとうございます団長…!
ひそりと覗いては閉じているばかりで、まさかお言葉まで頂けるとは思いもよらず。
団長が見にいらしてると思うとやや緊張しますね…か、噛まないように気を付けねぇと…
団長が兵長について綴られる言葉がとても好きです。
これからも心暖かくなる様な団長の日記、楽しみにしていますんで!
>宛名のない手紙
並べ返し、というかたちじゃなく人の本棚に並んだのは初めての事で、気付いた時にはそわついて仕方ありませんでした。
そんな訳でこちらの団長にも、本棚へと並べて頂いた御礼をそっと。
勝手ながら、俺達の本棚にも団長の日記を仕舞わせて頂いたので、これからはひそりと覗きに行こうかと思っています。
ぐだぐだと気儘に頁を捲るばかりの俺達の日記ですが、少しでも息抜きにしてもらえたらと思います。
以上、私信。
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20 :
エルド・ジン
2014/01/08(水) 21:46
▼ アイツの事
#寝起き
抱き締めて「おはよう」と言う。
まだ寝惚けているアイツは、うにゃうにゃと何を言っているのか判らない声で、多分「おはよう」と返してくる。
そんな小さい事が愛しい。
朝の他愛無い触れ合いが楽しくて仕方ない。
#任務
時々、任務中に暇な時間が出来る。
そんな時にアイツとこっそりと交わす会話も楽しい。
他の連中に見付からない様に影でこっそりと抱き合ってキスをする。
秘密を共有している感覚。
#就寝
今の時期は寒いから冷え性のアイツの為に部屋を温めて布団を温めて抱き締めて眠る。
時々、俺が狼になって乱暴にしても怒らないで受け入れてくれる。
アイツの愛はとても深い。溺れそうになる。
愛してるぞ、オルオ。
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21 :
オルオ・ボザド
2014/01/17(金) 01:35
▼ 剣を握る手
師も走る…なんて時期は少し前に過ぎた筈なんだが。
最近と来たら、任務の内容自体は幾分か楽になってはいるものの慌しさには変化が見受けられねぇ。
というのも、任務で同じ死地を掻い潜った奴等と飯を一緒に食ったり、
腰を据えて話をしたり、なんていう機会に最近恵まれているからで。
改めて戦場以外での顔を見てみると、ブレード越しに捉えていた顔よりも柔らかい顔で笑う事を知ったりする。
目に見えるもんだけが全てじゃねぇと気付かされるたび、俺は未熟だと痛感して歯噛みする。
きついときに笑える余裕ってのは、芯の強さの証だと思う、…わけだ。
俺は、まだまだ強くなれる。ならなくちゃなんねぇ。
緩やかに笑う顔を眺めながら、密かに思う。
願いじゃ足りねぇ。祈りじゃ弱い。
>あいつが柔らかく俺を撫でる指先が、恋しい…気がしないでも、ない。
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