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241.シンユ
 ┗57

57 :見習い剣士
08/04(木) 10:12




じゃあ失礼ながら続きを…



それからまた何年か経って…





あの洋館にある二人の刑事が来ていた。


「警部…ここで起こった二つの殺人事件の謎未だに分かりませんね。」


「うむ…たしかに証拠が乏しく…もう何年も経っているからな。だが私は大体の目星はついている。」



「な、じゃあ誰が犯人か分かっているんですか?…」


「あくまでも推理だ。私の長年の刑事の勘ってやつだ」


「そ、その推理での犯人は誰なんですか?」



「ジムリーダーのこの彼女だ。」


「そんな…馬鹿な…彼女がこんなこと…」


「だから推理だと言っているだろう…確かな証拠がないから何も言えんよ。ただ彼女に一目会ったとき私の刑事としての勘が動いた…関係者であるウラヤマを探せば証拠が見つかるかもしれないとな…だが…もうそんなことはどうでもいいんだよ…」


警部の言葉に若い刑事は驚いた。


「えっ…なんでですか!?」



「彼女が犯人だという確実な証拠が見つからない今となっては無駄なあがきウラヤマもここにもどこにもいない…もうこの事件は諦めろ…私の刑事としての勘はそうも言っている。」



「…………」



若い刑事は黙ってしまい…そこから洋館の中を手分けして探したが警部の言う通り証拠となるものは何も見つからなかった…



若い刑事は警部のところへ戻った。













そして驚愕した。

「警部!…どうしたんですか警部!」



警部は血を流して倒れていた。



そしてその隣に血の付いた刃物を持った【彼女】が立っていた。



「安心してお兄さん…今この刑事さんと同じところ逝かしてあげる…」



いつもの明るい声とはまったく違う低くドスの効いた声で言う彼女は…徐々に若い刑事に近づいていった。




若い刑事は逃げた…洋館中のあらゆる部屋に入り見つかっては移動し…そして彼女の足音が消え…若い刑事はある部屋に入る。


「はあ…はあ…ここは行き止まりか?くそ!このままでは…やっぱり警部の言った通り犯人は【彼女】だった…生きてこのことを伝えなければ…」



すると一人の少女が天井にいること気づく。


手招きして少女は天井に行くように促す…



若い刑事は助かったと思い少女にお礼を言う。

「ありがとう君…でもどうして俺が逃げていることを知っていたんだ…いやそんなことよりも君は何故こんなところにいるんだ。」



少女はニコッと笑いながら話す。

「私ねここに来てから毎日毎日嫌な夢を見るの…その夢はね朝目覚めたら刃物を持った女の人に追いかけられる夢…そして最初は逃げているんだけど結局この部屋の天井に隠れているのが見つかって殺されるの…殺されたと思ったらまた朝になってて…その繰り返し…毎日こんな夢ばかり見るから私嫌だったの………でもね今日はとっても嬉しい♪」




少女は満面の笑みを浮かべ言う。













「だってお兄さんが私の代わりになってくれるから…」



若い刑事は少女の笑顔と【彼女】の笑顔が重なって見えた………











グサッ!












という終わり方ですね。


僕はダイパやってなくて元の設定とか知らなくても最後のこのオチは背筋凍りましたが(笑)



どうですか…結局犯人のジムリーダーの【彼女】は明かされないまま終わるんですがダイパをやっている人なら大体予想がつくらしいですよ。僕はやってなかったので分かりませんでしたが…



多分…ナタネだそうです。



これ見てダイパの森の洋館したくなって来たんですが森の洋館ってあんなおぞましい感じのところなんですか?…


僕は未プレイなんでそこのイメージだけわかないんですよね(笑)


後ウラヤマって原作に出てきますか?

(i/P03A)
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