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163.オロチ・D・ッポ
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24 :4
11/20(土) 10:30
「ステップ王国記」
第四話
明くる日…
ギャン
「なあ博士!国王の召集の話なんか知ってんだろ?!」
ラプソン
「だからワシは何も聞いておらん!」
ティック
「本当に??」
ラプソン
「知らんったら知らん!!…もう今日は帰りなさい!」
バタンッ!
ギャン
「くっそー!もう一押しだったのに!!!!!!」
ティック
「仕方無いね… ま、今日はかえって勉強しようか?」
ギャン
「無理無理!!激無理!!…あ!!そういえばアインの奴がスゴいもの発明したから見にこいって!!」
ティック
「また?…結局失敗して終わるんでしょ ま、招待状の話もしたいし行ってみようか」
ギャン
「おうよ!」
――――――――――
ティック達が住む街とは少し離れた場所に
木造やレンガ造りの
他の家とは違った、
金属がむき出しの家がある
時折聞こえる機械音と
その外観でコビトの民の技術力が
どれだけ進んでいるかが
分かるほどに
この家は国王よりの命で
コビトの国の監視警備も任されている。
ギャン
「相変わらず変な家だな!ギャハハ」
ティック,ギャン
「…………ん?」
……………ブゥーン…
…ヴォーン…ヴヴヴヴ…
ティック,ギャン
「…何が起こるんだ…?!」
???
「おーい!ギャンさーん!ティックさーん!」
ギャン
「あ…!!!!いやいやいやいや!!!ギャハハハハハ!」
ティック
「…え?……オオビト?……」
家の二回りはある程の大きさになったアインが手をふっている
アイン
「やっぱり父の発明はすごい!!あ…!説明するから家に上がってください」
―――――――――
ティック
「あーびっくりした…」
ギャン
「そうか?!面白かったぞ!!」
スタスタスタスタ…
アイン
「どうでしたか?父の発明は!?」
アイン・レメルソン
5歳(私たちだと10歳くらい)
父親は、ラプソン博士の開発した技術を応用し、発明品を作っている発明家
そんな父親に憧れて
自らも発明をするが大概失敗。
頭がよいため、ティックとは話がよく弾む
ギャン
「あれ?通常サイズのアインだ!ギャハ 相変わらず親父さんは変なもんばっかつくってんだな!!」
ティック
「原理はどうなってるの?」
アイン
「あれは立体映像なんです!別室にあるカメラでホニャララホニャララ…」
ティック
「なるほど!ならあのホニャララ…ホニャララ…」
盛り上がる二人…
ギャン
「っっだー!!意味わかんねぇ!!!!」
アイン
「とにかく、映像と言うことです。」
ティック
「ギャンももう少し勉強したら?」
ギャン
「うるせぇ!!ギャハハハ」
普段通りの会話が弾み、
話は本題へと入っていく。
(sb/820P)
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