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486.荒れ狂う波のように彼女は歌う
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6 :大業物(爆)
08/12(月) 00:48
時は麦わらのルフィ出航2年前
北の海のとある劇場
ここでは日夜誰かが歌い踊る
きらびやかな舞台(ステージ)
バァン!
踊り子A
「あがっ…」
踊り子B
「ひっ」
???
「なんですノそノちんけな踊りは」
???
「そんなもノは踊りとは言えないですノ」
カチャ
???
「そんな粗末なもノをこの神聖な我がキッドアイラーク家の劇場で見せた暁には」
踊り子B
「い、いや…お、お許しを…」
ドァン!
踊り子B
「かっ…」
キッドアイラークの貴婦人
「即刻死刑ですノ」
どうやらそんな舞台ではないらしい
北の華族(ノースファミリア)キッドアイラーク家に見合う見世物を見せられなかった奴隷は即射殺されてしまう
“死の劇場“である
キッドアイラークの貴婦人
「早く次ノ演し物を見せるですノ」
金髪であたまでっかち、風貌は齢60は超えている貴婦人が鬼の形相で銃を構える
外気に触れないようにカプセルは当然している
進行役
「は、はっ…!」
キッドアイラークの貴婦人
「その汚いゴミも片付けるように、神聖な劇場が穢れてしまうですノ」
明らかに人を人とも思っていない
絶望した表情で倒れ込んでいる今さっきまできらびやかな踊り子二人
舞台袖の演者A
「イカれてやがる…」
舞台袖の演者B
「あの二人北の海でも有数の踊り子なのよ……!……ここら一体の島の大会でも優勝を総なめしてた実力者なのに……!」
舞台袖の演者C
「あいつらにとってはそれも稚拙に見えたってことなんだろ…!」
舞台袖の演者D
「ふざけんじゃねぇ!これじゃワンチャンスどころか死に行くようなもんじゃねぇか!」
舞台袖の演者A
「元々俺たちは北の海の見世物代表として天竜人の商品として売られる予定だったんだ、予定が変わっても結局似たような受け入れ先…地獄なことには変わりねぇよ…」
舞台袖から嘆く声が充満する
気に入らればここの劇団員として奴隷からは解放される
しかし気に入られなければ…この通り
【双生の舞踊】ミラとザラ
芸力レベル★★★★
結果、不合格
彼女たち以上のクオリティの演し物を行える者はこの中にいない
(Android/Chrome, ID:Vj3J0N+H0)
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