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485.《FREEDOM-千夜一夜-》
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66 :イエロー
05/05(月) 19:47
第47夜<ティータイム(1)>
『范帝国』が点在する絶海の金色島(きんいろじま)から南東に位置する離島『シャンバラ』
ここは一面海を見渡せる絶景ポイントが各所にあり見晴らしのいいリゾートエリアが拡がっており、観光客達が日夜訪れていたのである
ー金色リゾートー
范帝国の皇子達も御用達のVIP専用エリア
海の四天王の一角を担う【笑う海賊団】傘下の名のある海賊団の船長3人が1人の女と遭遇していた
1人目
【侵入者】のカキン
懸賞金7900万ベリー
2人目
【致死量】のヤヤ・バイアン
8800万ベリー
3人目
【木蓮】のボルテックス
1億4500万ベリー
カキン
「カキキキ。貴様は誰だ女?」
バイアン
「バイハハハ。俺達はオフで満喫してると言うのに…水差しやがって」
ボルテックス
「リョククク…。しかし何処かで見た気が」
3人の船長の前に立ち塞がる巫女服を着る謎の女
巫女服を着る女
「ぴははは。どれどれ7000万に8000万に…えェ…。お前(ボルテックス)に至ってたは1億なの…?ピティちゃんには覇気は感じられないんだけど。ホントに億超えてるの?」
巫女服を着る女は手配書を見ながらそう呟いた
ボルテックス
「リョククク。随分と安く見られた物だな。この女性は確か"武装姉妹(アームドシスターズ)"の…妹の方か」
カキン
「カキキキ。嘘だろ?アームドシスターズって…こいつら自らにも懸賞金が掲げられているのに戦争代行やら復讐代行を何でも引き受けてるって…イカれた姉妹だろ…?」
バイアン
「バイハハハ。だかが女だろ。何ビビってんだよ3人でやっちまえばいい。それに俺達は笑う海賊団の傘下だぞ?手を出す程馬鹿じゃねェだろ」
巫女服を着る女
「ぴははは。お前達相当恨み買ってるね。今回は復讐代行を頼まれているの。お前達3人が目障りだからってね…。報酬も前払いでくれたしね」
タタタッ…
巫女服を着る女は3人に向かい走った
バイアン
「俺達に手を出したら笑う海賊団の"大頭"が黙っちゃねェぜ?」
巫女服を着る女
「知るかバーカ♪」
中指を立てる巫女服を着る女
カキン
「カキキキ。仕方ねェ…葬るか」
ボルテックス
「仕方ないですね」
バイアン
「バイハハハ!俺はそのつもりだよ…!」
カキン、バイアン、ボルテックスの3人も身構えた
巫女服を着る女
「構えたって無駄無駄…。ピティちゃんの七つ罠道具・其ノ壱・落とし穴」
ペタ…
巫女服を着る女は地面に右手を触れると
カキン
「な…」
バイアン
「クソ…」
ボルテックス
「ふざ…」
バゴォーン…!
突然地面から巨大な穴が開きカキン、バイアン、ボルテックスの3人は落下した
カキン
「ぐ…能力者か…!こんなもの抜け出せるわ!ふざけやがって…!」
巫女服を着る女
「無駄無駄…♪ピティちゃんの落とし穴はまだ続きがあるよん」
ザクゥゥゥ!
3人が落下した落とし穴から串刺しが伸びて来て3人は串刺しにされていた
カキン
「痛ェ…!」
バイアン
「つッ…何て能力だァ」
スカアート
「ぐはッ…」
巫女服を着る女
「ぴははは。落とし穴+串刺しで串刺しの落とし穴って所かな…。名付けて哀れなズッコケ3人組。これにて復讐代行完了っと…」
一瞬の出来事であった
:
:
そして目の前には高級喫茶店がありテラス席に座るメイド服を着る女はアフタヌーンティーを楽しんでいた
因みに范名物の黒糖の紅茶が大人気
メイド服を着る女
「ふゥ…私にはやはり范の紅茶は口に合わないわね」
そう言うとバックから自前のティーカップに自前のボトルに入った紅茶を注いだ
メイド服を着る女
「ぷるふふふ。やはりオレンジペコに限るわ。それにイチゴジャム少々入れてと…幸せな味!」
タタタッ…
そこへ先程の巫女服を着る女が走って来た
巫女服を着る女
「お姉ちゃん。依頼完了したよ。今3人共串刺しにして動けないハズだから」
メイド服を着る女
「…で…楽しめたの…?」
アフタヌーンティーのマカロンを手に取り、パクパクと口に放る巫女服を着る女
巫女服を着る女
「モグモグ…全然…。ピティちゃんもっともっと楽しいバトルがしたいんだけどな」
メイド服を着る女
「はしたないわよピティ。座って食べなさい。なるほどね…ぷるふふふ。タイミングを逃しちゃったかも知れないわね」
巫女服を着る女
「え?」
メイド服を着る女
「先週…本土の范帝国では大きな戦いが終わったばかりなのよ。間が悪いと言うか何と言うか…ぷるふふふ」
巫女服を着る女
「え!こんな間近でそんな事が?行きたかったな…。范帝国と言えば…確か強い皇子と側近達が居るとかって聞くけど…ぴははは」
(Android/Chrome, ID:ojh1Ml6V0)
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