朝起きる度"今日こそ猫ちゃんに一日何回馬鹿呼ばわりされるか数えてやろう"って意気込むんだけど決まって途中でどうでもよくなる。
故に実行に移した事はねーけど、要は思わず数えたくなるほどの頻度で馬鹿の二文字を投げ付けられるっつー話だ。 一息吸って吐き出される言葉に何回もその言葉が乗ってたりする。「おい、馬鹿。」なんて呼ばれ方する事も珍しくはねぇから、もしかして自分の名前は『馬鹿』なんじゃねぇかって軽く錯覚起こしそうになってるオレの頭ん中で再生される音声がこちら。
「ふん、高尾和成というのか。贅沢な名だな。今からお前の名前は馬鹿だ。いいか、馬鹿なのだよ。分かったら返事をしろ、馬鹿。」
くっっそ怖ぇ…!
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