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485.《FREEDOM-千夜一夜-》
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45 :イエロー
12/14(土) 21:33
第28夜<范帝国の一件㉘>
キャンディ
「遊び…??つまり今までのは攻撃は遊びだって事ォォ??」
ビシャモン
(カクビがやられたとなると実にまずいのォ。皇帝の気配はまだ感じ取れる。それに微かに龍エン坊ちゃんの覇気もな。…間に合えばいいが…)
もはやキャンディの言葉はビシャモンには聞こえていなかった
キャンディ
「わたーしの"ギトギトの実"の能力まだ全然披露していないのに〜〜もうッ!!」
ヌルヌル……
体から体液の様な油を生み出すキャンディ
ビシャモン
「詰みと言うたろうが」
キャンディ
「え…!?」
ビシュッ…!!!!!
雷神の如し速さでキャンディの前へ立ち目に見えぬ速さでキャンディへ蹴りを放つビシャモン
ビシャモン
「遠みの角に好守あり」
キャンディ
「ぐ、は…う、嘘…でしょ。何て蹴りなの…よォ…」
ビシャモン
「もう喋るでない。脊髄を少々損傷させた…無事では済みまい」
バタン…
キャンディは白目を向き前のめりに倒れた
ビシャモン
「さーて幹部クラスでこの実力。総司令官とは一体どんな力を持つ?全くもって厄介じゃのォ」
タタタッ!!
衛兵達がビシャモンの元へ
衛兵達
「ビシャモン様!!お怪我は!?」
「それにこの女は!?」
ビシャモン
「王宮外の衛兵達か。わしゃ平気じゃ。それよりもこの女(キャンディ)に海楼石の錠をはめて牢に入れるんじゃ。一応賊の1人らしいからのォ」
衛兵達
「はッ!!」
ビシャモン
「わしゃはもう少し動かなきゃいけんでのォ。ここは任せるぞ」
衛兵達
「すみません…我々が不甲斐ないばかりにこの様な自体になってしまい…」
ビシャモン
「ほほほ。そんな事気にするでない。それよりもお前達衛兵達は自分の出来る事をしっかりせい」
衛兵達
「解りました!」
「お気を付けて…!」
ビシャモンはそう言い残し王宮の中庭を後にした
ビシャモン
「皇帝…まだわしゃは"恩"を返せてないのだ。決して死ぬんじゃないぞい」
ー王宮内の何処か??ー
白いヴェールに包まれた謎の空間
ホワイト
「さてと…そろそろ良いでしょうか?」
いろは
「ここは超絶何処?さっきまで王宮の中にいたハズ…!」
ホワイト
「タネは明かせませんが私の能力ですわ」
いろは
「何…!」
ホワイト
「語り継がれる海軍反乱の事件の数々…そして伝説の剣士と呼ばれ…はたまた"麗"の名を受け継ぐ貴方と対峙出来るとは光栄ですわ」
いろは
「御託はいい…超絶捕まえてあげる!」
ギリ…!タタタッ
いろはは剣を構えて走り出す
ホワイト
「聖なる羽衣(ホワイトヴェール)」
ゾ ゾ ゾ !!
ホワイトは全身を眩い白い光の羽衣で覆っていた
いろは
「数々の目撃情報でお前の能力には見当がついている…その能力は…!」
スッ…
ホワイトはいろはと距離を取る
ホワイト
「随分とお詳しいですわね。流石は海軍の情報網ですわ」
いろは
「ワタクシには効かないって事も超絶知ってるわね!」
ズザァァァン…!
瞬時に詰寄るいろはに羽衣を斬られるホワイト
いろは
「ちッ。踏み込みが浅かったか」
ホワイト
「ふっ」
いろは
「無数に存在する悪魔の実には少なからず序列がある…その中でもお前の食べた悪魔の実の力は異質…大半の人間には通用するだろうともこのワタクシには効かぬ」
ホワイト
「ええ知っていますわ。なのであの時は咄嗟に"場所は選べずにこの場所へ飛ばした"のでしたから。伝説の剣士"麗"さんの覇気には私の能力は簡単には通用しないとも解っていましたし」
いろは
「悪魔の実の力が幾ら強かろうとそれを超える覇気には打ち消される…それが道理よ」
ギリッ…
剣を強く握り締めるいろは
いろは
「アゲハ流…翽(はばたき)!」
ズザァァァン!
真っ二つに斬られたホワイト
ホワイト
(これで少しはこの女剣士さんを止められたのならいいのですが…)
いろは
「何…どうなっている!」
真っ二つに斬られたハズのホワイトの体が眩い白い光を放つと共に再び体が接合するホワイト
ホワイト
「とても残念ですわ」
いろは
「真っ二つに斬ったハズ…!何故?」
ホワイト
「貴方の斬撃は私の羽衣に包み込まれて消失された…それだけですわ」
いろは
「クソ…不可解な能力め…しかし何故覇気を纏った剣の斬撃を無効化させたんだ」
ホワイト
「貴方は1つ大きな勘違いしているかも知れませんね」
いろは
「…?」
ホワイト
「昔ならともかく今の貴方と私なら、私の方が覇気の量は凌駕しているって事をね」
ズ ズ ズ…!!
眩い白い光がいろはを包み込んで行く
いろは
「またその能力で何処かへ飛ばす気か!」
(Android/Chrome, ID:FoZaXE4f0)
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