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485.《FREEDOM-千夜一夜-》
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28 :イエロー
06/22(土) 16:09
第13夜<范帝国の一件⑬>
ー王宮内ー
バレンタイム
「このサイレン…何事だ!まさか潜入がバレたか?」
メディ
「まさかよ…そんなハズ…しくったわねバレン…」
バレンタイム
「俺のせいかよ…て…んな訳あるか!」
タタタッ…!!
兵士達
「北の港ジンショウにて緊急伝令があった!!」
王宮広場にて兵士達がざわめいていた
兵士に変装したバレンタイム
「一体何が??(良かった…バレてねェ)」
兵士達
「北の港…え…嘘だろ」
「北の港が…北の港が…!突如"出現"した毒蜘蛛の一味によって壊滅させられた…更には警備に駆け付けた第2皇子沁 霤メイ様まで行方不明に…!!」
兵士に変装したバレンタイム
「何!?毒蜘蛛の一味だと!?」
メディ
「何て間の悪い事に…毒蜘蛛の一味って言えば元"海の四天王"の一味じゃ!?」
バレンタイムとDr.メディが潜入開始する少し前に時間は遡る、夜明け過ぎ頃へ
ー北の港ー
ジンショウ
突然空中に黒い穴が空き、そこから数名の人間が降り立った
黒マスクを付けた黒髪の男
「さァ…着いたのである」
黒マスクを付けた黒髪の男
毒蜘蛛の一味 "黒後家蜘蛛(くろごけぐも)一派"
【朧月】の腸ウン
懸賞金10億5000万ベリー
★能力名ウラウラの実
異次元〈ウラ〉人間
行き来した事がある場所に"裏トンネル"を設置する事が出来、遠くの海からも瞬時に裏トンネルで行き来が出来る能力である
筋骨隆々のドレッドヘアーの男
「ヴァハハハ!︎︎アッシー君サンキュー」
筋骨隆々のドレッドヘアーの男
毒蜘蛛の一味 "女郎蜘蛛一派"
【大バサミ】のヴァルキリー・オリヴァ
懸賞金6億8600万ベリー
右腕には大バサミが移植されてある
腸ウン
「誰がアッシーなのである」
オリヴァ
「てめェだよ腸ウン」
腸ウン
「全くガラの悪い男なのである。だから"女郎蜘蛛は"嫌い…我々"黒後家蜘蛛"とは大違いなのである…そして誰にタメ口聞いている?」
オリヴァ
「うっせェな。上下関係に厳しい奴め」
巨悪の海賊団、船長アラクネ率いる《毒蜘蛛の一味》には厳しい序列があった
そしてより多くの船員を統制させる為に2つの2大派閥によって振り分けられ構成されている
2大派閥の1つが〈黒後家蜘蛛一派〉そして〈女郎蜘蛛一派〉の2つであった
純白のドレスを着た銀髪の女
「腸ウンさんオリヴァさんお静かに。我らはアラクネ様の使いで来たのですわ。目的を忘れましたか?」
純白のドレスを着た銀髪の女
毒蜘蛛の一味 女郎蜘蛛一派当主
【白線】のシルバニア・ホワイト
懸賞金11億4110万ベリー
腸ウン
「…」
ホワイト
「腸ウンさん。あなたはもう下がって大丈夫ですわ。後は我ら女郎蜘蛛と先に侵入している"総司令官"とキャンディに任せて下さい」
オリヴァ
「総司令…官!」
腸ウン
「勿論なのである。私は女郎蜘蛛ではないのである…これ以上の命令は御免こうむる」
オリヴァ
「腸ウンてめェ…良いのか?」
腸ウン
「何がなのであるオリヴァ」
オリヴァ
「ここはてめェの"母国"だろ。仮にも俺達はこれからこの国へ攻め込むんだぜ。ヴァハハハ!」
腸ウン
「フン…愚問…未練などないのである」
ダダダダッ………!!!
警備員達
「何処から沸いた!?不法侵入者め!!」
何十人と警備員達がオリヴァ達を囲い込む
オリヴァ
「ヴァハハハ!流石は范の包囲網…随分早い到着だなァ」
警備員達
「あの女は…!!"白線"の女……!!ヤバ過ぎる!!」
「それにこの国出身の裏切り者である"朧月"の腸ウンまで!?」
「10億越えが2人も!?」
警備員達はこの面子を見て絶句していた
ホワイト
「オリヴァさん任せても?」
オリヴァ
「十分だぜ」
ズザザザ…ッッ!!
右腕に移植してある大きなハサミで警備員達を斬り裂くオリヴァ
オリヴァ
「歯ごたえがまるでねェ!これが噂の范の武力かよ。ヴァハハハ!」
とその時…………
ペキン…!!
オリヴァの大バサミが目に見えない壁に弾かれた
オリヴァ
「何ィ?」
警備員達
「お、皇子!」
「助かりました!」
「し、かし何故ここへ!?」
霤メイ
「…舐められたモンだね〜〜」
范帝国第2皇子の沁 霤メイが何処からともなく現れ、オリヴァの大バサミを見えない壁で防いのであった
ホワイト
「あなたは確か范帝国第2皇子の沁 霤メイ。能力者との情報は既に聞いてましたが」
霤メイ
「メハハハ。この国へ仇なす害虫をこの港の先へは入国させられないな。特に君(ホワイト)は…色々やばそうだし」
ホワイト
「皇子様に認知されてるとは光栄ですわ」
(Android/Chrome, ID:3qKFVme/0)
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