仲間一覧
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485.《FREEDOM-千夜一夜-》
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62 :イエロー
04/13(日) 18:36
第43夜<帰路に着く(6)>
ジャンク
「それよりお前(バレンタイム)もやばくねェの?民間人のセキュリティ達ぶっ飛ばしちまってるし。これからどうするんだ?」
バレンタイム
「あァ。俺ならもう決めたよ」
こうしてザリーの船は逃げる様にギャンブル船を後にして出発した
ジャンク
「決めたって…何でお前、俺達の船に乗ってんだよ」
バレンタイム
「良いじゃねェか。どうせお前らも訳ありのチームなんだろ?仲良く行こうぜ。なッ…お姉すァん♪」
ザリーに抱きつこうとするバレンタイム
ザリー
「俺に…触んじゃねェ」
バキィ
ザリーに殴り返されるバレンタイム
ザリー
「馴れ馴れしいんだよてめェ」
バレンタイム
「ぐふァ」
ジャンク
「お前…何か勘違いしているのか知らねェが、ザリーをただの女として見るならやめ時な。こいつはそこらの男より男っぽい女だ」
バレンタイム
「確かに…」
それ以降バレンタイムはザリーを女として見るのをやめたとか
こうしてバレンタイムは仲間に加わった
ジャンク
「ジャクハハハ。お前もお尋ね者になってるぜ」
ジャンクは1枚の懸賞金を手に取り笑っていた
バレンタイム
「な、ぬィ?」
【賭け狂い】のバレンタイム
懸賞金330万ベリーと
それから1ヶ月も経たないとある日、ザリー率いる船団はとある海域にて偶然すれ違った商船に立ち寄り買い物などをしていた
この日を境にザリーは海賊団として動くキッカケになる事件を起こしたのであった
ジャンク
「ここ最近じゃ島にも立ち寄れなかったから商船と巡り会えたのは幸運だぜ」
船員達
「そうだな!食料が底をつきそうだったし」
「姐さんめっちゃ食うしな」
「お前らもだろ」
ザクロ一味は名も無き船団としてではあるがいよいよ偉大なる航路へ入る段階に進んでいた
ザクロはコトコトの実を手に入れる為、そしてジャンクは己の技を磨く為に、バレンタイムはまだ見ぬギャンブル、そして女の子達との出会いを求め
ジャンク
「記録指針(ログポース)はここにも売ってねェのか。まずいな。もう時期リヴァースマウンテンにかち当たるんだぞ」
バレンタイム
「記録指針(ログポース)?そんなモンが必要なのか偉大なる航路(グランドライン)ってのはよ」
ザリー
「面倒くせェ海だな」
ジャンク
「ここ(東の海)と一緒にするなよ。偉大なる航路は一筋縄じゃ渡れねェんだよ。逆にどんなイメージなんだよ」
バレンタイム
「気合いと根性?」
ザリー
「ふッ。お前らがオールを必死に漕げば島には渡れるだろ」
ジャンク
「呆れたぜ。お前らにはよ」
同じ商船に立ち寄る大きな船が1隻
旗には《極秘のカモメ》と堂々と掲げていた
中に乗っていた男は海軍本部中佐【裏金】のフューズ・エアロと海兵達が乗っていた
何故彼らが軍艦ではなく民間船で立ち寄ったかと言うと…
エアロ
「…エッハッハッハ!金だ金!俺は成り上がるぜ」
エアロはそろばんで金勘定をし札束を広げご機嫌であった
商船のオーナー
「今月のショバ代です…どうぞお納め下さいエアロ様」
民間船で動いていた理由はこの海域で商いをする商船達から次々と金を巻き上げるエアロ
エアロは将校の立場を不正に利用し金儲けをしていたのである。軍艦で来なかったのは海兵である身分を隠す為でもあった
エアロ
「おい!先月分少し足りないぞ。どうなっている?」
商船のオーナー
「すみません…先月は例のギャンブル船の摘発でウチも泡食ってしまって売上が右肩下がりでございまして…」
それもその通り、先月ザリー達が起こしたギャンブル船での乱闘事件にてギャンブル船は一斉摘発、ここら一帯の海域を潤わしていた商船達は業績が悪化していたのである
そしてエアロもまたギャンブル船から毎月売上の1部を徴収していたのでキツイ痛手を負っていたのである
エアロ
「あいつらのせいか!女海賊のザクロの乱闘事件!全部あいつらのせいだ!」
商船のオーナー
「エアロ様…しかしながら"例の物"はここに…」
エアロ
「おお…これか!!」
そんな事はつゆ知らず同じ商船で買い物を続けるザクロ一味
バレンタイム
「おお〜!ザリー以外の女の子発見!」
バレンタイムは商船に乗っていた女の子達にメロメロだった
ジャンク
「あのギャンブル馬鹿が。つうかザリーは何処行った…問題娘が」
ザリーは商船の食堂に立ち寄ってた
ザリー
「久し振りのまともな飯だ。食うぞ…て…何見つめてんだ?てめェ」
ザリーの隣に座りザリーの横顔を見つめる謎の女
ザリー
「こっち見んじゃねェ…飯が食えねェだろ」
ナース服を着る眼鏡を掛ける女の子
「うふ。一目惚れしましたァ」
(Android/Chrome, ID:v0sVz1yR0)
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