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486.荒れ狂う波のように彼女は歌う
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10 :大業物(爆)
08/24(土) 15:04

リターン
「⋯すまない⋯この技は急には止まれないんでな」

アイヴィ
「んだよそれ妙な戦い方だな」

リターン
「⋯⋯お主にだけは言われたくないが」

サファリング
「なっ⋯なっ⋯なっ」

演者たち
「お、おい嘘だろ…あいつら強くねぇか?」

「北の華族の黒服ボディガードたちって下級兵士でも全員支部大尉クラスだぞ!?」

サファリング
「ふざけてますノ!こんなこと許されていいわけありませんノ!お前らたたじゃおきませんノ」

アイヴィ
「ただじゃおかねぇのはてめぇの方だ」

リターン
「ふむ」

サファリング
「なっなんですノ!⋯!?っ⋯⋯ち、近づくなぁ!⋯⋯げ、下民共が!」

アイヴィはギターをリターンは刀を肩に乗せてじりじりと詰め寄る

サファリング
「や、やめ⋯」

アイヴィ
「やめねぇよ⋯⋯あの世で」

リターン
「しっかり⋯」

アイヴィ、リターン
「「後悔するんだな⋯クソババア!!!」」


サファリング
「ひ、ひえええええええええええ!!!!」

サファリング
「…ブクブクブク」

リターン
「気を失ったか⋯」


アイヴィ
「けっ…止め刺す価値もねぇ」


アイヴィは振りかぶったギターを相手がその前に気絶したのを見てゆっくり振り下ろし

その場であぐらかいて煙草を咥えた

カチッ…ジュボ…

スタスタスタ…

リターン
「どうやらあやつが銃を撃つのが下手なお陰で致命傷は免れたみたいだな…おい、この者らまだ意識がある!」

演者たち
「!!!」

リターンは撃たれた踊り子の二人を軽く手当てして、舞台袖にいた演者たちを解放

病院へいくように指示


こうして"死の劇場"での1件は落着した

が世間的にはもちろん後に大問題となるがそれはまた後のお話



リターン
「改めて助かった、礼を言う⋯遭難して気を失っていて目が覚めたらこの状況でな」

アイヴィ
「助けた覚えはねぇよ⋯あたしも多分酔い潰れたところを勝手に連れてこられただけだ」


リターン
「重ねてすまないが⋯私の刀を探してくれないか?」

アイヴィ
「は?」

リターン
「肌見放さず持っていたはずなんだが腰に無くてな⋯こいつらにどこかへやられたみたいだ」

アイヴィ
「そういうのは相場売られてんじゃねぇのか、あたしも酒場で飲んでた時に持ってた金ねぇしよ」


リターン
「売られ⋯!?っ⋯なんだと!?」


アイヴィ
「うぉ!?!?⋯んだよ⋯びっくりするじゃねぇか急に大声出すな」

(Android/Chrome, ID:l71Ryhxn0)
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